nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2006年3月nikki

 

06/3/29 いつか逢う街

NHKのドラマで「いつか逢う街」という番組を見たのです。イッセー尾形が出演しているということで、なんとなく見たのですが、

九州は飯塚市の嘉穂劇場を舞台にした、廃業をひかえた畳職人と、彼が幼い頃亡くなってしまった炭鉱夫である父の幽霊、ふたりの絆の物語です。

最近「軍艦島(九州長崎の端島、大きな炭鉱の入口でもあり小さな島に日本初のコンクリートの団地が形成2000人あまりが生活していたり)」に凝ってしまっているのことと、親が九州出身であるので、炭鉱の話など聞かされて育ってきている物ですから、 劇中に出てくる、「川筋」や「筑豊」「遠賀川」という言葉、炭鉱場爆発して人々が運び出されてくるシーンで飛び散る水(炭鉱で大規模なガス爆発が起こると被害を抑える為たとえ人が残っていても水を注入して坑道を水没させてしまったりする)とか、九州の男気とか、いろいろ思わさせられるところがありました。「東京タワー」も「嫌われ松子の一生」も九州からはじまるのよね…

最近のKanaベクトルは「団地」「炭鉱」「八幡製鉄所」なもので…

再放送の予定もあるので一度見て損のない番組だと思います。いや、イッセー尾形の味のある芝居にも、玄海竜二の芝居にも惚れます。大衆演劇見に行きたくなりましたもん。国定忠治!!

http://www.nhk.or.jp/fukuoka/program/drama/itsuka/index.html

 

 

06/3/27 東京タワー

晴れた日ムスメと花見をしに増上寺のほうへふらふら…

ランチにと思っていた東京タワー下のロシア料理「ボルガ」が跡形もなく消えていてショック。

さらに新東京タワーができるらしくびっくり。場所はこの辺らしい

東京タワーまでなくなったら東京人やめるよ(怒)!!
いや、生まれも育ちも田舎者ですが…

 

 

06/3/25 黒

いや、聞いてくださいよ。

この間、鍋に来た人に「Kanaさんの部屋のクロゼットの中は黒(色の服)ばっかりだね」とメールでいわれ、「いや…全く同じ事、最近誰かにも言われたよような…」と書いたら、鍋に来た別のヒトにも言われていたことを思い出しへこむ…。

いいか、よく聞け、

黒ゼットだから黒を入れるんだよ!

ああ、みんな、Kanaが悪かった!!Kanaが大人(おっさん)すぎたよ(涙)お願いだからみんなもどってきてくれ〜(激終)

 

06/3/25 嫌いだけど好き

秋葉原の駅のホーム、階段を囲む手すり(というのか?)に5m×1mくらいの非常に横長な予備校のポスターが貼っていて、その端っこに小さく学校一覧がある。

パッと見どういう並び順か、どんなカテゴリー別か理解しがたいのですが、よく考えると、見えてきます。

これは地図で所在地を示しているのです。山手線、中央線、小田急線、東急線。なんだか線路上にあるように見えてきます。駅に貼るポスターだからでしょうか。
こういう遊びはKanaが大好きなところで、自分が作業する際もよく同じような事をしてしまいます。ただ、一般のポスターを見る人にとって、有効かどうかは疑問です。地域別などに分けて、端整にまとめた方がわかりやすい気ともいえます。
最初路線図とかもあって、余計な物を省いて省いて、最終的にこの形が残ったのかなとも思いますし。うむ〜。好きだけど嫌い。嫌いだけど好き。そんな表現であります。

 

06/3/25 同潤会

先々週になりますが、代官山アパートに住んでいたヒトからメールをいただきました。記憶としての代官山アパートが「リアル」に存在していたことを思い出し、すごく嬉しく思いました。

