日記

nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。2003.4月

 

2003.4月

反戦に関するサイト

http://peaceact.jca.apc.org/

http://www.worldpeacenow.jp/

 

同潤会 2003/4/28

前のnikkiに書いたように青山アパートでイベントがあったのですが、Kanaは10分差で見逃してしまいました。・・・あと30分早く行っておけばと後悔の念に駆られていますが、それは、そういう運命だったのでしょう。暑い日の夜でした。夏を思わせる、噎せ返る空気と表参道の活気、にもかかわらず、青山のアパートだけ、真っ暗で、引越しの用意をしているおばあさんや、閉店の紙を貼ったなじみの店たち・・・ ホラー映画のお化け屋敷のように、なんだか、表参道の象徴が、急に異質の、異物として表参道からつまはじきにされているようで、切なくなりました。首相が六本木ヒルズを絶賛していたその対を行くように、

ムスメが言いました。「私だったら、こんな壊れそうな怖いアパートはいやだ。ちゃんと立て替えて新しいアパートに住んだほうがお年寄りも安全だわ。」

きっと、それは正論なのでしょう。
でも、Kanaは、高校生の頃のお正月の明治神宮にお参りに来て、初めてそのアパートを目の当たりにしたときのその衝撃を、夜明けの同潤会を、朝日に映えるその土のような壁とショウウインドウの出窓を、前に草木を植えた庭とこじんまりとした格子の入口を、今でもこれからも、忘れる事はないでしょう。

文明に流される事なく、歴史に、文化に裏打ちされた、美しさがそこにはあります。

ムスメの言葉に対応できる言葉をKanaは持ち合わせていません。ワタクシの思う「美しい」はそれが万人に理解できるものではないのかもしれません。でも、それは、きっと、今の日本や東京が失ってしまった、古きよき日本人の心だと信じています。西欧にはない、わびやさびや佇まいといったもの、理屈や理論ではない、年を経てゆく美しさそのものだと思うのです。

今の日本は新しいものを善しとし古いものは捨て去ってゆく社会です。それは流行もそう、お年寄りの扱いもそう。使い捨てることが当然の社会のなかで

壊されてゆくアパートは、失われてゆく日本人のココロの風景そのものだとKanaは思うのです。

2002/2/20にも青山同潤会についての事書いていますので気が向いたら読んでくださいな。

 

同潤会 2003/4/23

六本木ヒルズがオープンする頃、同じ会社によって青山のアパートも壊されてしまいます。Kanaの東京の本当に最初の思い出が、なくなってしまいます。今日ある方からメールを頂いて、青山の事を愛しているヒトがたくさんいる事を改めて嬉しく思いました。

回覧板でも書いたように今度の金曜日と土曜日に同潤会青山アパートでイベントがあります。イベントの趣旨は以下のとうりだそうです。(以下はメールの言葉を抜粋しています)

展示のだいたいの趣旨:  ギャラリー「夢どうり」も最終日、アパートももうじき建て替えをむかえますので、  展示を見にいらっしゃるのも良いのですが、  どちらかというと青山アパートを名残惜しみにいらしてください。  展示者は、写真家でも学者でもない、建物を記憶しようとするためだけのユニットです。  つい立ってまじまじと眺めたり写真を撮ってしまう方ならどなたも展示者になりえるような。  どなたもいらしてください。  窓辺に座って上から表参道を眺めたり、  夜、表参道のあのあたりを通りかかって窓に投影されるビデオを見上げたりしてください。  こういうことで誰もの記憶に残るならば。ただし今回は意外と混むかも。

興味がある人もない人も、一度見てやってください。きっと、今の時期は新緑が雨を受けて萌えているはずです。その緑とあの壁の色のコントラストを、なくなる前に一度見ておく価値はあると思うのです。

公式サイト
http://www.wtnv.jp/kioku/

 

さばらん 2003/4/20

渋谷のハチ公口を降りて左を見る、109まで歩いて道玄坂と別れるBunkamura通りの入口辺りの右側、不二家が入っているビルの3階にひっそりと、その洋食屋さんは存在する。同じ階にサボテンのどうのという居酒屋があり、その脇にひっそりとある。

