nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2006年9月nikki

GRDIGITAL(リコー)
最近のKanaのnikkiはこのカメラの話題ばかりです

06/9/21 国旗と国歌、義務でない

ええ、当然で画期的な判決だとKanaは思います。

裁判長の判決文の「日の丸、君が代は第2次大戦終了まで皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱で、現在も宗教的、政治的にその価値が中立的なものと認められるまでには至っていない。信仰に準じた世界観、主義、主張から国旗掲揚や国歌斉唱に反対する人は少なからずいる」

という、至極根本的な部分を的確に表現したことが美しかった。

以下Kana愚痴
だいたいねぇ。最近小学校で愛国を教育の中に入れるとかいってるけど、愛国なんてものは、本当に美しい国であれば、手本にしたい父がいて母がいれば、それを守りたいと思えばおのずとそこにあるもの。(愛国心って言葉も上の判決文の内容に収まりそうな言葉だけど)自国の歌や旗を強制する時点ででその国はイケテないってことよ。

愛国心なんて、立派な大人が立派な外交して、それを見ていれば育っていくものだと思うけどね。まぁ、子供の見本の大人が飲酒運転や、痴漢で大騒ぎしているようでは、まだまだね。

 

06/9/21 ご無沙汰です。

法事で田舎に戻ってまいりました。
Kana岡山なので今回、安藤忠雄の地中美術館のある直島に行ってこようと思ったのですがね…思ったのですがね。ヤツが来たのですよ。
ヤツこと台風13号!!!直撃はかろうじて避けられましたが、島へ渡るなどもってのほか。そんなわけで、Kana4ヶ月ぶりの大原美術館に行ってまいりましたよ。すんでいた間は1度位しかいったことなかったのに、故郷を離れて20年後に立て続けに2度も行くとは思いませんでした。

そしたらですね。やられた!!4ヶ月前とはレイアウトも構成もぜんぜん違うのです。東京の展覧会に、有名な絵を大量に貸し出してしまった換わりに、普段出さないような巨大な屏風や壁画を置いてみたり、部屋ごとにテーマを絞って展示してみたり。それはもう面白いの一言につきます。全長10m以上はあろう児島虎次郎の「奈良公園」は必見です。日本の裸婦の絵ばかり置いている部屋も圧倒的です。インパクトと題している今の大原美術館…そのタイトルに偽り無しです。

060921

法事は穏やかに終わりました。いつもワタクシは行くことだけで精一杯なので田舎で祖母の周りにいてくれるイトコには感謝しています。
台風が来て、晴れ空が広がって、イトコといった美術館、馬鹿話ばっかりする友達たち。年をとっていく親戚たち。おばあちゃん。湿り気のある空気。Kanaにはそれ以外の何をも田舎には持っていないけれども。 それだけあれば、ホントウに幸せ。

今回田舎で学んだこと「欧米か!」この一言に尽きます。

 

06/9/21 ご無沙汰です2。

同潤会地図はまだ前半だけだけど、大体の体裁が整いました。ヘッダのフラッシュのスクリプトは大変な目にあいましたが(これのスクリプトに一月…)、バナーなどでKanaがよく使っている波紋のアニメーションの最終型に仕上げた気がいたします(こだわるところはそこではないと思うぞ…)。今月中にヘルプの部分などを仕上げてアップしたいと思います。(同潤会自身の説明を入れてないのはどうなのよ…)

 

06/9/10 悪循環

仕事忙しい+不条理→残業→休日出勤→パソに向かう時間が長い→目が痛い→喉が痛い→熱が出る→仕事が遅れる→最初に戻る。

…いや、よその会社に比べれば不条理さも少ないのかもしれませんが…最終校正のあとで会社案内が大幅に作り直しになったyooo(涙)

MINAGOROSIだ!!(若干バーサークモードに突入しつつ)

 

06/9/8 ハチクロの最終巻!!!!

ええ、ハチクロを読んで泣ける男、Kanaです。(over30years old…)

最終巻ですよ。本日発売ですよ。先月会社で4人に貸したハチクロがこんな終わり方をするなんて!!もう、今すぐみんなに貸して読ませて座談会を開きたい。いやいや、ぎりぎりテレビアニメを振り切った感じですよ。第4コーナー付近ではテレビに2馬身差位つけられましたが(今週辺り)、多分再び抜いて勝ち逃げしたはず(多分)

はぐちゃん。最後の最後までさいっこうにかわいいです。最後鳥肌が立ちました。なんという、まっすぐな強さ。ひたむきな美しさ。

以下最終巻の感想です。ネタばれはしません。
ハチクロ風に感想をかきます。

「先日 ハチクロを貸した、お姉さんがなにやら的外れ(?)な感想を述べていたんだ、そのときはそう思っていた。…でも、ホントウに何もわかっていなかったのはKanaのほうだったんだ。
結局なんだかんだいって、彼女の思っていた方向に物語が行ってしまい、Kanaはええええええええ〜??ってびっくりして。それで…」

