nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2006年10月nikki

GRDIGITAL(リコー)
最近のKanaのnikkiはこのカメラの話題ばかりです

 

06/10/31 ハロウインのライブに行ってまいりました。その1

今日は渋谷でとある方々のライブを見に行ってまいりました。3組の出場者がいたのですがね、そこにいたのはアレですよ、今アキバの輩に人気絶頂先週も王様のブランチで特集されていたかのFICEのご関係…(っていうかご本人達もいらしたような…)の鋼鉄姉妹…ええ、彼女達の演奏には間に合わなかったのですが、初めて生で見ることができたのですよ。OTAGEI…オタ芸

「藤田」というグループはすばらしかった。少し懐かしめのジャパニーズロック魂。すっごく細くてきれいな女のヒトが恐ろしい声量で歌っているのですが、いやいや、歌に圧倒されました。このグループ見れただけで当日券2300円+ドリンク500円=2800円分の価値が十分ありました。カメラマンも2人くらい連れていたし、トーコっていうボーカルの不思議な魅力にクラクラしました。いや、なにこの人たち、おしゃべりも面白くて、パフォーマンス専門の方々もいて、どう考えてもプロの集団…。

…帰ってから知ったのですがね、ボーカルのトーコってひと筋金入りのプロのヒトでした。

藤田瞳子

浅見光彦シリーズとか仮面ライダーアギトとかのレギュラーしています。オーラがあるはずでございます。

そして、Kanaの大本命は先々週Kanaが熱く語った(10/23のnikki)方のライブを見てまいりました。CutiePaiでございます。

…ちゃんとしたライブハウスで、ちゃんとした音響でのCutiePaiは最高でございました(前回提供の舞台は…なにもかもごめんなさい)。

この感想はまた明日書きましょう。トキメキ☆ですわ。

 

06/10/31 ハロウインのライブ〜続き〜その2

とりあえず、ハロウィンライブに行ったってところまでは、前は話したよね。そうそう、ライブ会場にアキバ系の神FICEがいたって話さ。オタ芸なヒトがいっぱいいたって話さ。

…オタクというと文科系な気がしますが、どう考えても体育会系です。組織力、ノリ、激しさ。アクティブさ、ポジティブさ。ニートや引きこもりとは、明らかに違う強さ。素敵だね。きっと、みんながんばって働いて、その報酬をイベントに使うのさ!至極健全でKanaは正しいと思います。
あと、以前、王様のブランチ見て、眼から鱗だったんですが、「オタ芸暦6年です。」等と平気で言っているのでございますよ。
6年前といったら、秋葉原はまでオタクの街になる前ですよ(windowsXPがまだ発売されてなくてアキバはパソコンの街だった頃ですよ!まだ時代がISDN64だったころですよ)。「萌え」と言う言葉がまだ世間に存在していない時代ですよ。まだFLASHにスクリプトが無かった時代でありますよ。

そんな時代に生まれたオタ芸もFICEもすてきであります。

 

06/10/31 ハロウインのライブ〜続き〜その3

で、Kanaはそのライブを途中から見に行ったわけであります。入ったは良いけれども、CutiePaiのライブ終わってたらどうしようとドキドキしながら…。
Kanaは以前かしわで見たCutiepaiを、ちゃんとした会場で一度見てみようと思いまして…まぁいろいろ言い訳しても、見たいだけなんですけどね。

CutiePaiはとりでした。

今日は恵比寿のライブハウスだったので、かしわのときとは違い、他にもたくさんファンの方がいて、音響もしっかりしていて(かしわの時は壊れたラジカセが音源だったからねぇ(涙)。もうしわけねえ。)、まゆちゃんも、きわサンも、チッチも、マ王様もノリ×2でがんばっていましたよ。
オタ芸の人たちも参加しておおいに盛り上がっていました。「あ、あれはオタ芸の基本ロ…ロマンス!!、そして最後の曲では、アイドルを崇め奉るためのケチャ!!」とさまざまなオタ芸を見られましたよ。CutiePaiも楽しそうでした。