Kanaがその店を知ったのは10年前の高校生の頃・・・毎週のように故黛敏朗の手がけていた「題名のない音楽会」を見に行って帰る頃(それは毎週金曜日の夜公開録画されていたのだけれども)クラシックを聞いた帰りにファストフードはどうかと思い、かたや、高校生に渋谷でまともに食べるだけのお金もなく、そんなKanaにどういった神の奇跡がおきたのか出会ってしまったのが洋食屋「サバラン」であった。

ステキな料金設定。平均して1000円くらい。ハンバーグからスパゲッティーまで、日本人の心をくすぐる「洋食」の数々・・・。そして、なにより、店を切り盛りする店長のすばらしい笑みとサービス(サービスを一人でやっている、店長がコックではないところが「洋食屋」の雰囲気を作り出しているのかもしれない)。Kanaは今日2年ぶりくらいにお店に行ってみたのだ。

小さな店の席数は4席のテーブルがわずかに6つ。
3階から眺める窓の外には静かに夕張が降りこれからが本番の渋谷の夜に向かい109前を人々が通り過ぎるのがよく見える。 足元の路地には、10年前と変わらず、占い師たちが店を出す準備をしている。渋谷の駅前一等地で、こんなに小さくて静かな場所が他にあるのだろうかと思いながら、Kanaは連れと食事をする。

最初にスープを大き目のスープ皿で出してくれることに高校生のKanaはびっくりした。それだけで1000円のセットが一流のコース料理に変わる魔法なのだ。その魔法にKanaは今でもひっかかる。オムライスのソースはデミグラスソースとケチャップと卵の黄身。カツレツにはチーズが巻かれ、サーモンはハーブでムニエルにされている。味は濃い目ですこしレトロだ。それはそうだろう、40年以上昔から渋谷でやっている店なのだから。

紅茶をたのむ。少し大きめのカップで出てくる。一杯でいい。お腹一杯の胃袋にはちょうどよい。

渋谷に行ったら見つけてほしい。ランチは600円。水曜日定休。Kanaが東京に出てきて最初に行きつけにした、洋食屋さん。そこは出会って10年たった今でもあの頃と変わらぬ笑顔と静けさでKanaを迎えてくれる。見つけたら決して手放したくなくなる、レトロで品のある、小さな秘密の隠れ家。

 

フラッシュ 2003/4/20

なんだか、前回の詩集のアドレスとかにblankのターゲット指定をしていなかったのでゴメンナサイのKanaです。

Flashでサイトを作ろうとするとき参考にしたりするページとかはもちろんあるのだけれども、時々度肝を抜かれてどうやったってKanaのソフトと技術じゃこんなの作れないやってサイトにぶつかる。最近の動画サイトは3Dなんかも使われているので、Kanaは見るたびにへこむのです。そんな訳でKanaが最近一番Kanaテイストに近くて作成不可能でへこんだサイトがこれです。

http://www.ayaharada.tv/

 

詩集 2003/4/16

最近気が向くと詩を読んでいる。Kanaが好きなのは室生犀星だけれども、少しだけ堀口大学も好きだ(かれはKanaには甘口すぎるのだ)。最近は本を買わなくても詩が読めるのだよワトスン君。ふとよんでみるといい。なんだかいつもと違う自分の行動に楽しめるから

北園克衛の詩のページ

 

ame 2003/4/15

今年の春はすこし寒いのでしょうか?まだ少し桜が残っている。雨が降ると空気が冷たく湿って息をすることがなんだか気持ちいい。Kanaは傘を差さずに歩くのが好きだ。なんだかそのまま雨の日の中に溶け込んでいくようで、幸せな気分になる(いつも傘を持ってないんだからって、みんなにはおこられるけれど)。曇って灰色の空間に木々の緑が沈んで鈍く光っているさまも好きだ。 地球に生まれてよかったと思うのだ。

Kanaは雨が好きです。

川に降り注ぐ雨の音や、かわら屋根から滑り落ちる雨粒や、高校の頃は帰り道・・・自転車でしたけれど、神社に寄って境内で雨宿りをするのが好きでした。武蔵野の夕焼けと雑木林と境内のコントラストがKanaは、ただひとりでそこにいるという事が少し切なさとともに気持ちよかったのです。

春です。オープンエアのカフェに行って見ましょ。
雨の日なんて人も少なくて雨粒がゆっくりと降り注ぐ様を何も考えずに眺めながらお茶を飲んだら、ステキですよ 。
雨の日の熱帯植物園なんてガラスの内と外のギャップした世界観と飽和した湿気と空気とガラスを打つ雨音にfusigiな気分になる事請け合いです。

雨の日にお散歩してみませんか?

