nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2007年10月nikki

 

07/10/31 あいつが来る

二年の時を経て再びやつがやってくる…

でも初期不良とか多いんだろうな相変わらず…

GR2
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital2/index.html

Kanaが以前持っていたGR-DIGITALの後継機です。相変わらず28mm短焦手ぶれ補正無し、というところに潔さを感じます。

もう少し…ウリになる部分あってもいいんジャンって位の変化の無さは一体…。微妙な部分、痒い部分には手が届いているのですが…。もう少し、こう、なんというかその…華があってもいいんではないでしょうか(涙)

見た目で1と2の違いがほとんどわかりませんでしたよ(涙)
マイナーチェンジにもほどがあります(←本音)

 

07/10/23 ネット上で何が起きているのだ?

知ってらっしゃいますでしょうか?googleをはじめとする多くの画像検索から「初音ミク」が検索できなくなっているのですよ。まさか噂の…google八分かしらと、ドキドキ。

ITmediaの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/18/news040.html

TBSの件といい…なんなんでしょうな?初音ミクの周りで何か起きているんでしょうな。嫁を隠したりしているんでしょうかな。

どうでもいい話ですが、本日の空の雲が10本の肋骨のようでした。最近諸用でカメラを持ち歩けないのが本当につらいのです。…携帯は電池切れで撮影できませんでした(ダメダメじゃん!!)

 

07/10/23 私達は箱庭に暮らしている。

hakoniwa

階段の途中から眺める東京はブロックのようで。ごった煮のようで。平面のようで

 

07/10/20 ドミノ倒シ。

ある日Kana宅に宅急便が届きました。

防止1

説明書き

そう、これは9月に表参道で行なわれていたKNIT CAP CUP 2007の公開投票の当選商品。

…9月に表参道でKNITCUPCAP2007というイベントをやっておりまして、それは、そこに飾られてる作家さんデザインの179点のニットキャップの中から一番好きなキャップを投票するというイベントだったのです。そして全作品の中から投票率の高かった50作品が実際の商品として販売されるとのこと、KanaもK嬢と共に投票しに行ってまいりましたよ。

…で、おまけで、投票した人の中から30名様に抽選で投票したニットキャップをプレゼントしてくれるというものがございまして…どうやらKana当選しちゃったようです。(K嬢も当選してました。)

さ〜て早速商品を…って!!おおう!!

方々

こいつぁ、Kanaの敬愛する…

小さな

小さい方々がドミノしているのでございますよ。

90度反転させてみるとドミノの先には!

そんなわけでモノツクリ金造Φさまのニットキャップが当たったのです。

ちょっと今年の幸運すべて使い果たしたのではという気もいたしますが…
この冬はニットキャップにあわせてファッションをコーディネイトしてゆく次第でございます。

ちなみに、この「ドミノ倒シ。」をはじめとして、商品化されたニットキャップがCAPCUPSHOPで購入できます。金造さんデザインのモノは、この「No. 0129 ドミノ倒シ。」のほかに「No. 0134 夜空ノ散歩 -星トル方々-」というこれまた素敵なデザインのキャップがあるのです。ぜひ一度見てみるとよろしいかと、…Kanaは普段帽子をかぶらない人だけれども、ウィンタースポーツやる人なんて、楽しいだろうな。

ちなみにこの「No. 0129 ドミノ倒シ。」本日現在、人気ランキング4位でしたよ。
やりますな、にやり。

KNIT CAP CUP 2007
http://www.capcup.jp

モノツクリ金造Φさまの方々の都
http://monozou.hp.infoseek.co.jp/


 

07/10/20 夜の地下鉄を

先日、久しぶりに地下鉄に乗った。理由は忘れてしまった。
iPodでTOKYO LUXURY LOUNGEなどを聞きながら、人気の無い休日の夜の地下鉄に座っていると、なんだか時間から切り離されたような不思議な気分になる。

目的地の駅について、ホームに下り立つと不意に現実が戻ってきて、さびしいような、ほっとしたような、そんな感覚。

地下鉄とloungemusic、中々よい組み合わせ。

 

07/10/18 あの子の視線が気になるのん。

あの鐘をならすのは誰って…あの鐘を鳴らすのはあなただから…

そんなわけで、先日のnikkiは特に誤字脱字の多いKanaでございます。
今日は素敵なニュースがあるのですが…家にカメラが無いのでまた次回。
(また何かアイテム手に入れたなとかんぐってみてください。)

最近洗濯物を干していると、チリチリと背中に視線を感じるのです。霊?ストーカー(それはむしろKanaさんでは?というツッコミを入れた人、正直に手を上げなさい。)
しかし、ここは3F、隣のベランダとも壁で区切られています。向かいはビルの裏側で、見ている人がいればいつだって気がつきます。
そんなある日、いつものようにフトンを取り込もうとして、ふと視線を落としたKanaは気づいてしまったのです。じっとワタクシを見つめる視線の正体に…

