99年1〜3月


1/30(土)  『最近、何を聞いていますか?』

僕は楽しみでよく音楽を聞いています。部屋にいるときは勿論のことどこかに出か
けるときや通勤途中はカバンにいれたウォークマンで聞いています。
で、どのような曲を聞いているかというと最近ハヤっている自分の感覚に合う音楽 
を聞いています。 大体、レンタルCD屋さんに行って、気に入ったCDシングルを借りてくるんですよ。 その中で特に気に入ったものは、CDアルバムが出た時に買います。 最近、いいなと思ったのはtohkoかな。tohkoは実にいいですよ。世間の人はまた小室かと
思っているかもしれませんがtohkoは残ると思います。まず、しっとりとした
透明感のある声質がいい。
あの子ピアノ弾けるからね。そのうち自分で詞も曲も作 っていくんじゃないかな。 あと、Misiaもいい。日本のブラックミュージックもついにここまできたか、と思って
しまいました。

日本のブラックミュージックを今日までメジャーにした最初のアーチストは1986年に
デビューした久保田利伸からだと思います。僕は好んで ダンスミュージック、ブラック
ミュージックを聞いていたので、久保田を 初めて聞いたときはビックリしました。
感覚がまさに黒人ノリ。体から自然に出てくるのがブラックのリズムなんですよ。 その黒人フレヴァーは89年にデビューしたドリカムにも感じましたが、
彼らはブラック一辺倒ではなく独特のスタイルを確立しているのでここでは
ふれないでおき ますね。 で、Misiaです。Misiaに至ってはもう人種を越えた感さえあります。 まず、歌がメチャ上手い。20才であそこまでうまい人がいるんだ!と感心してしま いました。
そういえば、「ASAYAN」というテレビ番組で小室さんが20世紀に残る歌 姫を! とオーディションを展開中だが、なんとなく企画倒れになりそう。 Misiaみたいな人はああいった番組には応募しないんだろうな。 あの番組は結構面白いんで、毎週見ている。いつか「ON THE ROCK TIME」でも書こうかな。
話がそれてしまいました。Misiaをファースト、セカンドと聞いていくと、よくまとまってきて
います。
ま、ファーストはイギリス系のクラブミュージックからボサノバまで、色々なサウンドにチャレンジ
していて、それはそれで良かったけど、セカンドは もっとブラック色が強くなっている
(「GRORY DAY」はホイットニーヒューストンみたい) 今後のMisiaの活動を楽しみにしてたら、なんと宇多田ヒカルというすごいアーチストがデビューしました。
年がまだ16才!しかも作詞作曲も 自分で手掛けているという。曲のアレンジもいいが、歌詞が実にいい!
16才の女の子が書いたとは思えない、実に大人っぽい素直な歌詞なのです。 最近、色々な曲を聞いていて思うのですが、ノリのいい曲はいっぱいあるけど ココロまで届く歌が少ない。
最近ではドリカムの「朝がまた来る」とミスチルの 「終わりなき旅」あと山崎まさよしの
「僕はここにいる」くらいかな。 この前FMラジオから宇多田ヒカルの新曲が流れていました。 メロディアスなダンスナンバーだった。これも楽しみだなぁ。 そんなことを考えながら、昼間、仕事中にバーガーショップに入っていたら隣に座っていた高校生
くらいの男の子がこんなことを話していた。     “宇多田ヒカルってかわいいね!”      ……!?ナールホド! そういう見方もあるんだね。でもそれってアリ!だと思うよ。 大人たちがガタガタ騒ごうとね! そういった見方でいうと、Misiaはどうなのだろう? tohkoは??? それではまた…。