これは…癒し…ですな。

個人的なことを言わせていただくと…CutiePaiはライブハウスより遊園地が似合うアイドルだと思います。「おかあさんといっしょ」等にでると、喜ばれると思います。(もちろんパパにも)
でもライブ会場で聞くと3人がそれぞれの声でちゃんとコーラス(というのか)になっていてきれいな和音が聞けて、ドーラさんの飛行海賊団のルイの言葉を借りるなら「い…いい…」。とその一言に尽きますね。

そんなわけで、仕事疲れから、おもちゃの国に逃げ込んだKanaでありましたが、元気をたくさんもらい、何とかその週の悪鬼のような仕事を打ち負かすことができたのでありました。めでたしめでたし。

CutiePai official Web Site

 

06/10/31 東京タワーが

リリーフランキーの東京タワーが200万部を突破する記録的な売上だそうでKanaはうれしい限りです。

うれしいといえば…「東京タワー オカンとボクと、ときどきオトン」が来年の4月に映画化されます。

http://www.tokyotower-movie.jp/index.html

ボク役のオダキリジョーもオカン役の樹木希林にも、期待をしているのであります。リリーさんの自伝のイメージではなく、あくまで小説として東京タワーを読めば、とてもいいキャスティングではないでしょうか。

この公式サイトがフラッシュとか使ってなくて静的サイトでまたいいのですよ。アラスジ読むだけで泣けてきます。(よわ…)。読まれたこと無いヒトはだまされたと思って読んでみるといいよ。いい意味でリリーさんにだまされます。

 

06/10/31 へ…へへ

面接で落ちたりしています。Kanaです。
面接先で「SPとかにはむいてるかもしれないけどね」といわれて怒ってます。

SPってのはセールスプロモーションのこと、販促物ってことですな。
要は質より量の「街の印刷屋」サンでは通じるけどわが社ではちょっとってイミナわけで、タイトルのようなため息が出るわけですよ。へ…へへ

…はい。そんなわけで今日とて今日も一日でA5印刷用フリーペーパー3ページ分紙面作るとかそんな半端無いことやってますよ。ほんとお粗末な仕上がりですが(涙)2日で既存のデータの焼き直しを含めてフリーペーパー(裏表紙含む)5ページつくるんですから。イラストレータ使っていると言うよりもパソコンでショートカットでピアノ弾いてる感じです。

…どう考えても質より量のヒトだということは自身で誰よりも理解しているつもりです。今週はあとお店のメニューと、フロアマップと、よその会社がウチの店に貼るポスターと、横断幕と、サインパネ(以下略)

いや、Kana幅広いと思うよ、データの作り方…名刺からノボリまでつくるよ。雑誌の広告から写真の加工からポスタ……どうかんがえてもSP向きだ(涙)

 

06/10/27 理花さん

ハチクロの話は今でも会社で盛り上がるのです。だって、7月に初めて会社に持っていってから、6人のヒトの手を渡り、今日7人目に突入しましたが、いまだ私の手元に戻ってくる気配はありません。みんな今でもあーでもない、こーでもないってたわいも無いおしゃべりに興じるのでありました(仕事中)。

結局誰が好き?とか○○君(新卒)は竹本君みたいに自分探しに行きそうだよねとか、そういう話になりますが。女の子はみんな(男のヒトもずいぶん)山田さんが大好き。きっと等身大だからなのでしょう。Kanaさんはと聞かれると「リカさん」と答えて皆にいつも「Kanaさんははぐチャン好きでしょう」と突っ込まれるのでありました。

…そんなにKanaはちっちゃくてかわいいヒトが好きですかね?

リカさんは北海道から上京してきて一人ぼっちで美大にいて一緒に過ごすヒトを見つけてその大好きなヒトと結婚して、デザイン事務所を開いて、大好きなヒトを一緒に運転している車の事故で亡くして、自分も生死の境をさまよって、後を追って死にたかったけれども、彼が残した仕事を全部やり遂げるまで死ねないと、…そんなお方であります。

食べるものも、吸って吐く空気も、自分の肉体も、生きている意味さえも、死んでしまった人に捧げるためにある、その感覚を想像すると切なくなります。十字架に磔られ自らその楔をはずすことも、誰かに外してもらうことを望むことすら罪だと、この痛みが罰だと、そうつぶやく聖人のように感じます。