そんな訳でこの2週間は
「同潤会に学べ、住まいの思想とそのデザイン」 内田青蔵著
「消え行く同潤会アパートメント」 河出書房新社 大月敏夫 他
「同潤会アパート原景」 マルク・ブルディエ著
「東京人 同潤会アパート特集 1〜3」

等を走るように読んでみました。
あと、「同潤会アパートとその時代」 鹿島出版会
を読みこんで、来月後半から一度同潤会アパートをこのサイトでまとめてみようと思いますが(…そもそもこのサイト同潤会をイメージしているんですよ!Kanaすら忘れている気配がありますが) 、全ての本を読んで感じた事は、研究者達の間で、同潤会や同潤会アパートに対する位置づけは、ほぼ共通の認識をもって確立しているんだなと。
上記の本は内田青蔵氏や大月敏夫氏らが重複して書いている部分が多数あります。同潤会が何を残し、どう時代から遅れ、何故保存運動は成功しないのか。等がわかりやすく説明されていて、各本が決してばらばらの方を向いていないので、1冊読むごとに、理解と認識が深まる感じがします。それに、マルク・ブルディエの本を読むと、戦後の公団住宅と同潤会の方向の違いなどがよく分かり、この建物を見て感じる印象の違いがドコから来るかなどを気付かされます。東京人の同潤会特集は回を追うごとに、アパート保存の計画が頓挫してゆく様がわかり、アパートが解体してゆく流れ、抗う姿の変化などを感じる事ができます。

問題はKanaにそれらをまとめる技量があるかどうかってことですな(ダメジャン)

 

06/3/22 仲間達と鶏を…(前編)

午前中に大掃除。ばたばたばた〜。お昼過ぎに鶏肉を求めて池袋東武に。

というわけで今日はWebのお友達と「鍋大会2 春の陣〜そして伝説へ〜」(そのサブタイトルは3だよ、と突っ込んでくれる人心からありがとう。)がKanaハウスで開催です。(第一弾牡蠣と肉団子と私は2/10のnikkiです)さて、何鍋にするかしら〜。水炊きですか?きりたんぽか?だまこ餅つくるかしら?モモ肉を買おうか?ツクネ買うか?骨付き買って出汁とっちゃう?

ソコへ、池袋在住のK嬢登場、ちょいと早い集合でLet’sお買い物であります。お肉を見に行く前に、東武のお兄さんが箱からケースに詰め替えているそれはおいしそうな「栃おとめ(苺)」に惹かれ即購入。食材の前に、デザートです。ついで芹購入。比内地鶏のスープ。きりたんぽ発見。菜の花。本番のお肉屋さんでは、徳島の「鶏阿波尾鳥(awaodori)」のモモ肉。そして柚子入りのツクネを各200gずつ購入。

すばらしい。あとは飯田橋で野菜類を購入すればパーフェクト!!。それにしても、普段と違う生鮮食品売り場で食材を見ると、見慣れないものがいっぱいで目移りしてしょうがありません。

おっと、大人の鍋はこれだけではいけません。東武の生鮮食品から1階上がると…ソコに広がる東武のお酒売場!!世界各国のビールがあるよ。焼酎も日本酒もワインもたくさん!!おお〜全国のワンカップまで販売しているゾ〜(ムスカ大佐風)!!

寸でのところで食材費よりお酒代が高くなるところでした。

えらい量の酒と食材を持ちとりあえず家に撤退。いや、K嬢いなければ絶望的な荷物になっていた気がする。心意気感謝。Webの人たちは仕事遅くてお休みの日眠いでしょうに。…ええ、?!スノボ日帰りでその後ライブ行ってきた?!…なんでみんなアクティブ。

Kanaは今週「春眠暁を覚えず」ですよ。ええ、春ですから

 

 

06/3/22 仲間達と鶏を…(後編)