 

猫が見ている

隣とのベランダの壁の下の隙間から、猫にそっとがん見されていました。

晴れた休みの日とか、ベランダに置いているのでしょうね…2匹いまして、カメラを持ち出して撮影体制に入ったとたん、興味から敵意に変ったらしく牙をむき出されましたよ。テヘ♪。

最近くしゃみが急激に増えているのですが、猫アレルギーでないことを祈ります。

 

07/10/16 こればかりはゆるせねぇ。

ええ、ワタクシも後にネットで知ったのですが

まぁ、まずはITmedeiaさんのニュースでも見てください。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html

詳細はJ-CASTさんのニュースを

http://www.j-cast.com/2007/10/15012237.html

ニュースの概要は、Kanaが今一押し、世間でも、一部大ブレイク中の「DTMソフト初音ミク」がTBSの「アッコにおまかせ」に登場して、
やったね!!ミクもとうとうメジャーデビュー(?)だね!!と、皆が歓喜するはずだったのですが…、ミクが紹介される代わりに、「ミク」を愛好する「オタク」の「キモイ」映像ばかりが流され、「ミク」を使う「オタク」に「普段は何を」と質問「コンビニでアルバイトを」と返答すると「ふーん、ご立派ですねえ」というナレーションで終了。

もう、ただ、オタクを貶めるためだけの番組。

さらに

TBSの取材を受けた人達は「内容が事前の打ち合わせと全然違う」として憤慨し、ミクを作ったメーカーも、マスコミの悪意に気づかず、放送に参加したことに対して謝罪文を発表する事態。

どうでもいいものを祭り上げるのはまだいい。亀田とか風太とか、あざらしとか勝手にもりあげればいい。…でも、罪の無いものを、よいものを貶めるなよと。

ちょっとでも、ミクの音楽を聴いたものならば、それが、どれだけ、すごいソフトかわかるはずで、それを知っているのであれば、貶めることなんて、できるはずが無いわけで、つまりTBSは最初からオタクを貶める道具としてのみミクを使いたかったわけで

てぇめえ、「あの鐘を鳴らすのは誰」をおまえよりも上手く、ミクに歌わせるぞ!アッコ!!ごらぁ(※アッコさんに罪は無いのですが。)
…既にニコニコにあがってそう…。

これだけ話題になるソフトが世の中に出るということは、中々無いわけで、そして、ユーザーがネットで作曲した作品を発表していくわけで、そしてその、創作という作業は、上手い下手を問わず、何よりも尊い行為なわけで。

それらすべてを、公共の電波で、真実のフリをして、茶化す行為が許せない。
放送のせいでソフトのイメージを壊してしまったと、インタビューを受けた人や、メーカーが謝罪しているのに、当事者のTBSは謝罪しない。どれだけ、愛されているソフトかすら理解していない。

これは、マスコミの横暴だ。Kanaはミクを知っているから、TBSのでたらめがわかる。でも、知らなければ、オタクはキモイ、ただそれだけで、終わっているのだ。世の大半の人は、ミクを知らない。日本のパソコン普及率はそれでも60%台。「アッコ」だけ見た人は、このネット上の騒動すら知らずに、オタクをキモイと信じるだろう。…Kanaはミクを知っている。でも同じようなことが起こってそれがKanaの興味の無い、Kanaの知らない事項だったらどうだろう。通り抜けるように、Kanaは安易にマスコミの言葉を鵜呑みにするだろう。

それが、本当に怖いと気づかされた事件でした。

クリプトン(メーカー)さんの謝罪文分読むとミクが如何にメーカーとユーザーに愛されているかがわかりますわ。

http://blog.crypton.co.jp/mp/2007/10/1014_1.html

 

 

07/10/13 秋

無意識にアイスよりホットのカフェオレを入れるようになりました。
不思議…。空はこんなに晴れているのに、体は秋を感じてしまうのね。
…だめよ。Kanaさん寒いだけジャン?とか情緒の無いことをいっては。
冷え性??とか歳だからしかたな…とかいった人は死罪じゃ。

首都圏の自動改札が全部ダウンしたのです。理由は本当に単純なものだったらしいのですが、(毎朝改札機に送られるデータのダウンロード上の問題…ほんと、バグ一つなのですな。)…流通の一部を意図的に止めることができれば、それはテロ行為になるんだなと、改めて実感したのであります。

黒川紀章さんが亡くなりました。建築家は死んでも、建築物はずっと残るんだなと、また、建築家は映画で言うところの監督なのだなと。そんなことを思った次第であります。野球監督や、映画監督なら、選手や役者も名をあげられるのですが…建築の場合は、どうしても建築家一人の手柄に見えてしまいますな。実際に図面引く人も、素材作る人も、施工する職人達も、あまり見えてこないのは、チト切ないことです。実際見えない部分ですから。仕方ないのですが