1/31(日)『テレビ版サラリーマン金太郎』

前に「ON THE ROCK TIME」で『サラリーマン金太郎』の話を書いてから数人から
「ドラマの金太郎はどう?」とよく聞かれます。
初回を観ての僕の感想は「言うに足りない」だったのです。 でも、あまり何人もから言われるんで僕なりにダメな理由を考えてみました。 まず、主役の高橋克典がダメです。なぜダメか?自分なりの金ちゃん像をつかんで
いないからだと思います。僕なんか原作のイメージが強すぎますからね。 特にそう思います。彼はやはり一見カルいんだが、実はスジが通っているって
ちょっとひいた役が合っているんだろうね。 「GTO」の反町みたいにハジけなきゃね。 斎藤陽子演じる美鈴さんも違うんだよなぁ。原作では政財界を牛耳った大物政治家の最後の
愛人って設定なんだけど、あれじゃただの勝ち気なオンナだよ。 あれじゃ、金ちゃんは振り向かないよ! じゃ、全てキャスティングが悪いかっていうとそうでもない。 津川雅彦演じる大和会長は実にカッコ良い。 原作とは全然違うけどね。あ〜んなカーボーイハットやサングラスなんて掛けてい
ないけど、ハマってるんだよな。
意外に良かったのは前田役の恵俊彰。アイツのが全然金ちゃんよりハマってて
カッコいいじゃん!
僕、恵の芝居を見るの初めてだったけど、あんなにできるとは思ってなかったな。 「王様のブランチ」で見る眼が変わった!(笑) それともう亡くなってしまった芦田伸介さん演じる三田善吉。 これも原作とは違うんだけど、芦田版の三田善吉になっている。 先週の津川雅彦と芦田伸介のシーンは凄かった。 良い役者っていうのは違うね。テレビでも独特の空気が伝わってくる。 いいものを見せてくれたなぁと思いました。 それでは一体誰が矢島金太郎と美鈴さんを演じればいいのか? 僕なりにキャスティングを色々と考えてみた。 まず、見た目ケンカに強そうでなきゃダメだ。そしてどんなことにも 負けない強靱な精神力。 そう考えると今だったら江口洋介なんかいいと思うんですけど。 フジテレビでやってる「救命病棟24時」はすごい迫力ですからね。 美鈴さんは…?30代半ばだからね。あんまり思い付く人はいないんだけど。 藤原紀香なんかいいかもしれない。

でも、そういったこと無視して、一番ハマるのはショーケンと夏目雅子さんだと 思います!

 