 

昔の話 2003/4/13

すごく昔の事をなんとなく思い出したのは、通勤途中の電車の中。うつらうつらの夢の中。Kanaは中学校登校拒否な少年で、田舎の体質が嫌いだったのと集団なんて大っ嫌いだったのと、学校よりも家に帰って誰もいない暗い部屋でひとりで、ヒッチコック劇場や俺がハマーだを見たかったのだ。そんなわけで、昔からヘンなKanaだったけれども、そんなKanaに友達達は優しかった。

三好さんという女の子がいた。彼女はとても、穏やかで屈託がなかった。ほのぼのとしていた。Kanaは今になって彼女を好きだったことを思い出した。女の子として見たことは多分一度もないのだけれども、きっと、現在のKanaの目指すべき形を教えてくれたのは彼女だった。

辻本君という男の子がいた。Kanaがいつもこっそり帰ろうとすると何時の間にか先回りして、何も言わずにホッカイロを差し出すのだった。Kanaにそれを渡すと彼は走って教室に戻っていった。当時のKanaにはあまりよく理解できない行動だった。

きっと、何故だか知らないけれども、Kanaはヘンはヘンなりに愛されていたのだと思う。大切な友達はたくさんいたのに

それでも、Kanaは誰からも相手にされていないと必死で信じていた。世の中には自分ひとりで誰からも愛されないと信じていた。

 

昔の話2 2003/4/13

中学校の頃、Kanaには彼女というものがいたのだ。今でも信じがたい事だが、とても気立てがよくて、かわいかったのだけは確かな事で・・・。

Kanaは・・・お子様だったのだ。あんまりレンアイなんかに興味はなかったし、いつも一緒に居るのは疲れるし・・・なんてことを考えていた。ひどいヤツだ。彼女は今きっと、結婚しているのだろう、子供もいるのだろう。遠い世界、田舎はホントに遠い世界になってしまった。

・・・・その頃、何も考えずに、生きていたのだということを、出勤途中の有楽町線の40分の転寝の中で思い出してしまった。すごく、すごく悲しくなった。懐かしくて、申し訳なくなった。

 

昔の話3 2003/4/13

さっき10何年ぶりに卒業アルバムなんかを開いてみた。笑ってしまった。みんな、なんてかわいくなくてお子様で、田舎っぷりまるだしなのだろう。切なくて少しセツナクテ、少し可笑しくて。

Kanaが中学の最後で東京に出て、(そうでなければKanaは田舎できっと、悪い道に走るほかなかったのだろう。)そこで、人生は変わったのだと思う。あいかわらず友達も少なく、誰からも愛されていないと思うココロは変わっていないけれども。

社会人になって一度だけ「Kanaさんはレンアイを甘く見ている」とお叱りを受けた事がある。
先日ムスメにも似たような事を言われたけれども、最近のKanaはやさしさと愛情は同じものだけどちゃんと区別していると思う。あの頃、誰にでも同じように優しくありたいと思う心を教わってから随分たつけれども、Kanaは今頃になってやっと、その形のあり方を自分なりに解ってきたのではないかとそんなふうに思っている。

Kanaは人のやさしさが、今でも怖い。誰かと一緒に居るよりは、一人の寂しさのほうが安心で、ほっとする。
ムスメは、唯いるだけで、Kanaにやさしさを押し付けたりしない。
ありがとう、と心の中で時々つぶやいている。

 

teisei 2003/4/13

先日のnikkiに訂正が2点あります。一つはバグースのダーツのお値段ゲームチャージは一人わずか200円でした。その代わり確実にワンドリンクオーダーなので最低400円かかるわけで、2人で基本料金が1200円になります。それ以外の一ゲーム一人200円で・・・と言うのが先日の正しいお値段になります。
もう一つの訂正はムスメの電波ジャックの(?)日取りですが25日かもしれません。Kanaページのパスワードを見つけ出し、Dreamweaverで改竄されるのかと思うと、そんなに難しい事ではないのでしょう。そんな高度な手を使わずにKanaを脅迫して好きな文章を書かせるとかそんなのだったらどうしよう。大丈夫ですムスメはDTPエキスパート(?)・・・ってWebと関係ないやん。