メール1「一時間遅れま〜す」。メールその2「2時間遅れま〜す

…みんないい感じだぜ。そのゆるい感じ、なんかウチラっぽい。
仕方ないので野菜を買い込み。まぁ、部屋に戻りて音楽をかけ焼酎を飲み、建築やら料理やらの雑誌と松嶋尚美(オセロの白い方)の写真集あれば、ゆらゆら語って時間は過ぎるもので、

わ〜いY嬢からシャンパン入りました。(ホスト風)ホワイドデーのお菓子もいっぱい到着しました。
メール3「仕事が終わんなくていけるかいけないかわかんないよ〜
…そうだ今日は祝日とはいえ、大半の人は普通に働いていたりするのだ。

そんな訳で時間も時間、鍋スタート。
、ごぼうとニンジン、葱を切り始め、お肉をきり、茸を切り、きりたんぽを切り。ツクネをいれ。買って来た比内地鶏スープに昆布でとっただしを加え。ぐつぐつ煮れば、ああ、鍋の出来上がりであります。折角買った菜の花は軽く煮てお醤油で。ベルギーのビール(ヒューガルデン・ホワイト)で乾杯!

Webの仲間なので会話の内容は専らお仕事とか、年とか、たわいもないものだけれども、それぞれにみんなの持つ感性がステキで。ワタクシにはこんな幸せはないのでありました。旭山動物園のクマの写真とか、スノボの話とか、アンコールワットに行くだとか、とか、酒の肴にはもってこいの話題ばかり。なのです。

デザート気分でのモエエシャンドンのロゼと栃おとめの組み合わせも最高!!ホワイトデーな砂糖菓子も口直しにピッタリ。

そんな訳でゆらゆらと時間は流れるのですが、祝日はものがなし…次の日はみな仕事。電車のある時間にお開きしなくてはとばたばた片付け。

貴様が来ればさらに幸せであったぞ(←とKanaは叫ぶのであった!)
…いや、あの、ごめんなさい。お仕事忙しかったのでしょうな。ご苦労様であります。アナタの為のビール1本残ってます。ちゃんと飲みにきてください。

次は佐倉リベンジ!!国立歴史博物館で「日本の神々と祭り」展に行くざんすよ!! (←こーゆーのを好むセンスが最高なヤツラでございまする。)

 

06/3/21 小学5年生の自殺について

あまりテレビ見てないのでホント概要しかわからないけど、

先生に怒られて自殺したらしい。

で母親が怒りをあらわにしていた。

 

Kanaは先生が嫌いで死にたい事なんて何百回だってあったよ。

でも、そんなことで死なないのは、親がちゃんと叱ってくれたからだと思う。
子供がいくら学校に行く時間が長いからと言って、やはり一番心を通わられるのは家族だし、男の子だったら特に母親だと思う。死んだ子の家庭環境もわからないし、不条理な教師だっていくらでもいる。

でも教師との問題を学校を含めて親子で解決できたら、男の子も家族も一回り成長していたでしょうね。と思った。もしも、なんてないけれども。

学校の対応がまずいと声高に叫びたい気持ちは(子供のを失った親の辛さが解るなんて嘘になるけど)当然だと思う。でも育て方に非は無かったのかも考えなくてはならない。子供を失った親に対する言葉ではないと思うけれども、被害者はやはり自殺させられた子供なのだ。

「最近の子は傷つきやすい」「逆切れする」とよく言うけれども、

それは、叱られていないから。
叱られて来ていないという事は、善悪の判断がをつける経験が圧倒的に不足しているということ、それは、傷つきやすいと同時に平気で誰かを傷つけたりするということ。

今の日本ってそういう事柄の縮図ではないかしらとKanaは思っている。

 

 

06/3/19 東京タワー

トップページの東京タワーの写真は、ムスメがレディースコースとやらで泊まりに行ったという、アークヒルズの全日空ホテルからの夜景。東京タワーがきれいだということで、晩御飯を一緒に食べた帰り部屋によって写真を撮ってみたのです。