以上(中途半端だなぁ)。

9巻の最後の言葉でみんなをびっくりさせて、10巻ではその言葉の後ろにある気持ちを掘り起こしてしまう。
ハチミツとクローバーという漫画の凄みは、キャラクターが発言する言葉にそのキャラクターの人格や育ちまで表われているところにだと思うのです。…逆かな?キャラクターに人格があり、彼だからこう言える、今こんな気持ちだから、こんな発言をする。その言葉に対して、ほかの人物が「今あなたが言ったことの真意はこうなのでしょう?」って言ったりする。その人格設定がしっかりしているから、はぐちゃんを、森田さんを真山さんを竹本君を花本先生を丹波先生を山田さんを理花さんを山崎さんを美和子さんを間宮さんを好きになる。

あと、この漫画には基本的に嫌な人がいない。みんな、それぞれに思いがあり、変な人たちばっかりだけど(美大だし…)みんなまっすぐに生きている。

さ、て、ハチミツとクローバーについて語るとキリがないのでここでおもむろにハチクロクイズだよ(おもむろだよね…だって今思いついたんだもん)。

問1、馨の好きなアイドルは誰?
(ヒント:彼のマグカップにはILove NYの文字が…)

問2、鳥取から東京に戻る山田さんの周りを守っていたユニコーンたちが間宮さんの邪念(?)を感じて発動したのは?
(ヒント:「○○○○○システム発動」と言っていました)

問3、最終巻でピーター=ルーカスがきていたTシャツにかかれていた漢字4文字はなに?(ヒント:スターウォーズに出てくるキャラクターの名前だとは読んだ人でも気が付くまい…)

例によって別に回答はありません。ええ、全巻買って自分で探すのだ(鬼)。
どうしても回答が知りたい人、および、回答知ってるぜって自慢したい人はメールでもください。

回答が知りたい係

 

06/9/6 お子さま

紀子様にお子様が生まれたよ。きっとテレビは、男の子だから、とか皇位継承がとか、そんなのばっかり。
誰が生まれても、男の子でも女の子でも、生まれてよかったね。紀子様も元気でよかったね、って言ってあげられる世の中であってほしいとKanaは思います。

すこし芸能ゴシップっぽくて嫌ですが、個人的には雅子様が楽になればいいなと思っています。

 

06/9/6 怒涛

思い出せないのですが…8/31締め切りの仕事がもう山のようにね…それは山のように。あったわけですよ。

…で9月に入って落ち着くはずですよね…落ち着くはずなのに。今週は印刷物が2つでしょ。A1のポスターが一つでしょ。B2のポスターが2つでしょ。なんやなめきった仕事が2つでしょ。なんやラフだしが3つでしょ。ロゴも1つ作ったでしょ。ぬりえひとつでしょ。そのほか諸々のちょっぴり加工とかやってたら、なんだか全て8割とか6割の完成度のものを作っている気がする。疲れる上に不服。

もううちに帰ってから何もできない。…頭がショート気味。

もおだめだ〜。終わるのか?明日でノルマをクリアできるのか?

 

06/9/6 霧雨

帰り道の夜の霧雨が秋のにおいを運んでくる。こんな巨大交差点の陸橋の上でも、ちゃんと秋を感じられるんだと。その匂いをかいでそう思った。

霧のような雨のような、少し気温の低い夜にはあの秋の匂いがする。

 

06/9/1 同潤会の普通住宅

9/1にオープン予定だった団地迷宮の別館(1ページだけだけど…)なのですが、もう少し、遅れそうです。ちこくっぷりのKanaらしいであります(涙)

実は同潤会の全部の住宅の地図を作っているのです。

同潤会といえばアパートが代名詞ですが、アパート事業の前に普通住宅という、田園都市を意識した郊外の住宅を東京、神奈川に11箇所、アパート事業と前後して勤め人向けおよび、職人向けの分譲住宅を35箇所ほど作っています。

それを、表現したかったのですが(ええ、写真など一切ありませんよ。)既存の技術とxmlとjavascriptとそんな人様の技術を借りてそこから美しいデザインをくみ上げることのなんと難しいことよ…、デザイン的なことがほとんどできないことが辛いです。

種明かせば、なあんだってなりそうですが、見れば、見るほど地図の中にはいまだに同潤会の痕跡が残っているのですよ。

もうちょっとまってね。

 

06/9/1 夏の終わり

060901

夏の終わりは唐突にきて、あまりにもそっけなく去っていくものだから、朝窓を開けて「あらあらさびしいわね」と思わず口についてしまったりして、美しい秋を待ちわびるKanaだけれども、やっぱり、なんだか、今年の夏はさびしい気がする。…きっと梅雨が長かったせいだね。

 

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