 

oyasumi 2003/4/11

随分長いお休みをしていました。たくさん、たくさん、思うことがあったのです。毎日、ニュースをみて、たくさん、たくさん泣いたのです。少なくとも、戦争が終わる事がよいことだとは思います。これで、もう、人が死ぬ事はなくなるのですから、
でも、今までの戦争で殺された人も、兵士も、そんな、アメリカやイギリスやスペインや日本のそんな、大国のエゴによって利権によって、殺される為に生まれてきたのではないのです。
ブルックス准将が言いました「今の米英軍には、暴動を抑えるだけの余力はないから(ほっときます。)」。政府がなくなって、人がまとまらないのは当然です、これから、しばらく、国内が無法地帯になるのに、米英軍はそれに関与しないという態度に

ヤリニゲデスカ?

と憤慨せずにはいられません。
日本において北朝鮮が怖いから、という理由で、イラクの国民や、若者や兵士が、死んでいくという道理は、ありません。少なくとも日本政府が声高に反対すれば、西部劇かぶれの田舎者の大統領に、何らかの楔を打つ事はできたと思うのです。

戦争が終結に向かおうとしている今、戦後復興を語ると同時に(戦争を起こしておいて戦後復興を語る政府のエゴっぷりと頭の中身が知れませんが)もう一度、日本における戦争の罪を見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
結局、イラクから大量破壊兵器は出てきませんでした。


首相官邸 のメール

もう一度、自分たちの過ちを首相に問いかけてみませんか?

 

娘 2003/4/11

娘のことを書くたびに、コレを読んで頂いている方の中に、本当に娘のことをKanaの娘だと思っている人がいらしたら申し訳ないというより、よろしくないなと、思うわけで、そんな訳で娘は固有名詞の娘なのです。それを知っておいていてくださいね。

そんな娘がこのホームページをジャックすると死の宣告をして来ました。時は4月の26〜27日一体どんなネタを披露するのかある意味楽しみです・・・って、笑えない事態になる事のほうが多いような(汗)娘はどこぞの彼女に負けず劣らず猟奇的だと思います。

 

センチュリーハイアット 2003/4/11

娘と新宿お出かけツアーを観光する事になったのです。泊まり場所は都庁のお隣のセンチュリーハイアット東京。いま、「新生活応援フェア」をやっていて、お値段が安いというのがその理由。娘とお出かけなんて久しぶりなので、けっこう、くふふなのです(久しぶりに使ったわ・・・このフレーズ)。Kanaのお仕事は遅かったので、娘に先にチェックインしておいてもらいました。なんだか、週末の会社員っぽくってステキなのです。Kanaお仕事がおわり、急いでホテルへ。まぁ、そのお部屋の広さにびっくりなのです。ベッドがダブルで14畳くらい。外に広がるパノラマは新宿の西側に(センチュリーは高層ビル群の一番西側なのでその向こうは)はるか八王子まで街が広がっているのです感激なのです。部屋は23階。デジカメが壊れていて風景を取れなかったのがすごく口惜しいのです。
1泊朝食つきで2人で@19800(税抜き)。娘の調子が悪かったので、ヒーターとか持って来てもらったりして、一晩中2人で、FOXテレビのX-ファイルや、弁護士モノの海外ドラマを見たりして、 久々に娘とのマッタリした時間を楽しんだのでした。お風呂が狭いのが珠に傷なのですが、きっと、スゴクスゴクお得なプランだと思うのです。

寝たのがテレビ見ておしゃべりをして、だらだらして、朝の5時なので、翌日の朝食がとても辛くて、新宿で何するのかも決まっていなくて、ダメダメなのは、最初の横浜デートの時からなんら、変わっていません。・・・駄目じゃん。

 

娘とダーツ 2003/4/11

翌日、頭の寝ている2人は、頑張ってアメリカンブレックファーストを食べて、なんとなく健康的な気分になって(ホテルの朝食はいつもフルーツジュースがついてくるのが幸せな2人)新宿中央公園を歩いたりしました。空はどんより雨が降りそうで風は強かったのですが暖かったので、苦痛にはなりません。よく考えたら娘と出かけるときは本当によく雨が降るのです。今回もご多分に漏れず雨が降ってきました。マルイでメガネと香水を見て、伊勢丹でパトリックコックスとケイトスペードを見てとてもとても眠たい目の2人なのです。娘はボーリングが苦手で、2人ともビリヤードはダメダメなので。何故か2人とも昔からやってみたかったダーツなんてやりに行って見ました。
・・・最近のはエレクトリックダーツだそうで一人一ゲームで200円なのだそうです。2人で5ゲームやって別に基本料金と1ドリンク代がかかるので総額4000円。ビリヤードやボーリングよりはるかに値の張るスポーツだと言うことを思い知らされました。

