nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2007年11月nikki

 

07/11/27 小田急線

昨日も小田急線にボーっと乗っていた。天使と歩いた下北を一人出歩いてみた。
小田急線は意外と好きだ。なんだか細い道の間を走っているような気がする。中央線や東急線の高架ではなく、地面すれすれで町の間をすり抜けていくようで、西武線のような田舎ではなく、もっと密集した住宅地の中を通り抜けていくようで、その生活感がなんだか好きなのだ。

3時なのに夕方みたい。東北沢の路地の踏切をおじいさんとおばあさんが、待っている姿が、ふと目の前をかすめた。
きっと、昔から変らない原風景。夕暮れの町。散歩するお年より、浅く弱々しい日差し。なんて穏やかな風景。かぼそく長い影。シルエットの電柱。アスファルトにきらめく太陽光線。黄色く輝く木々。そのすべてに冬がいる。そんなすべてを目に落としつつ小田急線は住宅地の中をすこしゆっくり目に疾走する。

下北の次は中央線の高円寺。久しぶりに、いつもの仲間達に会った。ミユル堂の江古田から高円寺への引越しをお祝いして。4ヶ月ぶりくらいに、たわいもなく熱く飲んだ。なんだろう。すごく安心。ほっこりするのです。

この気持ちがいつか、小田急線に乗っているときのように、不意に見る原風景の感覚になるのかしら。それとも、ずっと進行形で、いつまでもほっこりした気持ちでいられるのかしら。そうね…どちらであっても、きっと素敵だ。これはもう、ソレが私にとって大切なものになってしまったということなのだろう。
彼らに出会って、6年になる。すっかり、時は変ってしまったけど、逢うたび、安心と新鮮が彼らにはある。彼らはちゃんと自分の意志で自分の道を歩んでいるのだ。

ミユル堂新装開店お祝いで?緑の可愛いバッグを買った。すっぽりカメラが納まるフエルトのバッグ。
2008年Kanaのファッションテーマはキュート×ロックということにして、シルバーのアクセをしながら可愛い小銭入れ持ってる位の男気を見せようかと思う←いくつだよ。(そしてどこが男気?)

Kanaは今でも現実から脱兎のごとくってわけさ。

江古田にあったミユル堂は今高円寺にあります。

 

07/11/25 20点だけれども…

天使と、
下北沢を散歩した。少し暖かい11時30分。

もとファッション業界の天使にコーディネートをお願いして、予算3万で何でもいいから選んでよと、そんな、デート。

どんなのがいいの?

「…重ね着がしてみたい。」
Kanaは天使の重ね着のセンスにいつもあこがれている。

だから、コートから、シャツから、なにからあわせて8点くらい買った。3万にも届かず、綺麗に収まった。下北沢って恐ろしくお安い。

ヴィレッジヴァンガード:DINERに行ってみた。
ヴィレッジヴァンガードが経営するハンバーガーショップ。
ミケネコ舎にも行ってみた。
とてもおいしい、レトロなコーヒー屋さん。
どちらにも、待たずに入れたことはある意味奇跡かと思いつつ。

迷路の町をゆらゆら歩く。

いつもみたいに一生懸命話のネタを考えたりしなかったよ。

間延びもしたけれども、ゆっくり出来た。自己採点は20点。でも、なんとなく穏やかな一日。

あえてカメラを持ち歩かなかった。ただただ、天使に見とれていた。まばたきするたびに、まつげがきらきらゆれる。

ずっと前から見とれていたけれども、多分今日はじめてあの人の本質にかすめたような気がする。雲の上の、決して届かない人だけれども、Kanaはこれからも、ずっとずっとみとれ続けてゆくのだと思う。

とどかなくて、それでもよいのかい?よいのではないか?

