nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2007年3月nikki

07/3/30 春の屋上

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遅めのランチの後、ふらりとデパートの屋上にのぼり

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じっと街を見下ろしながらあなたは何を思う?

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今月は機会がなく、ほとんど写真を撮っていません。会社の姉さまの強い表情がステキで思わず撮らせてもらったくらいかしら。仕事中なので表情が厳しいです。
Kanaには屋上に立って地上を見下ろす彼女が「ラオウ」に見えます(←最高級の誉め言葉なのよ!これは!!)。「わが人生に一片の悔いなし」

 

07/3/29 JOJO

映画版「JOJOの奇妙な冒険(第一部)ファントムブラッド」を見てきたよ!!、Kanaが漫画家として尊敬するベスト3に入るような荒木飛呂彦の名作ですから、一人、気合を込めて渋谷のナイト上映に行ってきた訳ですよ。

………ゴメン。痛いコメントしか出来ない。(涙)

JOJO自身が長い物語なのですよ。ファントムブラッドと呼ばれる第一部だけでも…
「馬車の事故で死にかけたジョースター卿と彼を助けた(実は事故現場の物品をあさりに来ただけ)ダリオ=ブランドー。
ダリオが死んだ後、彼の息子ディオはジョースター家に養子として迎え入れられる。ディオはジョースター家をのっとるため、ジョースター家の正当な後継者ジョナサン(JOJO)を精神的に追い詰めてゆく、しかしJOJOは持ち前の貴族の精神で、それらを跳ね除けて成長してゆく…」

とここまで書くと、正統なサスペンスな香りがとてもするのですよ。貧しい家庭に生まれ上を目指すことのみを生き甲斐にする.少年にめぐってきたチャンスと、正当な貴族の後継者の少年の家を守るための戦い、青春の戦い。

ところが、JOJOはここからがらっと変わるのです、そしてここからが面白いのですが

「ジョースター卿が事故に遭った時馬車に積んでいた石仮面は(第一話に仮面が出ているのに、以降なかなか出てこないところがすごい)人の血がつくと仮面の内側むけて針を出しかぶっている人を刺し貫く恐ろしい仮面であった。喧嘩の最中、偶然その秘密を知ってしまったJOJOとディオ。しかし、その仮面にはさらに恐ろしい秘密があり、かぶって仮面の針で頭を刺し貫かれると太陽を忌み嫌い、強靭な力を持つ吸血鬼になってしまうのであった。

ジョースター卿を毒殺しようとしていたディオ…それを阻止しようとするJOJO、全ての証拠がそろい警官隊に囲まれ逃げ道がなくなったディオは自ら石仮面をかぶりジョースター卿を刺し殺しその血を使って吸血鬼へと変貌する。そしてその恐ろしい力で警官隊を壊滅させる。JOJOはその怪物となってしまったディオをジョースター家ごと焼き尽くすことでかろうじて勝利する。」

というわけで…サスペンスから突然ホラーに変わるのです。ちなみに、ここまでで物語の半分くらいです。ここから物語はヒーローモノに変わるのです

「生死の境を通り抜けて何とかディオに勝利したかと思われたJOJOであったが突如現れたツェペリ男爵は言う。ディオはまだ生きている、そして、吸血鬼を倒すためには波紋が必要だと」

このあとJOJOは「波紋法」をマスターし2度のディオとの戦いを行い…まぁ、その先は原作を読んでいただきたいのですが、

…こんな長い物語をあますことなく2時間で作ろうというほうが間違っていると思います。もったいない、。もったいなさすぎる。そんなわけで、いまいち主点の見えない。作画のいたるところに隙の見える微妙な作品に仕上がっております。途中からのディオなんて吸血鬼というより魔法使いです。途中からのJOJOなんて悲しみを背負ったヒーローというよりはゲームのキャラクターのようです(大量の雑魚キャラをばらばらたおしていくところ)そしてJOJOの恋人のエリナに原作にある魅力がちっとも感じられない(涙)

わたくしこの映画に点は差し上げられませんわ!
(ゴージャスアイリン風に)

オチ:お笑い芸人のスピードワゴンが声優担当ということでどうなのかと思っていたのですよ。(彼らの芸名はJOJOの名脇役スピードワゴンが元です)
そしたら映画の中にスピードワゴン自身が存在しませんでした。(お笑いのスピードワゴンの二人は別の役で声をやっていました。)

個人的には「少年時代編」「波紋編」の2つくらいに分けて上映してもいいのではないかと思います。原作的には「少年編」「青年編」「波紋編」な3部構成です(なんとなく別れています)

 