ただ、彼女の存在するシーンにいつも漂う霧雨の匂いがKanaはすごく好きで。それは午後の雨だったり夜の雨だったり、噴水のしぶきであったり、バスルームのシャワーの湯ケムリであったり。

彼女を想う真山の気持ちが痛いほどわかって。十字架に縛られて動けないのなら、動くつもりが無いのなら、十字架ごともって行ってやろうという彼の想いが好きで。

花本先生との関係が好きで。「一番大切な時期をずっと仲間で一緒に過ごした、好きとかもうそういうのではなくて、もう体の一部のような…」そんなことをいえる先生が好きで。

彼女と彼女を取り巻く人々が美しいのです。

…りかさんの傷もはかなげな体も美し…と書こうとして、ふと想ったのだけれども、Kanaさんは細くてはかなげでそれでいて強いヒトが好きだよねって言われては、はいそうですっていつも答えるのですが。

まんまですよね。ぎゃふん

 

06/10/27 陸橋の上で

明るい太陽の冷たい午後、お昼ご飯を食べに出たときの太陽に、小学校の頃の帰り道の空気を思い出したのです。傾きかけた太陽、思いのほか長い影、上着を通り過ぎる乾いた空気。なんだかとても可笑しくなりました。

早く生き方を決めなくてはというあせりと、KanaはKanaのペースでしか生きられないのだからもっとそのベクトルで生きていきなさい、という長閑さがワタクシの中でくるりくるりと渦を巻きます。

小学校の帰り道、今のワタクシになることを、ほんの一寸でも想像していなかった。10年前のワタクシもそう。だから、5年後のことを今のKanaは想像することができないのでしょう。わからないから。KanaはKanaらしく、いつも不安の中で。だれよりも穏やかに生きていけますように。

自分の目標とする生き方には少しずつ近づいているのかしら?

 

06/10/27 このサイトは同潤会の(以下略)

コノサイトの忘れられた肝、同潤会地図、あきらめて(ええ、「改めて」じゃないの?!)今週公開いたします。googlemapのバージョンが変わってしまったので。拡大縮小の使い方がまずくロクな解説もついていませんが、とりあえず、普通住宅とアパートの位置、建設日、戸数などをまとめてみました。分譲住宅と職人向け住宅はおいおい更新てことで。
googlemapで上空から見ると、今でも同潤会の街並って独特だと言うことがわかります。うむ。アパートより普通住宅の町並みをみてやってくださいな。

それにしても、むづかしいわ…

 

06/10/23 CutiePai(出会い偏)

はじめてCutiePaiを知ったのはもう2年程前。会社のイベントの結果報告書の中の1枚の写真でした。
北池袋の施設で音楽イベントがありまして、その中のアーティストの一組が二人組みの女の子「CutiePai」だったのです。

その時Kanaはその写真の中の左側の女の子を見てもうドキドキ。
それは60後半〜70年代初頭からタイムスリップしてきたかのようなマッシュルームカットに赤縁のおおきなめがね。未来っぽいドレスに包まれたなんとも存在感のある女の子。他に見たことの無い不思議な感覚。

Kanaは当時そのグループをサイトの中で探してみましたが、ちっとも見つかりませんでした。でもお仕事そっちのけでネットサーフィン(懐かしい言葉だ…)している場合じゃありません。お仕事はたくさん。

そんなこんなでわさわさしている日々の中、KanaはCutiePaiの存在をわすれてしまったのでありました…。

 

06/10/23 CutiePai(POP制作偏)

先週末、パウかしわという施設でイベントがありまして、今月初め、そのイベントポップを作っていたのですね。ええ、抽選会とライブがありまして、そこに3人の女の子アイドルユニットが来るということで

おもちゃの国からきた3人のお人形CutiePai。

オフィシャルサイトのイラストがかわかわいいじゃありませんの。、ポップ作成に、このサイトのイラストを使ってもいいのですか。では存分に切り抜いたり、解像度が悪くならないようにごまかしたりサイトのイメージをそのままポップにしてやろうじゃございませんか。とってもかわいいサイトであります。つくりもしっかりしています。ちゃんとしたデザイナーさんが作っているのですね。個人的にはリンクのページの味のある絵が好きなのですが(ドラとかキテレツとか見え隠れしています…)