Kanaは田舎で育ちました。中学のころ東京に転校する時には「東京行ったら芸能人に会える!いいな〜(※当時の芸能人は工藤静香とか中山美穂とかそんな感じ)」とか、みんなに言われたし、本気で思っている人もたくさんいた。そんな世界。当時の東京は雑誌やテレビ、そして「ドラえもん」の中でのび太とドラえもんが物語の最後によくタケコプターで東京タワーの方に飛んでゆく…そんなイメージばかりの世界でした。

東京タワーを近くで見れるホテルの一室で、ぼーっと写真を撮りながら、ふと人生の半分以上を東京で過ごしている事に気がつきました。

Kanaは人間嫌いで、独りよがりで、とてもじゃないけど、みんながみんな顔見知りのあの田舎の町では生きていけなかっただろうけれども、東京では随分生きてこれたなあと、そんなことを思いだすのです。

昔、表参道が好きだった頃、よく一人で歩いていました。

たくさんの人が夕暮れ、待ち合わせで表参道駅の出口に立っているのを見て、どうしてみんな、そんなに人とつながっていられるのだろうと、羨ましく不安に思ったことを思い出しました。

今でもヒトとのつながりは怖いのです。

でもそれがなくては自立して生きていけない。目的を達成もできない、お金持ちにもなれないし独立もできない。

東京は、田舎に住んでいた時思っていたような、幸せで夢がある街ではありませんでしたが、夢のカケラがたくさん落ちているのです。為せば成る。為さねばならぬ。田舎のようなやさしさはどこにもありません。自分のことは自分でするしかない。

最近古い夢をよく見ます。辛い夢が多いみたいだけれども。年なのかしらと、思いつつ。過渡期なのだと思います。自分の帆をどう張るのか。どこへ向かいたいのか。

東京タワーは自分が東京で生きていることを改めて思い出させてくれました。

 

06/3/19 書かないと

nikkiを書いているということを忘れてしまう時がある。手帳も同じ、つけないと(換わりに本をよんだりして電車の中で過ごすと)ふと、思いついたアイディアなどをパラリパラリと取りこぼしている。ソレはとってももったいないと思いつつ(しかし改善されない。)

思った時、思ったことを記録せず、後で思い出せないのはとってもくやしい。たとえそれが「カメハメ波のかわりにアルファー波を放つ悟空」といったネタであったとしても。(思い出さなくていいよそんなの…)

そんな訳で先週は
「ホテルルワンダ」を見て
「同潤会に学べ、住まいの思想とそのデザイン 内田青蔵著」を読み返し
「80's DANCE POP SUMMIT」に付き合って。
わさわさしていろいろ書きたいことあったはずなのに…

製作中のデザインコンペは?

…さてさて。何の話かのぅ。

 

06/3/19 佐倉にいったのです。写真編

そんな訳(どんな訳で?)で以前チラリと書いた佐倉にclose1/2さんと行った時の鰻屋さんの話を少々。

佐倉駅に到着し「2人小旅行気分」でお散歩しながら「佐倉市立美術館」に向かっておりました。そこでやっておりました「カオスモス05 辿りつけない光景」展を見に来たのですが、そのまま入ってはつまらない(?)と相変わらずイミフメイなKana理論で、まずは付近をお散歩することとあいなりました。
佐倉市は城下町ということで佇まいが古く、蔵も多く、坂もあり、道も直線ではなく、実にKana好みであります。そんな折close1/2さんが発見してデジカメに納めていたのが坂を下る階段の途中にある謎のお店。

 

 

06/3/19 その店の中は…

ガラス窓の中には和食の厨房があります。若い男の人が仕込みをしています。見たところ夜だけのお店のよう。それでも恐る恐る玄関を覗いてみると

なんともいい感じの玄関。実は入口に「鰻並1500円、上2000円、特上2500円」というお品書きがあり昼は鰻屋さんであることが判明しました。

なにやら歴史のありそうな、この建物の中が見たいという欲望に駆られて入ってみることに。なんだか「いい旅夢気分」か「ブラリ途中下車の旅」のように旅気分MAXです。ごめんください〜ガラガラ(←そんなイメージで)

