nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

反戦に関するサイト

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2004年8月nikki

04/08/29 雨の中

雨の中、日暮里の駄菓子屋横丁に写真撮影決行です。今月末で取り壊しだとのコト、撮影会なのかお買い物会なのか分からなくなっているところがみんなのステキなところ。雨なので、たいした撮影もできず、谷中をみんなで雨の中ぶらり。晴れていたらよい路地に恵まれたすばらしい散歩道なのですが、それでも今日は諏訪神社のお祭りらしく、街の人々が、傘もささずにハッピで闊歩しています。お茶を飲む喫茶店の2階から下を見下ろすと、神輿とヒトの列が雨の中を練り歩いていきます。

なるほど雨は雨でなかなかなの風情。

夕刻、降りしきる雨の中出店の列を歩くと、出店の小さなライトの明るさと、神社の境内の闇との交じり合った匂いがします。テントの下で雨音を聞きながら、少々のお酒と、お好み焼きを食べてお喋りをするのも不思議な穏やかさ。

少し肌寒く、それが初秋を感じさせます。

子供たちにとっては夏休み最後のお祭りなのでしょう。少しだけ去り行く夏の寂しさを感じました。

 

04/08/29 にんにん

カトリシンゴ主演の忍者はっとりくんのターゲット層がどこにあるかイマイチ分からないのはKanaだけではないのだろう…。SMAPファンを取り入れるとも思えないし、慎吾ちゃんファンが望むとも思えないし、かといってはっとりくんファンを狙ったとも思えない、親子連れを取り入れるなら夏休み前から公演すべきではないかと思ったのだけれども…。

ムスメ「夏休みはハリーポッターとかポケモンとかいるから夏休みを外したのでは」

なるほど…とても納得のいく理論でした。ところで、ターゲットは…

 

04/08/21 帰り道

午後6時半にKanaは総武線に乗って帰り道を行きます。午後の6時半というのがなんだかステキなのです。会社帰りのヒトから親子連れまで様々なヒトが家路についています。千葉に向かって帰り道、右の窓からは、暗い東京の夜の住宅地が海に向かって沈んでいきます。左には夕日の最後の切れ端が地平線にしがみついています。オレンジを越えた、かすかな赤い残り火が群青に混じって千切れ飛んでゆきます。通り過ぎてゆく少し高めの岡や丘陵に武蔵野ではなくて上総にいるという感覚を覚えます。そういうものを含みサラリーマン達と帰る家路になんだかセツナさと懐かしさと上手くいえない何か原風景のようなものを感じます。きっと、普遍的なもの、Kanaがnostalgia(ロシア語ではnostalghia)と表現する風景がソコにはあるように思えます。

その風景の為だけにKanaは今の会社に行ってよかったと思うのでした。

 

04/08/21 師匠からの手紙

師匠からメールをいただいた。

> 2004年夏、TBSラジオと共催で大規模な
> 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク2004 in 東京」が
> http://www.dialoginthedark.com/ ではじまりました。

Kanaはムスメやclose1/2さんやお嬢様をつれてわさわさ行きたいと思いましたが…土日の予約はいっぱいでした。

平日お暇な方は少々値段が張りますが行ってみるのがよいかとオモワレマス。お散歩に書くような事なのですが、Kana行ってもいない感想は流石に書けないので…。行きたかったのです(涙そうそう)。

会社やすんでいけば〜?

だれです!!そんな不謹慎な事を言うのは??
(…ココノノ声ではないでしょうか。)

 

04/08/16 仕事の話

一週間のごぶさたです。Kanaですよ〜。忘れないでください。近況を書こうかと思ったのですが、前回も仕事の話で嫌になっちゃう。

近況1:古石場の写真をupしようと探しているのですが、どこに行ったのか行方不明でへこんでいる今日この頃。(古石場アパートは同潤会よりも古い東京で最も古いアパートの一つ)

近況2:気がついたらウォルター少年と夏の休日が終わっていた事。最後にやっているのが銀座のシネパトスでは…行く気にもならない。

近況3:期待していた映画「箪笥」の評判がちっともよくないと知ったとき。

近況4:夏向けの回覧板にしようともくろんだら、夏が終わって秋の気配を感じた利する今日この頃。

近況5:私も絵がかけなくて悩んだ事があるよ。

近況6:仕事なので描くのをやめる、とはいえません。

近況7:落ち込んだりもするけれど、私はゲンキです。

 

