アートフリマの思い出

 

フ〜〜〜!なんか、再就職の話ができて良かったです。っていうのは色々と毎日、
面白いことは起きているんですが、ちゃんと仕事が決まるまでは安心できないじゃ
ないですか。
今日の話もそんなときに起きた話、さらに言っちゃえばそういうときにこそ心に
残った話です。去年の9月、やたらとフリマをいしていたという話はしましたよね!?
実は僕、9月一杯で会社をやめるつもりだったんです。だから、8月の最初くらいに
会社に話したと思うんですよ。そしたら、新しい人がくるまで、いてほしいということで、
1ヶ月やめる時期が延びたのでした。
予想しなかったことなので、「アレ?どーしよう??」って感じでした。
っていうのは9月10月は少し涼しくなるし、フリマ日和でもあったのです。
どうせ、すぐ見つかるわけないし、週末は就職活動もお休みだと思っていたから、
それこそ毎週のようにやってました。

印象深かったのは10月にやった「中野アートムーチョ」という手づくりの作家ばかり
集めたフリマでした。中野という場所柄か思った程、お客さんは来ませんでした。
ただ、出店者たちがアート系なので、センスのいい人が多くてドナちゃんのアクセサリーを
喜んで買っていってくれました。そういう人達のフリマなので、面白いことをしている人も
多くって僕が興味を持ったのはちょうど、ななめ向かい側に出店している人で
「聿文字」っていうのかな。その人はコトバを書く人なんですが

1.まずその人の前に座る、そして自分の名前を伝える。
2.10秒くらい見つめあいその人から受けたインスピレーションをコトバにするもので
その間、会話はないんですよね。

まず、どういったことが書かれるのかわからないし、興味がありました。
イメージとして相田みつをなんですけどね。
なんか、柑の柔道着のような服を着ていて、その人の前に正座して、

「ではお願いします」

じっと見つめあって、占いのようなイメージなんですよね。
どんなことを書いてくれるのだろう?
僕はこのとき敢えて、最近ペンネームのように使っている「鈴木貴士」という名前を
使いました。

「ハイ!入りました」

 

なんだろう?何が入ったんだろう??おつげ?(笑)
イメージ???

この間、10秒くらいかな。そしてそばにおいてあった墨で(すずりですった墨のにおいが
懐かしい)さらさらと書き始めました。

多分、30秒くらいかな。この時間でどんな言葉を書いてくれるのだろう??
興味津々。

 

そして、僕のために書いてくれたのはこのコトバ!!
よりによってこんなコトバを僕に贈ってくれるとは!!!!
それが

コレです!
ね!?すごいでしょ!?なんだか知らないけど、当っている〜〜〜!と騒いでしまった。
その人になんで、わかるんですか!?何もしゃべっていないのに!!
超能力、ですか?テレパシーとか??
「ははは!よく言われるんですけどね、そういうんじゃないんですよ。」
これはキましたよ。この頃はもうすぐ仕事をやめるときで、どうなっていくんだろうって
ときだったんで、背中を押されたような気持ちになりました。
その人が常にいくつかのコトバのストックを持っていたのかもしれない。
あるいは本当にインスピレーションで書いているのかもしれない。
どっちにしてもそういうオーラというか波長を僕が出していたのかもしれません。

今の会社に入って、時々、このコトバを思い出しているんですよ。
誰にも当てはまるのかもしれないけど、いまの僕にはぴったりのコトバでした。
ちなみにドナちゃんもやっててこちらも素敵な
コトバを贈ってくれました。
安田由美という女性なんですが、多分、アート系のフリマに出店されていると思います。

興味のある人は「アートムーチョ」というフリマをチェックしてみてくださいね。