渋谷はBunnkamura向かいの巌でお酒をのんでお開き。時間は20時30分。

いつか、天使のいる高みに上り詰めたい。

多分もうすぐ、別の道を行く。あなたにあえなくなることだけが、Kanaはつらい。

ヴィレッジヴァンガード:DINER
http://www.village-v.co.jp/diner/

ミケネコ舎(AllAboutより)
http://allabout.co.jp/gourmet/cafegohan/closeup/CU20051017A/


http://r.gnavi.co.jp/g170201/

 

07/11/19 だら

一週間だらっとしていました。ごめんなさい。明日から勉強します。
今日は「転々」を見に行ってまいりました。

…じんときました。なんてやさしい映画。

転々
http://tokyosanpo.jp/indexp.html

オダギリジョーの演技の上手さもさることながら、吉高由里子がかわいい。

 

07/11/11 こ…これがねじれ国会か…

すべては出だしの1歩…そして、その次の2歩目と3歩目できまるのだ
(Kana著:「〜回想〜大いなる色彩検定」:民名書房館より抜粋)

そんなわけで色彩検定の2級の開始早々の1問目でつまずきました。そりゃ1問目の回答が不安なので続く2問目、3問目にも、疑問が残ります。「ヤベ…NCSって混色系じゃないよな…ってことは類似度>?」
最も基本的な部分でつまづくと人は「今日までの俺は何」って真剣に思いますな。大昔のネスカフェのCMの平常心を失うべからずという言葉が頭に響くほど足元に泥沼が待っていますな。その後も、ドキドキしながら息をひそめながら、そ〜っとページをめくる始末です(←無意味
前日も前々日も、2級を置いて1級の勉強に入っていたのがまずかったのですかな、2級の神様が怒ったのですかな!?
そうなのです。
こんなに、ダメダメなのに、この後に1級の試験も控えているのですよ。ダブルヘッダーですよ。…2級80分…1級100分って…試験時間合わせて3時間…って、そもそも集中力が持つのでしょうか…どうするオレ?

ちなみに色彩検定をご存知ない方にどのようなものか説明すると、
色に関するすべての知識を網羅したもので3級2級1級と純粋に知識量が増えていきまして(最初から1級受けてもいいけど、1級を理解するためにはその他の級を理解していないと解けないという連続した知識なわけで)、色の歴史から、色の名前、色彩心理、色彩調和(色の組み合わせ)、目の構造、視覚と光、色彩学の歴史、ファッション、環境、プロダクトデザイン、など、もう、勉強してなかったら何がなんだかってな感じです。
ちなみに、美術の時間に見たことがあるような、色の表だけでも、
マンセル系、オストワルト系、NCS、PCCS、XYZ等など、…やれやれだぜ…(JOJO風)

 

v4

たとえば上のオレンジでも「v4」は「4:rO-5.5-9s」で「10R5.5/14」で「鮮やかな赤みの橙」…と、もう、あんまりです。(モニタによって色違います。イメージです)

思いのほか、わからない問題が、結構出てきます。確実に読みを外しました。
そして、最後の筆記問題…表色系には「混色系」と「けんしょくけい」…けんしょくけいってどういう漢字書くんだっけ。「顕色系」…いまいちしっくりこない;
そして結局最後の10秒で書き直したのですよ。顕の字を…
書き直す前のがあっていました。
これは精神的に痛かった。書き直すのが間に合わなければよかった。

そんなわけでKanaさん2級轟沈

その精神状態で1時間後に始まる1級はどうなるのか?以下次号

 

 

07/11/11 こ…これがねじれ国会か…2

2級に2ヶ月くらいかけてしまい、1級1次は半月しか時間がなく、しかも最初買った練習テキストが全然ダメで、気に入ったテキスト(問題集)を見つけたのが1週間前、試験前日には、夜ジュンク堂(ジュンク堂池袋本店は、東京で最も大きいと思われる本屋の内の一つ、多分上位3位には入ると思われます。本屋なのに、椅子やテーブルがあって自由に立ち読みできるところが魅力。)に行って閉店まで、過去問を立ち読みしながら、やばいよやばいよと、出川哲朗の真似をし、ほとんど一夜漬け感覚。とても、全部覚えられないので(前日まで新しい知識を入れなくてはならないほど、ぎりぎりのべんきょうっぷり(涙))絶対出そうなところを重点的に覚えてみたり。