愛想のないおばちゃんに通されて、付いていった先は2名用と思われる個室。うぬ。やるな。床の間には鷲の剥製、クマの置物に掛け軸。襖には孔雀がいるよ、ままん。障子を開ければ庭で足元の池で鯉が泳いでいます。
(坂の途中の崖っぷちなので山側は眺めよくないのですが)

わ〜い旅だ〜と盛り上る2人。おばちゃんと、若い厨房の人2人しかいないのは、多分ここのメインが夜のお店だからでしょう。箸袋には宴会・川魚、などと書かれていました。
そして待つ事2〜30分、いよいよ鰻到着!!

鰻のお味はあっさり目。たれもやわらかめ。お吸い物には肝が入っていました。またお豆腐が硬めでいい感じ。お漬物はいかにも自家製らしく、シンプルでおいしいのです。

あっというまに完食であります。おなかいっぱいになります。

食後部屋を抜け出し(?)2階の廊下などを撮ってみました。ここが宴会場としてずら〜っと連なっている様がいい。それにしても、お昼のお客さんはKanaたちとあと一組だけでした。(佐倉自身人が少なかったのですが…)。帰り際おばちゃんに聞いたのですが、このお店は100年以上の前から鰻を捌いているのお店なのだそうです。お店自身にはかなりガタが来ているようでしたが、佐倉の歴史を感じたようで、旅行気分を満喫したのでありました。

お店を後にして、お友達集めて宴会して撮影会したいねぇ。とか夜地元の盟主たちが集まって密会をしているに違いない、とかろくな感想を言わないKanaだったのであります。

鰻たいへんおいしかったのです

川魚和食 玉家

こんな説明ページ見つけました。

 

06/3/9 化け猫

怪〜ayakasi〜

木曜日深夜0時35分からフジテレビでやっている番組なのですが、その、今回の「化猫」の映像がすごい!!たまたまチャンネル回したらやっていたのですが、

独特の線の流れと物語世界一面を彩る絵図(障子絵や天井画)。画面構成も、動きも、効果も、非常にレベル高いです。薬屋が壁一面に大量のお札を貼り付けていく様はまるでアンデルセンが結界を貼る様をアニメで見るよう(誰もわからないから…)。左右にばら撒かれた膨大なお札が壁に貼りついた順に徐々に文様を現していく様なんて、いかにもデジタルアニメらしくて好きです。あと、画面全体に和紙っぽいテクスチャが貼られているらしく、物語を読んでいるような、マンガを読んでいるような、なんだかアニメなのだけれども紙媒体な雰囲気が漂っているのも◎

是非来週の木曜日は夜中「化猫」見てみてください。

怪〜ayakasi〜「化猫」

 

06/3/8 途中だけど

読みかけだけど「嫌われ松子の一生」をosanpoに書いてみたりした。読みかけであると言う事が大きいと思う。

 

06/3/8 世界ふれあい街歩き

テレビの味をしめたKanaが最近楽しみにしている番組があります。「世界ふれあい街歩き」というNHKの番組で、その名の通り、どこか外国の街に行って目的なく街中を一日かけてブラリ歩き回って通り行く人に声かけて、生活を知るというものです。特徴は…

なんといっても目的なく街を歩くというのが好きです。

高台に上って街を見下したいので高台を目指すことなどはありますが、観光名所に入ったりとか、名物を食べるとかそういう番組ではなく、床のタイルがキレイネェとか、この壁の言葉なんて書いてるのかしらとか、どこかから音が聞こえてくるねぇ、行ってみたら銀細工やってました。とか。子供の声がするんで行ってみたら子供が遊んでいました(それ以上に話は膨らまない)、とか。路地を発見しました、通り抜けられるかしら、とか。なんてぬるい感じ。