04/08/16 冬ソナ秘話

男の子には「星の瞳のシルエット」か「ママレードボーイ」にしか見えない冬ソナを100倍楽しむ為にKanaは見るたびにその週から最終回を予測してムスメに笑わしたり叱られたりしました、が大体先も見えたことなので、Kana的冬ソナ最終回を幾つか披露しときましょう。

○最初の頃の予想(1番人気)
翌年の初雪の頃ユジンさんの前でサンヒョクがミニョンさんを刺して雪が赤く染まる「振り返ればヤツがいる」エンディング、RYUのメインテーマソングが悲しく流れる。

○中盤での予想
ミニョンさんがしつこくまた交通事故にあって記憶を取り戻す。

…まんまでした。

○中盤の予想その2
ミニョンさんが交通事故にあって死亡。そして10年後40代のユジンさんは初雪の日街中でミニョンさんそっくりの(以下略)

○日本の歴史的アニメ的真相
ミニョンさんはチュンサンの細胞から作られたクローンだった。(お母さんがアメリカにいたわけはソコにあるのだ。)熱いまなざしで「チュンサン、チュンサンなのね」と迫るユジンさんに彼は冷たい目で言う
「多分ワタシは3人目だから」
どっちも見ているヒトはあまりいないと思う。

○インターナショナルな最終回
実はミニョンさんもサンヒョクもわがままなユジンさんを放り出し、2人でラブロマンスをはじめ、自由の国アメリカに行って挙式を行うのだ〜。ペ=ヨンジュンとパク=ヨンハのボーイズラブな展開に日本の奥様はもう夢中。

○「そのとおり」な最終回
三人とも兄弟。
チュリンが「結局踊らされてたのはわたしだけだったのね」
ユジン「そうよ」…救いようもない。

見ていないのだけれども、今日の「東京湾景」にゲストでパク=ヨンハがでていてさらにタイトルが「ソナタ」というのああらさまにはあざといとKanaは思います。

 

04/08/10 仕事の話

仕事を始めて4日がちました、まだ4日しかたっていないのですね…えらく長い日をすごしてきたように思えます。4日でやったことを思い返してみると…フォルダの整理、地図とチラシの作成。A2ポスターの作成、ぬりえの下絵。社内のポップ、社用残暑見舞いの作成、社用レターヘッドの作成、店内に貼るポップ…何気に1日に2つづつくらいは何かしらを作っているらしいこと判明なのです。。

フォントをくださいといったら、山のようなフォントをもらってもてあまし気味なのであります。

対人恐怖症なので30人も40人も入れ替わり立ち代り社員がいると泣きたくなるのです。名前も覚えられないし。朝行って、ゴミを捨てるのとかを共同作業でやるのが少々ぶるぶる気味。できるのなら一人で全部やったほうが気分的にラクなのです。Kana年を追うごとに小心者になります。
だから何を作ってもOKされるとまた、ブルブル。作ったものをほめられるとまたブルブル。なんだか小動物のようなのです。

さらにパソの中にはイラストレーターしかありません。フォトショップはないので全てをイラレで作るのです。スキャナもないのでパソに入っている素材以外は全てマウスで描いてゆくのです。なんだか手描きよりも難しいとオモワレマス。できたものは。カラーレーザーで出力後ラミネートまでします。

まったくDTPではないので、誰も文字組を気にしてくれません。つまり新しい技も覚えられません。井の中の蛙は大海を知りません。タダ茫然と紺碧の大空を見上げるのみなのです。仕方ないのでとりあえずフォルダの作り方とか、創った後のもののまとめ方とか自分でフォーマットを作って、後で困らないように努力しようと思うのです。今までのDTPでの経験を無駄にしないように。仕事の仕方を無駄にしないように生かして今の仕事に役立てばよいなと思っています。…なんだかまじめな文章になってしまいました。

 

04/08/10 やつが来る

8月12日日ペルセウスがきます。仕事を始めたばかりのKanaはおとなしく夢の中で流星を見ることにします。流れ星に願いを掛けるならば…世界を救えるデザイン力をワタシニ…神様に努力しなさいっていわれそうだ。

 

04/08/08 照明

Kanaが欲しい照明がある。欲しいというより、以前、件の雑貨屋さんで買ったものだけれども、引越しに当たり当時付き合っていた女の子にあげてしまったのである。

青い美しいスタンドである。ラインが細くてしくて特に点灯させるスイッチが細い棒になっているのである。力を入れると壊れそうな感じがスキだった。当時いくらか安く買った記憶があるのだけれどもいくらだったかは忘れてしまった。