3/9(火)『最近何を聞いてますか?&“ROCK”な話。』

最近は、相変わらず女性アーチストのCDばかりを聞いています。
まず、宇多田ヒカル /Movin' on without you 、 SPEED/Precious Time 、
ドリカム/朝がまた来るこれは全てレンタルしました。
買ったのは「TRue Kiss DESTINATION」というユニットの輸入盤
。知らない人は全然知らないけど、これは実は小室哲哉が秘か(?) に進めている
ユニット名なのです。
まず、宇多田ヒカル。彼女の今度のシングルは前作とは変わってかなりのダンスビートです。
やっぱり今が一番旬なんだろうな。楽曲に勢いがあります。スポーツ新聞の見出しにはもう、
すでに「10代の教祖」とまでうたわれている。そういうと思い出されるのが尾崎豊ですが、
尾崎ほどの才能があるかはにわかに信じるわけにはいかない。
でも、詞も曲もかなり完成度は高いと思います。
SPEEDも新曲は出たが今回もハッキリ言ってイマイチでした。っていうかボクの中では
ここ1年イマイチだ。
SPEEDもそろそろ次の展開を考えないとヤバいと思います。 基本的にはプロデューサー
伊秩さんの作る作品は僕は好きだが、どうもここのところ 秀作っていうのがない。
「BODY&SOUL」なんて本当に素晴らしい作品だと思いますけどね。
今ではどこかあの作品の焼き直し要素が見えなくもないんですよ。
それに較べ、ドリカムの存在感はすごい!今回の「朝がまた来る」は久々のドリカム 復活!
を感じさせる傑作に仕上がっています。前作のアルバム「Sing or Die」をどうしても良いと
思えなかったボクには実に久しぶりのドリカムといった感じでした。
まず、詞がいい!情景がスッと浮かぶし。そして「別れた恋人を忘れられないでいる」という
実にあいまいな情感を暗くならずにギリギリ前向きに歌い上げる吉田美和のボーカルには圧倒
されますね。あとに続くであろう、Mishaや宇多田ヒカルには強烈な一 曲になると思います。
あと、「TRue Kiss DESTINATION」は小室哲哉が昨年から進めているプロジェクト で元「dos」の
ダンサーだったアサミをメインボーカルに持ってきてのR&Bを基盤としたダンスミュージック
ユニットです。ジャケットを見る限り、「MADE IN U.S.A.」とあるし、国内盤をまだ、見たことが
ないので、一応、アメリカで発売しているモノだと思います。
そんなことより僕は小室さんがただの商売人=プロデユーサーにはならずに、あくまで
クリエーターとして、どこまでもミュージシャンとして動いている小室さんに注目せざる
おえません。
ある雑誌で小室さんが「僕個人はこれからはR&Bだと言えなくもない」と言っているくらい
ですからね。
ブラックミュージック好きのボクとしてはちょっと聞いてみたい でしょ!
ま、聞いてみての率直な感想としては、とりたてて新しいことをしているわけでもなく
小さくまとまったかな、といったところですか。
でも、小室さんはつねに結果を出しているプロデューサーとして、そしてアーチストの心を
忘れないクリエーターとして素晴らしいと思います。
僕がこんなふうに思うようになったのは今の僕の仕事が「クオリティの高い広告をつくる」
制作の部分と「お客さんの要望にあわせた物をつくる」営業の中間的立場の仕事だからだと
思います。
自分の好きな事を仕事にするのってそれなりに大変なことってあります。 今、何も資料が
ないんでうる覚えなんですけど、漫画家の永井豪は好きな漫画を描け るようになるまで
10年以上かかっているって言っていたし、佐野元春も以前、自分の ラジオ番組をやっていた
とき好きなスタイルになるまで半年以上かかったと言っていました。
実際にプロとして好き勝手にやっていそうな職業の人達でも、意外に自由にやっていないです。
そこには制約が必ずあります。
なぜか? それが商品となるかどうかというジャッジが入るからです。でも僕はそれがけっして
悪いことだとは思いません。音楽にしても漫画にしてもそれは聴く人、読む人がいて初めてそ
れが「マンガ」として「ロック」として成立するものだと思います。|
もし、レオナルド・ダビンチが一生、森の中で一目にもふれず、絵を描いていたら
どうなったでしょうか?「モナリザの微笑」は世界的な名画にはならなかったと思いますからね。  だから、小室さんが鈴木あみというごくごくフツーの女の子を使ってでも、
ベスト10ヒットを出すというプロデューサーとしての実績を残し、「TRue Kiss DESTINATION」で
自分のアーチスチックな部分での挑戦を試みるというのは、僕にとって大きな刺激に
なってきています。
ところでもうすぐ、宇多田ヒカルのアルバムが発売されますね。 なんかこれはとんでもないことが起こりそうで仕方ないのですが…。 他のアルバムの楽曲もクオリティ高そうです。