プロフィールのストーリーを見て感心。むむ〜、アキバ系とは違う面白さがあるじゃございませんの?コンセプトとかしっかりしています。どこぞの街のメイドコスプレとは大違でありんす。
へえへえ、写真も使っていいのですか。
…あんまり写真かわいく撮れてません暴言)微妙です。…おかしい。絶対写真より本人たちはかわいい気がする。光の当て方とか、影のでき方がうまくない。仕方ない。強すぎる影やアラはphotoshopで自然にしておこう。(ラインは一切変えず、デジタル写真的なアラだけを補正するのが職人の仕事よ。キラリン。)

で写真の色合いとか明るさとかいじっていましてね。ふと思ったのです

金髪で赤いメガネ。…なんだか、以前見たことある気がするんだムニダ。………?????(記憶解析中。10年前のMac並に)…!…ひょっとして、2年前一枚だけ写真を見たあのアイドルでは?

実際に2年前のライブと今回のアイドルユニットがつながったのは、企画担当者が同じだったから。なんだかとってもうれしくなったのです。

記憶の底に追いやられた明け方の夢をふいに思い出した気分。立派に活動していることにすっごくうれしくなりつつ。

 

06/10/23 CUTIEPAIを見ちゃいました。

企画担当者に一度ちゃんと見に来なさい。と言われ、施設見学や抽選会、ポップの貼られ具合や出来不出来を見に、ライブにあわせてパウかしわに行ってまいりました。

ショッピングモールの一部を区切った客席20ばかりあと立ち見のかわいいコンサート会場にはドンペンもいてなんだかはっぴ〜な空気。思ったよりも施設がお洒落できれいで、ポップもたくさん貼ってもらって。日によってお客さんの埋まり方は違うみたいですが、親子連れがいたり、ファンの子がいたり。

そんな中いよいよCutiePaiのライブが始まりました。ドンペンよ有無を言わせずKanaを最前列に座らせないでください。他の熱心なファンの方だって2列目以降に座っているのに。

Kana生まれてはじめてのアイドルのライブです。

CutiePaiはほんとうに素敵でした。おもちゃの世界から来た3人組。登場の仕方も、踊りも、おしゃべりもそしてそれぞれの個性も。歩き方もお人形であります。
ちっちさんの新魔法「ドンペンくんスクワットしろ」「ドンペンくん腕立てしろ」(ドンペンがスクワットと腕立てをしたのは史上初に違いない)。
きわサンの素敵なダンスとツッコミも(白目がはやりって一体…)。全体のバランスも申し分ない。でも…

ごめん。

ほんっとにごめんなさい。

Kana他の言葉がみつかりません

まゆちゃんかわいい

本物の金髪マッシュルームのまゆちゃんは、2年前見た写真の100億倍かわいかったです。Kanaの「理想の女の子像」が100としたら150くらいは理想の先を行っていました
お客さん、特に子供たちへの気遣いがすごく自然でやさしくて。声もかわいいのです。見せ方や決め方、瞬間のポーズがとってもきれいでした。
CutiePai全体にいえることですが、本当にやさしくてあたたかいのです。とくにリーダーのまゆちゃんのお客さんを楽しませようという力はひしひしと感じましたよ。

そんなわけでドキドキシテ顔を見れないという稀有な経験を久方ぶりにいたしました。それは。だって元気な笑顔で風船なんか手渡された日にはもうときめきトゥナイトですよ。ときめきミッドナイトですよ(誰もわかんないから)ごめん…どう考えても30越えたおっさんの発言じゃありませんね…イタイ…イタイよKanaさん…

…と、このままでは
はなしがどこまでも暴走しそうなので。

CutiePaiの感想。
嫌な意味での色気とか媚びとかがなくて、男の子だけが相手じゃなくてもいい、むしろ親子で安心して見れる、子供と一緒に踊って楽しめる。そんなやさしくて穏やかで健全なそして何よりも元気になれる3人でした。(トークの内容はときどきクスリとさせられるちょっぴり高度な部分がございましたが)。
名前の通りの「アイドル」というものでもなく、もちろんアキバ系でもないし、コスプレというのもちょっとちがうような…う〜ん。他にたとえがない「CutiePai」という独自の世界観を表現しているように思いました。ありそうだけどないよね。
それにしても…きわサンとちっちさんの絶妙のボケとツッコミは、あれは仕込んでいるんだろうか…天然だとしたら、それは恐るべき才能。もっともっとたくさんみたかったです。
そして子供と同じ目線にしゃがんで、子供と対等におしゃべりをする。そんなきちっとした美しさを、まゆちゃんは持っていました。