強いて縛りがあるというならば1日で歩くということ。朝、正午3時、6時などと時々時間が表示されたりして、1時間番組の中で1日を味わう事ができるのです。

これみてるとふらりと旅に行きたくなります。…今の仕事やめたら行ってみようかな。メキシコ。

http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/index.html

 

06/3/7 理想と現実

最近生活が大変悪循環なのです。何故でしょう…理想と現実を踏まえ確認してみたいと思います。

理想
9時家に帰る、ご飯を食べる、お風呂に入りながら洗濯、一ヶ月をきったデザインコンペ2つを同時進行、寝る、早起きして朝ごはんを食べる。印刷の街の朝の風景を眺めながら会社に向かう。

…なんてパーフェクトなプランだ。

現実
9時に家に帰る、ご飯を食べる、眠くなって、12時ごろなんか目が覚める、夜中あまり作業をしない、寝るけど眠れない、朝大変眠い、シャワーを浴びてムリヤリ目を覚ます…遅刻しそうになって駅まで走る。朝から疲れる。ダメジャン。

…理想と現実でかみ合っているところが晩御飯を食べる以外何もないよママン

明日から生活を改善したいと思います。(明日からなんて誰だって言える)

 

06/3/3 夕暮れ2

先週の土曜日はclose1/2さんと千葉は佐倉まで小旅行デートしたんですよ!!きゃ〜♪

小旅行デートですから、ガンジーラーメンの看板に驚いたり、無駄に脇道に入って行き当たりばったりで鰻食べたり、美術館に行ったり、武家屋敷に行ったりしたら時間が遅くてしまっていたり、城跡に行ってみたらさびしいほどに誰もいなかったり、旅行に行っているのにMacやWebの話ばっかりしてみたり、お煎餅を大人買いしてみたり

楽しかったのです。詳細はまたうな丼の写真と一緒に紹介いたします。

夜駅に向かう道でclose1/2さんが「夜の空が碧い」と言っていたのが印象的でした。東京の夜空って黒と灰色と地上の光を受けた雲の色しかないものね。灯りの少なくて空気のよい場所では夕暮れの夜の空の色ですらとっても深い色だったのです。すばらしい視点を持っているなと改めて思ったのです。よい旅でございました。夕暮れ歴博のシルエットがネルフ本部に見えました(←だいなし)

 

06/3/3 夕暮れ

夕暮れはもう、こんなに遅く、空はまだ明るいのに、
風はとても強く、頭上には雨の雲が渦巻いている。

午後5時、駅のホーム。

キンと冷える指先、凍えるけど湿った空気、街を急ぐ人ビト、

きっとこれは、春先の寒さだ。

 

06/3/3 渋谷散歩

文化庁メディア芸術祭の優秀なフラッシュアニメ作品の上映会があったので会社を早めに出て、恵比寿に向かいました。Kanaは昔の職場が恵比寿なのであまり好きな街ではないのですが、背に腹は変えらません。しかし、ようやくついた写真美術館の1Fホールには行列ができ、定員200名を大幅に越え、立ち見もいっぱいになり、結局Kanaはフラッシュアニメを見ることが叶いませんでした。…こんな事なら仕事してればよかった。

なんとなく恵比寿を歩きましたが、これといって何もなく、かといって、このまま帰るのも癪なので、なんとなく渋谷まで歩いてみました。
恵比寿から渋谷という一見平坦そうな土地でも、結構勾配があったりします。渋谷川の左右を渡す小さな橋の間を行ったり来たりして歩いてゆくと川沿いに思いもかけぬおしゃれな店を発見したり、写真のモチーフにピッタリの、バスの駐車場と20階建てほどの巨大な団地があったり。なんだかんだとKanaはすっかり気分をよくして渋谷駅に着いたのです。

