さて、今日は久しぶりのフリーの日。ゆっくりお部屋の片付けでもして、午後は…そうね、この日光眩しい中、緑の濃そうな阿佐ヶ谷団地でも撮りにいこうかしらとゆらっと夢想する
穏やかな日曜日の午前。不意に一本の電話が…(※Kanaが電話に気づいて出ることはあまりない←つねにバイブな上にじゅうたんに転がしているから)
「神楽坂でル・ブルターニュのガレットが食べたい。」
電話の主K嬢はそうおっしゃいました。
「おはようございます、K嬢。残念ながら、ル・ブルターニュは常に行列のできる店です。実際お召し上がりになるのは難しいかもしれません。銀座にクラブニュクスというガレットのお店がありますがそちらなどではいかがでしょう。私自身行ったことはありませんが、こちらも有名なお店ですし、お店も相当に広いとのこと…」
「うん、あそこの接客にはいい思い出が無いんだ。とりあえず神楽坂でるよ。」
「さすがにございます。かしこまりました。」
…と、こんなお嬢様と召使の会話が繰り広げられたかどうかは別にして、何の脈絡も計画も無く神楽坂でランチとなりました。Kanaを誘ってくれる人が世の中にいることに感謝します。
ちなみにル・ブルターニュはガレットという、そば粉のクレープのお店です。
本場フレンチのシェフが作っていて、評判もよろしく、神楽坂でも一、二を争う、有名店ではないかと思います。Kana自身よく、あの店の脇を通りますが、常に行列ができているのであります(紀の善とどっちが行列多いのだろう…)。
そんなわけでペコちゃん焼きでおなじみの不二家前で待ち合わせをして、カラッと暑い神楽坂をフラフラお散歩。ル・ブルターニュに入れないことを前提に、いくつか心の中でお店をピックアップ…そして、ほら、その角を曲がると、お店の入口にはうざぞっといつもの行列が…
…な…無い!!!
K嬢とKanaのご飯を食べに行く時の当たりっぷりは、二人が一番わかっているのはずなのですが、…今回はKana一人で驚いてました。お昼時行列のできていないこのお店をKanaは初めて見ました(きっとお盆だったからなのでしょう)。
と、言うわけで、お昼からビールとガレットでございます。大人ってすばらしい。Kanaは生ハムとルッコラとチーズとそんなガレット、K嬢はアンチョビと卵とそんなガレット。
普通においしいのです、別格というほどのものではありませんが、ガレット自身めずらしいし。使っている素材も新鮮で、緑みどりしていてよろしかったです。つくりもしっかりしています。
デザートのお酒のアイスなどを合わせて、お会計が二人で8000円近く、決しておき楽ランチ価格ではありませんでしたが、雰囲気や、目新しさ、あとガレットを食べたという、そんな気持ちは十分満たしてくれました。(デザートで頼んだ、お酒のアイスがキャラメルのアイスにキャラメルのお酒をかけたり、ステキでしたが、Kana白ビール1本でほろ酔いさんで…あんまり細かい味のこととかこと覚えてません…ただ、とっても濃いかった。)
ウエイターの初老のフランス人がちょっとステキ。Kana達は入り口脇のオープンエアな場所でいただいたのですが、行列ができたりやんだりを繰り返していて、まぁ、適度な時間に入れたのだなと、ちょっぴり運のよさに嬉しくなったのです。

ル ブルターニュ
http://www.le-bretagne.com/j/lebretagne.html
ランチも終わったし散歩でもしましょうかということで
Kana達が次に向かったのは… |