そんなCutiePaiをKanaはぞっこん応援します。

CutiePai Official Site
http://www.cutiepai.com/index.html

 

 

06/10/23 CUTIEPAI(おまけ)

時間が無かったので、社員の方に、CDアルバムと写真などを買っておいてもらいました。今日それを手にとってびっくり。CDにサインを書いてもらってます。うれしい〜。ありがとう。すっごくうれしい。ほんとうにありがとう。

…のだけど他のファンの方に申し訳ないなぁと思ってしまうのでありました。そんなわけでこっそり家宝です。うれしいけれど、心の中にこっそりと。「Kanaさんへ」って書いてくれるよ〜(涙)うれしいありがとうばんざい〜

写真は会社のKanaボックスに飾っています。いろんな反応があってとっても楽しいのです。明日はアフタヌーンティールームでみつけた、素敵な写真立てに飾っておきましょう。
それにしても頭の中でずっと新曲の「電撃魔王様の歌」が鳴り響いているのでNew maxi Singleを探しに行こうともくろんでいる今日この頃であります。で〜んげき!で〜んげき!

CutiePaiの曲は、そうねえ…Kana的には何故かレベッカを思い出します。

 

06/10/20 ベノアの紅茶

秋になったらお茶を飲みたくなるものであります。もちろん紅茶。ティーバックなんて邪道ですよ。だって茶葉が窮屈な思いをするじゃありませんか。それじゃあおいしい紅茶は入りません。ちゃんとした茶葉を買いませう。

何を思ったかKana今年は会社でお茶会の日々を送ることにしました。

神楽坂でベノア(Benoist)のダージリンを見つけたので、それじゃあベノアでそろえたいなと、Kanaは銀座の松坂屋のベノア本店に出撃。そこでアールグレイを買っまいりました。ブレックファーストティーはまた今度。ポットは色の出具合のわかるガラスのものがいいのだけれども、ちょうどいい素敵なのが無いので家から持っていって。

銀座で紅茶を買うならマリアージュ・フレールかしらと思わなくもありませんが、いかんせん会社で毎日飲むにはお値段が張ります。Kanaの狙いはお仕事中、目が疲れたら休憩がてらに紅茶を一杯…なんて幸せ…とまあこんな感じの目論見でありますから。と、ところが

な…なぜ皆ベノアを笑う?いいかいみんなベノアって言うのはねフランスの…

「Kanaさん知らないの?電車男でエルメスが好きな紅茶ってことでベノア大ブームだよ。オタク達がこぞって松坂屋に行ったっていう…」
「な…知らなかった。な…なんで、みんな電車男なんかみるの?」
みんな見てるよ。電車男を見ないKanaさんがおかしいよ
ななんだと〜真のオタクは電車男なんて見ないんだよ〜〜(逆ギレ)

〜5分後〜

は〜封を切ったばかりの紅茶は香りが違うね〜」(みんな)

電車男だろうが、なんだろうがおいしいものはおいしいのです。ミルクを入れたり、メイプルシロップを入れたり、その時々で人それぞれ。きっともう少し寒くなったら紅茶がもっとおいしくなるね。とその時々に一緒にお茶を飲む人たちとたわいなくしゃべりながらKanaの秋が過ぎてゆきます。

机の前のKanaボックスに今日も紅茶缶とポットとカップが並んでいます。

オチですか?ええ、オチは…そうですね…
ベノアに行ったとき、店員のあの「場違いな」と言う感じのワタクシを見る目つきは…実は「また来おったなオタクどもめ」という威嚇の眼差しだったのですね…そんなことを思い出しながら、Kanaは今日も仕事をがんばってます(説得力無し)

 

06/10/20 雨

秋の雨が降って、寒くてみんなが背中を丸めて急ぎ足で家に急ぐさまが好き。たくさんの傘の群れ、その中に立っていると自分ひとりだけ時間の外に立っているようで。足元から冷気と一緒にちょっぴりの寂しさがこみ上げてくるようで、鼻につく冷たい湿った空気が好き。