ダーツには色々なゲーム方法があるのですが(ビリヤードと同じです)、Kanaと娘は単に投げてあたった場所の点数を加算して行くシンプルなゲームに挑戦なのです。ルールは簡単一人一回3回投げて交代それを8回繰り返して1ゲームとして点を競うのです。みんな真ん中が高いと思っているのですが、ソレは違って、円には1〜20までの番号が振ってあってそれぞれにダブル(X2)、トリプル(X3)の場所があって最高60点を取れるわけで、問題はそんな事ではなくて、ですね。5ゲームやったのですが

1ゲーム娘 ○=Kana ×

2ゲーム娘 ○=Kana ×

3ゲーム娘 ○=Kana ×

4ゲーム娘 ○=Kana ×

5ゲーム娘 ○=Kana ×

・・・ほんっとにKana全敗です。娘・・・強すぎです。(涙)

 

娘とからおけ 2003/4/11

娘といきおいでカラオケに行きました。よく寝て。よく歌いました。娘は洋楽しか歌わないのです。恐ろしいヤツです。きれいな声で小さく自信なさげに、上手に歌います。かわいいから許しましょう。Kanaは歌がへたっぴなのでカラオケはとても苦手なのでした。

 

娘と映画 2003/4/11

新宿で気がつけば夜になっていました。娘と12時間も一緒にいたことはあんまりないような気もします。最後に娘にお願いして、レイトショーでやっている件の「猟奇的な彼女」に付き合ってもらいました。娘は基本的にハリウッドもの以外は受け付けてくれないのです。映画はすばらしいものでした。ムスメにとってはどうだったかしらと思いながら、(猟奇的な彼女に関してはお散歩を見てくださいな)

でも、その日の帰り際のメールに娘から「猟奇的なムスメより」というタイトルで「私の(見た映画の中で)ベスト5には入る」とのステキな称賛を頂きました。あの映画を2人で見れてよかったとKana心底思ったのでした。

そんな訳で1泊2日の2人の新宿旅はお終いなのです。珍しく若者らしい事を、世の中のコイビトみたいなことをしたなと思ったのです。時々現実を忘れるのもいいのです。今は今しかないのだからと改めて思ったのです。

 

 

はるかぜ 2003/4/3

サクラと雨はなんて似合うのでしょうか。娘と神楽坂を歩きました。古い館の満開のサクラの下を空気が水に浸ってしまったような細雨の中を娘と歩きました。今年のサクラは見るまもなく終わってゆきます。少し寂しくて、ただ、サクラの木は水を浴びてただただ、静かに幸せそうにも見えるのでした。葉桜の季節が来ます。一斉に木に若葉が芽生えて、気がつけば、風の薫りが春なのです。

今日は少し冷たかったけど。

 

破局と破滅 2003/4/1

管さんと小泉さんがエールを送り合っていました。

エイプリルフールということで。

あれはエイプリル抜かしていいと思います。破局と破滅はわが国家だと、妙に政治的過激発言をするKanaもエイプリルフールということで。

肋骨の軟骨が折れているそうです。咳をしすぎると折れるのだそうです、というのは言い訳で、本当は香港で流行っている例の肺炎だったのです。

エイプリルフールということで。

娘に言われました。
「Kanaさんは、犠牲を払わずに全てを手に入れようとしている」

娘よ娘。よくおききなさい。Kanaはそんな八方美人な性格だから、今まで何一つ手に入れたことがないんだよ。得る幸せより、失うことのほうが怖いんだよ。何も手に入れられないくせに。

エイプリルフールということで。

Kanaさん知ってる? 12時を過ぎたら4月は2日なんだよ。

Kanaはフールということで。

 

コンサート 2003/4/1

TOKIOのコンサートに行ってきました。東京のファイナルです。武道館です。キンキもV6も来ました。見ました。桜庭雄一郎も歌っていました。このことは今度お散歩に書こうかと思っています。

エイプリルフールではございません。

 

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