さて、折角渋谷に来たのだから懐かしいレコファンなどに行って見ました。東京エスムジカの新譜を買ったよ。そして、その足でブックフーストへ、建築とリフォームの本を読もうと思ったのですが、2Fの文学コーナーの「東京」特集にイチコロ、ソコから離れられず。

でも買ってしまったのはリリー・フランキーの「マムシのanan」。名著である。

購入したい本が山ほど、特に江戸時代から現代までの住宅の移り変わりを図解入りで解説した本や、手軽な都市計画の発想と進め方の本が、気になってしょうがなかったのですが、どれも高いのです。

そして極めつけは「Shadeで前川國男邸をモデリングしよう」という本。これ、4500円するけど、Kanaは絶対買うと思う。今のJW-CADが終わったら、次はこれをやろう、と心に決めたのでありました。正にKanaが探していた本。

気持ちだけ満足して、帰り道…渋谷の駅前近くでKanaは絶望に陥ります。

Kana御用達の洋食屋さんで一人ディナーでもしようかしらと思っていたのですが、洋食屋「SABARAN(サバラン)」がなくなっているのです。不二家レストランの上の階にあったはずなのに。そんな。年に一度程度しか行きませんが、高校の頃から、かれこれ13年以上も通っていたお店がなくなっている…。最後に行ったのは…下妻物語をみたときだから(とosanpoのページを確認して)2004年6月…そんなに行ってなかったっけ…と愕然としながら。

osanpoで一度も紹介しなかったのが不思議なくらい、Kanaにとっては大切な場所でした。SABARAN…サイトで探したけれども、移転したとかそんな情報はなく、ああ、マスター随分高齢だったから辞めてしまったのかしら、等考えつつ。どなたか情報をお持ちでしたら、教えてくださいな。

そんな訳で、久しぶりの渋谷は新鮮で、少しづつ古きよき店がなくなっていくのが寂しく。(ホテルの仕事をしていた頃通っていたお店の多くがなくなっています。上記のSABARAN等は40年近く続いているお店だと聞いていたのに。)

 

06/3/2 JWW

JW-CADをやり始めてはや一年近く、最近ようやく、感覚で機能を使えるようになって来ました。最初はイラレとの感覚の違いに戸惑いながら…

それにしても「5日で覚えるJW-CAD」が10ヶ月たっても終わらないのは何故でしょう…特に今年になってからまじめにやっているのにまだ「1日分」終わりません。まあ「1日分」のなかに0から家の平面図を作りながら色々な機能やショートカットを覚えて家一件分の設計図を完成させるという素人には未踏の絶壁を登らなくてはならないのですが。リアルな一日でできる量はKanaの場合「窓枠のセットを一つ作る」とか「クロックメニューを一つ覚える」で1時間くらい潰してしまえます。
借り物の本なので素材のCDなど入っておらず、本の中で「素材の引き違い戸を配置しましょう」と書いてあれば、本を見ながら「これは30,390の戸だな…戸と戸の隙間は多分5mmだろう?とするとこの3枚の扉がおさまる袋の部分は110(30×3+5×4)mmの空間があるのだな」…等と探偵の如く推理しながら少しずつ少しずつ作っているのでした。家の平面図はまだしばらく完成しなさそうです。

ところで、大変な事に気付いてしまったのですが、いくらJWWが使いこなせるようになったとしても、建設の基礎を知らなければ(大きさに対して柱が何本いるかとか)自分で設計する事は不可能。適当に想像で作っては耐震偽装問題にも負けず劣らずの恐ろしい家しか作れないわけで、…建築の勉強にも手を出さなくては宝の持ち腐れなのでしょうか…。ああ、クロックメニューもやっと覚えたというのに、Kanaの夢のFlash作成は遠い先のようです。

最終的なKanaの夢

CADデータで設計図を作る。→イラストレータデータに→Shadeに張り込み立体表現→Flashで3Dアニメーションを作る。…ああ、遠い、遠すぎる。

 

 

←2006.2月