行ってしまう秋の残り香が好き。
ふと、 銀杏の香りがして、
もう冬はやってきたのだと毎年思うのです。

 

06/10/18 中秋の名月

061011

毎年浜離宮が中秋の名月の頃、閉園時間を延長しています。庭と月と街、それぞれの光がそれぞれによい味を出して不思議な散歩を演出してくれますよ。

061011-2

061011-3

傍の汐留のビル郡のまぶしさが逆に浜離宮の闇を深くしていきます。

今年はもう終わってしまったけれど、みなさまも一度行ってみるとよろしいかと思われます。潮の香りと虫の音が都心のど真ん中で秋を感じさせてくれます。

 

06/10/15 アニメーションダンス

アニメーションダンスというジャンルがあります。Kanaまったく知らなかったのですが、日本橋のイベントで見てまいりました。知るひとぞしる「ひとりでできるもん」「はむつんサーブ」「TOZAWA」「無名(ウーミン)の心」 「ストロングマシン2号」等そうそうたるメンバーが日本橋に集結していました。

アニメーションダンスを定義する言葉があるのかは知りませんが人とは思えない動きをみんなやってらっしゃいました。(わかりやすいアニメーションダンスの例をあげるとムーンウォークでありマトリックスの弾除けのシーンです)ドリフでおなじみのフラッシュライトの中「コマ送りで動くような表現」をフラッシュライト無しでやるとか、パペットのような動きをするとか、歩いていないのに移動するとか(忍者みたいです)そしてそれが見事なダンスになっているのだから。
音楽にも凄いこだわりが合って、エグスプローションなんて「長嶋の引退演説」をラップにしちゃったり、海賊をテーマにって言うことで「ドラクエ」と「FF」の曲をうまくMixさせたり…ってその踊りのきめ部分はFF3の「クリスタルを掲げる部分」…てわかる人にしかわかんないじゃありませんか(笑)。TOZAWAはカンフー映画をテーマに踊ってましたが、途中で師匠と弟子の会話が入ったり、強敵が現れたり北斗の拳か男塾の世界が広がっていました。そしてその中でカンフーのあの不思議な感じを見事にダンスにしていました。スケートですべるように足を動かさずステージ上を飛び回ってました。すごすぎです。

食わず嫌いはだめと言いますが、いままでダンスに興味を持っていなかったことがはずかしいと反省であります。
そんなワタクシに会社でK嬢がつぶやきます。「新劇で玉三郎がやった浄瑠璃人形のしぐさには遠く及ばないわ

いや、あなた求めているレベルが神の一手くらい高みです。

以下を順に見るとできるもんのファンになります。

ひとりでできるもん1

ひとりでできるもん2

ひとりでできるもん3

 

 

06/10/15 のだめカンタービレ

はらだたしい打ち合わせのようなものを麻布十番でしてね。悔しかったので、
腹いせに久々の六本木の青山ブックセンターに行ったのでした。

昔に比べて洋書が多くなったかな、と思いましたが、デザイン系の本が圧倒的に多く、うれしくなりました。よく考えたえらKanaデザインの仕事をはじめてからはほとんど来ていないのでした。昔は建築系の本をあさりによく来たなぁと(夜中に)不思議な気分になりました。
青山ブックセンターの面白いところは、そのセレクトの仕方で、漫画なんかも
集英社コミックスとかじゃなくて「荒木飛呂彦」とか「松本大洋」とか人で決めておいている感じがとっても好きです。そのセレクトの仕方にセンスを感じるのであります。
そんな中に「のだめカンタービレ」があってね。思わず手にとったのが夜の8時半。無我夢中で立ち読み開始。
13巻くらいまでよんだところでメールがきてさ、うるさいなぁと携帯をみたらさ…午前0時をこえてるじゃん。あやうく帰れなくなるところでした。

すごいよのだめは…

立ち読みをしているとき、やはり土地柄ですか、しきりに外人の方が漫画を探しに来て「ベルバラ」とかを指しているわけですよ。男性の方が「ドラゴンボールがない」と必死なわけですよ。