奥さんの若尾文子さんとの関係も素敵だなと。

内藤対亀田家
以前から書いているのですが、どうしても亀田家ってマスコミの犠牲者のような気がするのです。踊らされて盛り上がらせられて、舞い上がっちゃって。
ボクシングはスポーツなのですが、切腹とか言っている時点で、パフォーマンスなんですけど、スポーツじゃなくて、殺し合いになってるわけで。
それは、反則でもなんでも仕掛けて勝とうとしますよ。死にたくないですもん…。試合も荒れますよ。スポーツ×ケンカですもの。土俵が違うのですもの。

もっとも、原始的なスポーツであるボクシングが、スポーツでありえる理由は、細かなルールに則っているということ、紳士的であること。
其処の道理をはずしている、亀田家は、ボクシングをする資格はないと、Kanaは思うのです。亀田家ルールでボクシングをするなら、もっと強いやつらいくらでもいるだろうし、もっとラフファイトしていいなら、それはもはやボクシングの形すらとどめなくなるでしょう。

スポーツの秋なのに引きこもっているKanaが書いてもあんまり説得力無いですわね。

 

07/10/8 枕詞

Kanaさん…カヒミ・カリィはフランス人じゃないんだよ。

Kanaさん…だからYUKIのPVはエロいってあれほど言ったじゃない。

Kanaさん…UAもcharaさんも也哉子さんもぜんぜん似てないから
(眉毛が太いこと以外)

Kanaさん…yanokamiは一人じゃないから…
ついでにレイハラカミは男だから…

Kanaさん…キャノンのPIXUSのCMあの3姉妹の骨格が
ちっとも似ていない
っていうのは最もな発言だけどCMだから…
…でも、ほんとに違うタイプの3人を集めたわよね。

KanaにはJRAのCMが
ハチクロにしか見えないんだよ…

…そんなわけで、普段妄想している、nikkiの挨拶用に使おうと思っていた小ネタを集めてみました。

 

 

07/10/7 おやすみプンプン

ぜんぜんKanaは好きじゃないんだけど…生々しくて。
おやすみプンプンという漫画を借りた。浅野いにお著 小学館

プンプン

プンプンというある小学生の少年の日常のお話なのだけれども、
すごく突飛なのは妙にリアルな描写の中でプンプンとその家族だけが、シンプルな鳥のような線で描かれていて、他は、(特に大人は)いやらしさとか、グロさとかが前面に出る感じの描写になっているところ。

プンプンを描いてみた

話自身は、家庭内暴力とか、新興宗教とか、大人になりきれない大人とか、子供達の周りで普通に起こっている、生々しい話ばかり、ただ、こんな感じ(上記Kana画…ほんとにこんな感じだって)の純粋無垢なプンプン(正式にはプン山プンプンです)が存在することで、すごく救われているのだ。ヒロインを含め他の子供達はもちろん普通の人間。プンプンだけがなんとも形容しがたい形をしているのです。
レビューとかでは、「普通の日常の中にいるおかしな生物」とか書かれていることが多いけど、それは多分違うのです。主人公を人の形で描かないことで(名前も海とも山ともつけないことで)主人公のイメージを読者に委ねているのだ。(たとえば映画の銀河鉄道の夜を猫で描写したように)。また、台詞も彼だけフキダシではなくキャプション(よくコマの途中とかに四角く入っている説明書きや心理描写をする表現方法)にして、心理描写と台詞(台詞のときは「」にはいっている)両方を入れることによって、プンプンの声すらも読者に委ねているのだ。(ついでに一人称なのでプンプンの視点で物語を俯瞰できます)

この本を読んでわかること。

子供は怖いもの知らずだ…。だって、世の中がこんなに難しくて怖いものだと知っていたら、決して子供は生きていけない。

そしてその中で、プンプンのシンプルで短絡的な純粋さがやさしくてかわいくて、プンプンが好きになる転校生のちょっと大人の愛子ちゃんが切なくて。そして、半分狂人のような大人たちが怖くて。そんな痛イタシク、生々しい、世界で彼らがどうなっていくのか、

嫌いなはずなのに、この話も、人々も嫌でいやでしょうがないのに

彼らがこんな世界で幸せになれるはずも無いのに…プンプンと愛子ちゃんの行く末が気になって仕方がありません。可愛くて、やさしくて仕方がありません。

早く2巻を読みたいと思った漫画です。

装丁も最高のデザインだと思います。カバーは薄い山吹一色に、シンプルにプンプンの型押し(盛り上がってます)。そして、本体の表紙はただ、ひたすらにペンで画面を塗りたくった見てるだけで気分悪くなりそうな病的な描写…そのギャップ…。

ぜひ一度ご堪能あれ。愛子ちゃんの前歯一本無い笑顔に癒されておくれ。

ヤンサン連載作品紹介のページ

Amazonのページ(レビューの評価高いです。)

…ていうか浅田いにおは恐ろしい人です。すごいよ…


 

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