そんなわけでKanaさんヤマ当たりました。

気持ちはムスカ大佐ですよ「おぉ〜読める…っ読めるぞ〜〜」。驚異的な理解率で、わかる問題とわからない問題がはっきり区別できます。わからなかった問題は7問。それ以外は多分正解。とか言い切っちゃえます。最後の筆記もらっくらく。もう100分のうちの60分で終わって、2周目もう一度、解きなおしても時間が余ったり。…

そう、これがねじれ国会か…というわけですよ。
たとえば2級おちて1級が受かったとするじゃないですか。
なんだか気持ち悪くありません?逆転現象ですよ。

ところが…

色彩検定1級には…
落とし穴があるのです。

さて、ここで問題です。3級の合格率は73%、2級の合格率は56%なのに、1級の合格率が26%てのはどういう了見でしょう?

…1級には1次試験と2次試験がありまして、2次試験はすべての色を覚えてるくらいじゃなきゃなりません。てゆうか、周りを見渡して、その辺にある色を、すべて数値で言えなくてはならんのくらいのレベルらしいのですよ。しかも、さっきのあれですよ。

 

v4

「v4」は「4:rO-5.5-9s」で「10R5.5/14」で「鮮やかな赤みの橙」というだけではなくて、「5pa」だとか、「Y70R」とか言う呼び名もあるのですよ(全部同じ色を示します)。この辺をすべての色で色で理解してなくてはならないらしいんですよ。

…さらに…ですね。この辺の色をいろいろ組み合わせて色彩調和させてみたり、配色のバランスを問われたりするらしいのですよ。

1級2次は来月なのですがね…

つまり、ですね。これを落としてしまうと、…どうなるんでしょうか?

Kanaさんは結果的に1級も2級も落としたってことに、なりやしませんかね?旦那…。

…正解!!

そんなわけで、Kana落とせない壁に向かってあと1ヶ月集中力切らさずにひた走れるか、もうそれはハードルというより、壁というより行き止まり!?

…オチですか?
勉強しすぎると、本当に頭って痛くなるんですね。吐き気ってするんですね。
これは、デザインを考えたりするのとは全く別の脳を使っている気分でした。
ちょっと新鮮でした。色の勉強はまた全然別の脳なんでしょうね。

…オチですか?
会社の子が同じ1級を受けにきてましたけど、スーツじゃなくて私服だったので可愛かったです。試験のあと一緒にお茶を飲んだので癒しでした。

 

07/11/11 結果

2級…最悪で22問不正解。だいたい20問くらい不正解
1級1次…最悪10問不正解。多分8問不正解

共に、合格ラインは超えているので(多分…)とりあえず、一安心ですわ。
がんばった。オラがんばったよ。次のステップへ進む出す。

 

07/11/7 まゆちゃん

たとえ、QJ(クイックジャパン)「アイドル」の意味を回復する3人というタイトルでPerfumeが紹介されていたとしても(…このタイトルに疑問符を抱きながら)

ワタクシのアイドルはまゆちゃんでありCutiePaiでございますよ。

そんなわけでCutiePaiがAll Aboutにてインタビューされてますよ。

All About ≫ 趣味エンタメ ≫ 音楽 ≫ テクノポップ
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20071029A/

あと12月号のサイゾーにCutiePaiが!?
http://www.outdex.net/diary/archives/2007/10/cutie_pai.shtml

楽しみです。言葉に出来ないくらい楽しみです。

さて、本当にどうでもいい話ですが。ワタクシは今の神咲まゆみさんの髪型が、いっとう好きです。一年前も素敵ですが、やっぱり。今、がんばっているまゆちゃんを見ると泣けます。

ワタクシも、もっともっとがんばらなくっちゃね。

 

07/11/5 え、あと5日?