ううん、なるほど、青山ブックセンターのセンスはそのセレクトに有ると思うのですが、洋書をおいて、外人に門戸を開いているからには、そういった外人好みの(よい意味でも悪い意味でもメジャーな)漫画をおいてあげるのも一つの義務かなと少々思いました。
外人は絶対「とりみき」なんて手にとらないもんね。

 

06/10/8 キレイナココロ

会社とかでね…Kanaさんは心がきれいだから人の悪口を言わない、とかいわれると、人の悪口は言わないでしょ普通、って思うし、笑ってそういってその場をしのいだのだけれどもね、

人の悪口を言う人は、「嫌い」があるからで、
きっとその分「好き」もあるんじゃないかなと。

Kanaは人の悪口は確かに言わないし、そんなに嫌いな人もいないけれども、それは、そんなに好きな人がいないのかな…って思った。

嫌いなんじゃなくて嫌いという感情がわずらわしくてめんどくさいだけなのだと思う。同時に好きと言うことも同じように思っているのかもしれない。

一つ確かなことは、Kanaのこころなど決してきれいなわけ無いじゃん。ってことだ。



 

06/10/6 今日はたくさんの傘の死体をみたよ

本日はあまりの風の強さに、街のあちこちで街行く傘たちがパキパキと折れておりました。道端には、骨だけになった傘の骸たちが無残な姿をさらしておりました。Kanaは今日おろしたての和風傘を持って出たのでもうドキドキでしたよ。24本の骨と木でできた軸が風で砕けてしまわないように必死で閉じて守っていました…傘を守りながら必死で風雨に打たれるワタクシ。なんという愛…

って傘持ってる意味ないやん。

 

06/10/6 違いのわかる大人の…

フォアローゼスとオールドセントニックの味の違いは、ちっともわからないけれども(バーボン)、スペシャルテイストとエクストラブレンドの違いははっきりわかったよ(AGFのインスタントコーヒー)…大人って切ない。

 

06/10/1 神の庭

初めてお友達の家に(お酒を飲みに)行ってまいりました。

都心のその部屋は大きな通り沿いのマンションの上のほうの階にあり、外見は見事に昭和(多分)のマンモスマンションなのに、部屋の中はいかにも今風なリフォームっぷりで赤茶のフローリングの2部屋で、天井も高くしており、まるでペントハウスの隠れ家のようなのです。フローリングなのに巨大な押入れと天袋があって収納もばっちり。昭和物件なのでトイレとバスも別です。Kanaも次に部屋を探すときは昭和の古い物件をリフォームしたところがいいわ、と心に決めたのでした。

061001
夜の気分はまるで隠れ家バーです。

061001-2
朝の気分は秘密の隠れ家

061001-3
都心の風景もばっちり

061001-1
自作のテーブルにお絵かき三昧(羨ましい…)

061001-5
そんなところで生活する彼と彼女。

Kanaは自分の部屋にモノを置かないことを信条にしているのですが、彼らの部屋は小物にあふれ、彼はテントウムシを、彼女はネコグッズを愛し、それらはたとえば台所の戸棚の取っ手に乗っかっていたり、ドアの枠の上やトイレに飾られていたり。いたるところにセンスを見てとることができるのです。また飾っているものも、自分で描いた物から、ギュスタフ=モローまで、とりとめもなく、激しく。それでいてまとまっているのです。調理機器を吊り、布切れをカーテンにし、お香をたき。パンを焼く。

ワインを持っていったら、ピザを作ろうと、なんだろうこの生きている感覚はと。

そこはKanaの部屋の対を行くような生命力あふれる天空の庭。Kanaの部屋は「あるけど使わない形」があふれているけれども、コノ部屋は全てが生活のために存在している。これが人間だと激しく思いました。

でも、自分の部屋に戻って、改めて自分は壁にいろいろ貼ったり、たくさんの小物をさりげなく飾ったり、そんなものに囲まれて生活をすることはできないなと、Kanaはモノを捨てられないから。あるものを、素敵なものだけを少しずつすこしずつ集めてめでていくのだろうと思いました。

だから彼らの部屋はKanaの憧れの部屋。
日当たりと見晴らしの最高にいい神の庭。

 

←2006.9月