取り合えず、発売日(3/10)にはCDショップに急げ!といった感じですか。。。

3/10(水)『宇多田ヒカル、GET!』

きょう、仕事の帰りに宇多田ヒカルのデビューアルバムをGETしてしてきました。
いや〜、これだけCDの発売日が待ち遠しいアーチストも珍しいんじゃないかな。
僕が CDショップに行ったのが7時半頃だったけど、いる!いる宇多田ヒカルを買う
人が。僕が見る限りでは男の人が多かったかな。でも、彼女、様々な世代に受け入れ
られる要素は持っていると思いますからね。
で、家に帰って早速 CDを聴いてみました。
まずはお約束の「Automatic」で始まります。やっぱ、いい曲ですね。
そのあとセカンドシングルの「Movin'on without you」に続きます。
他の曲も通して聴いてみたんだけど、とにかく作品のクオリテイが高い。
アレンジも凄く良くって、誰かと思ったら西平彰さん。
僕の知る限りではよく氷室京 介のアルバムでキーボードを弾いていた人じゃないかな。
これまでの活動ではそれほど際立っていなかったと思うんですよ。この宇多田ヒカル
での仕事でこの人もブレイクするでしょ!
曲も素晴らしいけど、やはり驚くのは作詞です。
本当に16才!?と言わざるおえない。これが20才でもビックリです。
すごく大人っぽいんですよ、それが無理なく書かれているのはにわかには信じ難いです。
中でも4月から始まるドラマ「魔女の条件」の主題歌になっている「First Love」なんて秀逸!
この曲はヒットしますよ。
こわいもの知らずで僕に大胆に発言させてもらえば、宇多田ヒカルのアルバム 「First Love」
は売れますよ。昨日の「オンザロックタイム」に書いたことにもつ ながるんだけど、
いい物は売れますというスタンスに乗っ取って、軽く300万枚はいくと思います。
ヘタすると、400万枚いくんじゃないかな。
それくらい話題性、クオリティはあると思います。
ハマってますね、ボクは。
宇多田ヒカルは時代を作りますよ!

3/15(月)『どーしちゃったんだっ!?青島!』

最近、気になる不可解なCMがあります。織田裕二が出演している 携帯電話IDOのCMです。
コイツついこの前までにNTT DOCOMOのCMに出ていなかったっけ?
だから、一瞬 DOCOMOのCMかと思っちゃった。
すると、何かい?
つながっていて、すぐ切れるのはDOCOMOのケータイで、これから
 IDOにかえるためにショップに入っていくっていう意味なのかい?
なんか、それじゃあんまりじゃないかい!?
今まであれだけ「織田主任」として社員みんなでカワブタならぬ フグを食べにいっていたのに!
どなたか詳しいいきさつを知っていたら教えてください。
ところで、話が出たついでに話すが、皆さんは本当に DOCOMOの携帯が いいと思って、
使っているのだろうか?
確かに友人、知人で DOCOMOの携帯を使っている人は多いです。
でも、地下ではつながらないし、音質はよくないし。。。
そういう僕はPHS派なんですよ。 あれだけ、なくなるー!とボロクソに言われながら、
ずっと使っているんですけどね。
僕は全然不自由しないんですよ。
地下でもつながるし、なによりも音質がいい!(おまけに、料金が安い)
生活圏内が東京なんで、なおさらそう思うかもしれませんね。
最近、電車の中で携帯を使っている人が増えてきましたね。合わせてマナーを訴える
広告もよく目にするようになりました。
では、なぜ電車内の携帯が不快か?
以前、ラジオで言っていたんですが、同じ車内で話していてもコギャル同士がうるさ
くってもさほど、気にはならないと思うのですが、同じその子が携帯で話していたら
妙に気になるし、不快になっていくと思うんですよ。
それは話している『相手』が見えないから、よけいフラストレーションがたまるとい
うことらしいです。
こんな経験ってないですか?自分と同じくらい、もしくは下の世代が電車で携帯を
つかっていると、「礼儀知らず」とか「一体、誰としゃべっているんだろう」とやたら
会話が気になったりとか。
逆に60才過ぎのおばあさんが携帯を使ったり、そういったものとは丸っきり無縁そう
のおじいさんが携帯を使ったりしているのを見ると、もう、ここまできたかと思ったり。
そういったときは感心はしても、「不快感」はないように思うんですよ。
そんなふうに思うのは僕だけなのかなぁ。。。
ま、色々と弊害はありますが、一度持ってしまうと、あの便利さは捨てがたいものが
ありますよね。。。