その照明に3年半ぶりに出合った。日本橋の高島屋の一番上、リビングのお店で。3万円近くした。こんなに高かったんだ…仕事を始めたのでもう一度買おうかなと、少しだけ思っている。

Kanaは中目黒で2年ほど一人で暮らしていたけれども、あの時そろえたものより、よい商品を今持っていない気がする。あの時買ったミニコンポも、CDのラックも、手放してしまったけれども、より美しいものに出会っていない。

実家に戻った事と、ムスメに出会ったことで、自分の生活の中で重要視する部分が変わったからかもしれない。件の照明を買うべきか悩んでいるけれども、人生に限りがあることを考えれば、まだ出会っていない新しいステキな照明を探す事も必要ではないかしらと、そんなことも思っている。

 

04/08/08 自由

自由にやってくれ。と派遣先の仕事場で開口一番言われたけれども、Kanaは今までDTPというルールの中でやってきたから、正直なやんでいる。誰も何も教えてくれない。自分で進んでいくしかできない場所で、いいのかしらと、KanaはもっともっとDTPを学びたかったのではないのかと。デザインはできるけどルールのない世界というのは、ある意味とても困ってしまった。

どのように困ったかというと。

 

04/08/08 自由2

枠のない、世界ってなんだか、気持ち悪いではないですか?最低限の規制がないと、何がなんだか分からなくなってしまうと思うのです。それを自分で作ることができるか?Kanaの悩みはソコに尽きます。DTPを離れ自分のテイストとは若干違うデザインを行う。

悩んでいても仕方ないので、とりあえず奔りながら考える事にしましょう。走りながら、

 

04/08/05 台風

今年は台風が本当に多いのです。瀬戸内のほうにもバンバン来ていて四国なんか大変な訳です。Kana子供の頃瀬戸内に住んでいまして、それは運動の嫌いな子でしたから、運動会の日は台風にならないかといつも祈っていたものです。

夢に見ていたのは台風の目の中に入ることです。自分で行くのではなく、ウチの上を通り過ぎないかといつも思っていました。その時雲はぽっかりと丸く穴をあけ(召喚獣オーディーンのグングニルの槍の如く)丸い青空から日が差し込んだりするのだろうと信じていました。

台風の後の落葉や木の枝の散り具合が好きでした。お祭りの後のようなはかなさが、新しい朝が来たような新鮮さが気持ちよかったのです。

大人になるとそれどころではなく災害のニュースにばかり目が行ってしまいますが、Kanaは今でも、人の力の及ばない事に出会うとドキドキします。

 

04/08/03 究極のファンタジー

最近は少々ニブルヘルム等に行ってセフィロスを探したりしています。だめだよ、だめだよkana現実から逃げちゃ

つまり、クラウドに「かばう」と「反撃」のマテリアを持たせてひたすら戦わせれば良いってことかしら?

ワケ分かってないのはKanaです。こんなゲームをクリアできるヒトの気が知れない…7年も前のファイナルファンタジー7を今やっています。代官山アパートが取り壊された次の年に出たやつです。随分昔な気がします。

ウータイにつく頃に仕事が始まってまた中途半端に終わるのではないかと恐れています。ヒロイン(エアリス)のレベル4のリミット技ってアンマリ見たことあるヒトいないよね、以下反転でネタばれ→だってこのゲーム旅の途中でヒロインが死んでしまうんですもの。ありえない

 

04/08/02 派遣

派遣のお仕事が決まりました。この間の花火のとき(先月のnikki7/31参照)課長にけちょんけちょんに言われたんで(案の定Kana酔っ払っていてよく覚えてはいませんが)そろそろ仕事をして彼を「ギャフン」といわせなくてはなりません。安心してください。今回はKanaも計画を練っています。ばっちりです。

Kana「課長質問です『12部経の一、経中、散文で述べたところを重ねて偈(げ)にして述べた部分』ってなんだ?

課長「祇夜(ぎや)?だったっけ。」

Kana「第二問『フィンランドを漢字で書いたときの略称は?』」

課長「芬欄(フインランド)の芬(フン)だろ、」

Kana「ではそれを続けて言うと!!」

課長「フンギャー…か?」

Kana「…そうなんだ…そうなんだけど何かが違う…。負けた…」

そういうわけで派遣も決まったことで相変わらずだらだらしているKanaなのであった。次はドッキリさせてやる。(作中のねたは全て広辞苑より)

 

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