07/3/28 はん亭で

かいしゃの姉さまに「ストレスがたまって最近ご飯がおいしくない。」とのたまわれたもので、はん亭などを紹介してみたら、では行こう(陰陽師風:夢枕獏)、行こう、ということになりまして、その日のうちに3人で行ってまいりました。
この3人の組み合わせは1月頃にKanaが凹んだ鍋のときの面子なので、Kana的には少し嬉しかったです。

ちょうど桜の折、根津へ向かう上野公園はすっかり人で賑わい、少しさびしげな不忍池あたりも、ポツリポツリと桜が開き。はん亭は2年ぶりくらいかしら、今度新丸ビルに店が出るらしいのが少し悲しいかな。お店的には大躍進なんでしょうけれども。

帰り、姉さまと二人、少し六本木のバーで飲んで話して、何気ない話だったけれども、少し仕事から離れられたことが嬉しかった。

会社でもあまりしゃべらないし、感覚も距離も遠い人だけれども、神様どうかこの人とせめて一生の友達になれますようにと、すこし、本気で願った(Kanaは無心論者なのでマリア様にお願いしましょう←イミフメイ)。

Kana的には「こういう非日常的なところに来たかったの」という言葉でご飯7杯はいけます(ラッドウィンプス風に)

 

07/3/24 壬生義士伝 浅田次郎

浅田次郎の壬生義士伝にどっぷりです。久々に来た。これはずっしりと、泣いた。
南部藩で学校の先生をしていた吉村貫一郎は、脱藩して江戸から京に上がり新撰組に入隊する。
「人斬り貫一」とよばれ恐れられ、守銭奴のように働く彼は、ただ、故郷の家族を生かし、養うためのみ生きていった。
カタチばかりの「侍」制度の幕末。「武士」が終わろうとする時代の転換期。ただ一人、「義」と「仁」に生きて散った真の侍の物語。

時は過ぎ大正時代、幕末の生き証人たちの口から語られるそれぞれの見た吉村貫一郎の姿から、徐々に彼の人となり、家族への愛、脱藩行為の意味などが解き明かされていきます。多くの関係者の記憶がクロスオーバーされ、彼と彼を取り巻く家族、その時代までもがくっきりと浮き上がっていく様が秀逸です。

そして物語の最後に、明かされる藩の歴史の意味。彼の教えが、藩士たちに、その次の世代の郷土の人々に脈脈受け継がれていくことを感じさせられます。

「南部の子だれば、石ば割って咲け」

壬生義士伝 上 文春文庫 あ 39-2 (文庫)

 

07/3/19 噂話

ワタクシは何も気にせずにただただ、お仕事をして、ぶらぶらと2年ほど会社にいたけれども、最近、会社の子によく、会社では「だれだれとだれだれがね」とか「実はだれがね」とか、そんな話を聞かされる。

いらない。

Kanaはそういうものを受け流したりするだけの器量がない。Kanaは、目の前にいるヒトは、自分の知っている目の前の人だけの情報で十分。

Kanaはヒトと、うまく接したり、恋に落ちたり、うまい恋愛や、浮気や、そんな、高度な人付き合いはできない。

あこがれるけど。決して出来ない。

KanaはKanaだ。そんなことを思う日々。

 

07/3/14 今日のダメニンゲンぷり

がんばってなれないjavascriptで新しいnikkiのナビをつく…

…背景を敷けないという根本的致命点発見。了…一月がんばったのにね。

 

07/3/12 3月も半ばをすぎ…

何をしていたのかしら

10FEETのライブ。秒速5cm。奈良美智の映画。
もうすこししたらヘンリーガーダーも来るし、

ひさしぶりにこもってFLASHでサイトをつくったりjavascriptを使ったりしようとして何も出来ない自分に愕然としてみたりして。

つらい。

たった一つのことがうまくいけば、全てがよくなるような気もするのに。

それでも、なんとか新しいサイトを作っています。

 

07/3/12 渋谷づいている

秒速5cmも奈良美智との旅の記録もシネマライズで見た。
アストラルランプで軽い晩御飯。隠れ家っぽくて癖になりそう。
タワレコでcharaのCDを買ったり、カエラさんを聞いたりしている。
渋谷西武に午前会社をサボってダニエルオストの花展を見に行ってくる。

毎日お金を使ったり飲み会に参加したり、お忍びで会社の女の子とデートしたり…その全てがうつろだ。

あと、一歩突き抜けられる世界が欲しい。

 

07/3/4 時の流れがはやすぎて

もう少し待ってください。後少し…

070303-1

1/30 17:22:40 谷中
下町をK嬢と歩いた

070303-2

2/11 17:23:40 鎌倉海岸
鎌倉をくるりちゃんと歩いた。

 

07/3/4 Kanaはただただ置いてゆかれる

070303-3

2/15 12:03:51 茗荷谷
茗荷谷をひとりで歩いた

 

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