3/28(日)『さよなら、沖田浩之さん』

 3月28日、日曜日。いつものように朝10時くらいに起きて、
ねぼけマナコの僕に、衝撃が走った! 「沖田浩之さん首つり自殺!」というスポーツ新聞のトップ一面。
沖田浩之さんと言えば、80年の始めの頃、原宿のタケノコ族からデビューした、
いわゆる「ストリート」から出てきた最初の人でした。
この頃は僕も自分の漫画の取材と称してよく原宿には出かけていました。
柳葉敏郎さんの一世風靡や秘密結社Gの岡安由実子さんたちが路上パフォーマンス
をしていたのは、このあとくらいだと思います。
 沖田さんとは前の仕事(劇団制作進行)をしている92年頃、2〜3回いっしょに仕事
をしたことがあるし、飲んだこともありました。 親分肌で、よく、若手の役者を相手に自分の役者としての経験談を聞かせていました。
僕の印象では(役者の)仕事に対してすごく真剣に取り組む人だな、と思いました。
ついこの前も「サラリーマン金太郎」に出演していました。ちょっとやりすぎと
思うシーンもありましたが、存在感のあるいい役者さんだなぁって思って観てました。
その沖田さんが自分で人生の幕を閉じてしまうとは…。
個人的な付き合いはないので、どのような暮らしを送っていたかは
まったくわかりません。
ただ、36歳。僕と同じくらい歳を重ねてきています。
人間、30年以上続けてやっていると、頭の中で「死にたい」と思うことってあると思います。
生きてて楽しいことばかりじゃないし、
むしろつまんない事の方が多いんじゃないかと思う。
でも今37歳の僕は「生き抜かなくっちゃ!」と思います。
沖田さん、他に選択はなかったのかなぁ?
今は静かにご冥福をお祈りします。

…しかし、いっつも思うことなんだけど、人生ながく生きていくと
色々ありますよ(笑) 良いことも悪いことも。
きょうはブルーな日曜でした。
明日はまた別の日。いいことがあるといいなぁ!

3/31(水)『Cubic U』売り切れ店続出!

…しかし、トンでもないことになったものです。
今日、3月31日は宇多田ヒカルが1年前「Cubic U」 名義で発売したアルバムが
再発される日でした。全編英語という、こりゃまた興味をそそるアルバムの発売と
なったわけです。 ところが…!?
発売日当日にすでに売り切れている。。。
仕事の帰りに結局5ケ所のCDショップに寄ったのですが、全て売り切れていました。
タワーレコードなどは「次の入荷は未定」となっていた。 しかたなく試聴コーナーで試し聞き。 「オオ!…、こりゃイイ!」でもそんなところでしか聞けない自分が なんか情けなく
なってきて3曲飛ばし聴きをしてやめました。。。
いいアルバムですよ、ホントに。
 この前の日曜日だったかテレビでこのアルバムを発売した頃のプロモーション
ビデオが流れていました。確かカーペンターズのカバー曲だったと思います。
それを聴いたときなぜか涙が出てきました。
あとでなぜ涙が出てきたか考えてみました。
わずか14才というひとつの才能に巡り合えたことの感激なのか?
それとも宇多田ヒカルの声質の持つ独特のせつなさに感動してのことなのか?
でもこれだけ感動させるアーチストに出会ったのはずいぶん久しぶりのことでしたね。
 雑誌のインタビュー等で宇多田ヒカルを知るくらいで、実際はどういったモノ
なのか興味がありました。そう思っていたら、この「ON THE ROCK TIME」を よく見て
くれている友人Kさんからメールが届いた。
「3/19に、宇多田ヒカルがFMヨコハマに生出演します。」とのこと。
(Kさん、ありがとう!)
ウタダヒカル…。どんな女の子なんだろう?
僕のイメージでは、ちょっとさめた…、物事を客観的に見るようなクールなコと いうのがあった。
でも聞いてみてビックリ!
すごくいい子!(笑)っていうか、やっぱり小さい頃からまわりに大人がいたせいなのか
言葉遣いとかしっかりとしている。そして品があって明るいです。
でもそのラジオ出演で興味深いシーンもありました。
ラジオのパーソナリティーが「巷では16才で歌がうまくって、詞も曲も書けて、 天才って
言われてますよね」みたいなことを言ったら、 「天才ってゆーなぁ!(笑)」だって。
本人曰く、『こっちが (歌とか作って聴く人に)近付こうとしているのにむこうから離れていって
しまう』そうです。
言ってることはわかるけど、やっぱ、独特の感性、感受性ですよね。
どっちにしても素晴らしい才能だよね。
来たる21世紀、つまり2001年にはまだ18歳です!
…これからが楽しみですね。