現実から逃避している間に色彩検定まであと5日らしいですよ。へぇ…。2級だけならなんとかなるのでしょうに…会社の人と張り合って1級も受けるとか言わなきゃよかったのですよ

かつてない危機がKanaを襲っていますよ。

ヒロミ役の小雪さんがやってきて
「もしKanaさんが合格したら〜一緒になっても(以下略)」

とか言ってくれたら、もう血を吐いても合格しますがね。直木賞にかけて合格いたしますよ。

そんなわけで「ALWAYS〜続三丁目の夕日〜」が公開ですね。早く見たいものです(←すっかり現実逃避、そして棒読み

俺とおまえとは縁もゆかりも無いんだぞ。…茶川さんて、ツンデレですね。
(三丁目の夕日見てない人にはわかりにくいネタですみません)

 

07/11/4 におい

夜、住宅街でふと、病院の匂いを感じる…。あれは消毒液の匂い。
子供の頃病院が怖かった理由ってたぶん、この匂いによるところが大きいのではないのかしらと、ふと思った。非日常的な匂い。工業的な、化学的な匂い。得体の知れない不安。自分の体をいじられる不安以前に、どこか、危険な場所につれられてきた恐怖を、この匂いで感じ取っていたのではないかしら。
なんで、こんないつもの街角で、消毒液の匂いがするのかしらと、少し不思議な気持ちで家路に向かったのでした。少し懐かしい匂い。
最近の病院は、こんな匂いもしなくなりましたね。

懐かしいといえばユーミンのキリンラーのCMを見て泣けるKanaであります。
Kana自身は、夏、海で遊んだりナンパしたり、花火したり、こう、人と「うきゃ〜」と騒いで遊ぶという経験がないから、逆に今なって青春のリグレットでございます(うん、わかる人はよいお年かと)。ユーミンにしろサザンにしろ夏の海を思い出します。海は好きなのに、Kanaは努力してきませんでしたね。
努力をしなかった後悔はしています。
これから、努力しようと夢見ごこちで思ったわけであります。
周りはみんな結婚して子供もいるのに、
Kanaはいまだ何様のつもりで、のほほんとしているのでしょうね。
は…こんなnikki書いてる場合じゃない!?
とりあえず、青春の後姿も見えないので、
これから青春をがんばりたいと思います。

いやこの30年無理だったことをいまさらがんばれるわけがない、
という正論を言った人はハワイ旅行です(ただし片道です)。

てゆうか青春とか言ってる以前にもう少し足元を硬めなよ…
という正論を言っちゃった人は南米旅行です(ただし鉱山)

…いや消毒液はいろいろな懐かしい匂いを運んできますというお話でした。
ユーミンのCMはぐっときますな、というお話でもありました。

 

07/11/4 スレイプさん

すれいぷさん

Kanaが会社と家で使っているインターネットブラウザはスレイプニールといいます。ブラウザのデザイン(スキン)の種類がいくつかあって、それを簡単に変更できるという部分に惹かれて使っています。今Kanaが使っているのは限定版の「mono」というやつです。なんだか、昔のmacチックな感じがかわゆいのです。漢字トークやOS8の匂いがするでしょう?マウスジェスチャでいろいろなことが出来るので結構楽チンです。個人的にはIEとかより好きなので新しいブラウザを探している方は試してみてはいかがでしょうか?もちろんタブブラウザです。
(マウスジェスチャとは「右クリック+マウスの動き↓→でアクティブなウィンドウを閉じる」とか「右+↓」で次に進むとか「右+↑↓」でウィンドウを複製するとかマウスの動きの中にショートカットを組み込んだCADのようなシステムなのであります。しかもカスタマイズも思いのまま)

…ちなみにKanaのお気に入りとか見てはいけませんよ。ロジパラと僕秩かよ、とか言ってはいけません。貴様CUTIEMANIAだなとか言ってもいけません。この下にくりろぐとか隠れているのは内緒です。(あえてくりろぐにリンクを貼るワタクシって…)

スレイプニール
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/

 

←2007.10月