そんなのことより、なにより…僕は「Cubic U」が聴きたい!(笑)

4/3(土)『Cubic U』を探して…

今日は買い物で池袋に行きました。まずは、CDショップ。
目指すはCubic  U!発売日には逃してしまいましたからね。
なんとしてでも手に入れようと思ったのですが…。
 まず、タワーレコード。
入荷した気配はありました。「売れ切れ」というはり紙もありません。
試聴コーナーには見本としてジャケットが飾ってありました。
しかし…、実際のCDはどこだ!?
なんか、たった今にでも売り切れた様子。

他のCDショップでも同じ、もしくは入荷していなかった。
仕方なく買い物を済ませ、ウチに帰る。帰りがけに地元のCDショップへ。
すると……!!!
「オオオ!あるじゃないか★☆!」小さいCDショップなので見本も含めて
4枚程店頭に並べてあった。
「ほぉ〜こういうジャケットなんだぁー」安心した僕は別のコーナーのCDを
見に行っていた。すると中学生くらいの女の子4人が入ってきた。
「あ!キュービック ユーだぁ!」「ホントだー!売ってるー」などなど…。
「オイオイ!あいつら全員が買っちまったら俺の分はどーなるんだぁ”!”!”」
と思いながら、まさかコドモたちを押しのけて買うワケにもいかず 「ハラハラ、ドキドキ…、ハラハラ、ドキドキ…」。 結局、その子たちは買わないでお店を出ていった。 中学生のあとに、すぐ飛びつくのはオトナとして恥ずかしいので、 心の中で20を数えることにした。(オトナのすること??) 「1、2…」 すると、大学生くらいのカップルがCubic Uのあるコーナーに近付いてくる…。 「ヤバイ!買われる!!」 10数える間もなく僕はそれを手に取ってレジへと向かっていった。。。 。。。。。。。。。。以上、Cubic Uカクトク物語でした。(いつから?)。。。
それでもウチに帰ってずっとCDを聞いていたら、いきなり電話。 友人Iくんからだった。今、タワーレコードにいるんだけど、Cubic Uを 見つけたんで買っておこうか?という内容の電話でした。 一瞬、なんで俺が探していることを知っているんだろうとビックリしましたが 彼もよく僕のホームページを見てくれているんです。 (Iくん、ありがとう!) それで、肝心の感想なのですが、さすがにニューヨークとハリウッドでレコーディングされ
ただけあって全編英語でコーラスも演奏も全て本場モノ。 心地良いブラックミュージックで聞きやすいのだが、正直言って「宇多田ヒカル」 ほどの衝撃はなかった。あまりにナリキっているんですよ。普通にラジオから流れていたら
誰も日本人とは思わないんじゃないかな。逆に言うと1枚のアルバムとして聞いた場合、
どれだけの人の心を引き付けるかということですよね。 やっぱ、ジャネットやセリーヌディオンの方がいいと思ってしまいます。 全部英語でしょ!?やっぱり「宇多田ヒカル」のような情感は感じることが出来ないん
ですよ。 そんな中でもカーペンターズのカバーの「Close To You」は秀逸でした。 あの曲には言い表せないせつなさがあります。 このとき14歳なんですよね。 国外で14歳の日本人がソロアルバムのレコーディングするってこと自体スゴイこと
ですけどね。

 

P.S.

このときこのように書きましたが、あれから何度と聞いていくうちになんで普通の
ブラックミュージックッぽいかわかりました。それはコーラスが黒人ミュージシャン
のせいもあると思います。つまり、宇多田ヒカルメインだったら…!?

宇多田ヒカル、恐るべし!

 

 


 




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