nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

 

08/06/27 午前10時 京都 桂

今日は、朝から出発してまず、Kanaの好きな竹のお寺にいくことにします。
そして、同じ場所にある鈴虫寺にも行ってみることにします。

バスで、京都の四条通を西へ西へ走りながら、改めて京都の町の大きさを感じます。一直線にバス停が15も続いている街はそんなにないでしょう…

桂川を渡った先の鈴虫寺は…

ごめん。ぼく。無理><

なんだか、入館料を払うとお説法の間に通されまして、そこで、お坊さんのありがたい話が聞けるのですが…要約するとお札を買えと。お守りを買えと。
ここのお地蔵様のご利益はすごいのでお守りを買えと。

そして、一生懸命聞いている人たち。

ああ、ごめんなさい、Kanaの来るところではありません。

いえ、いいのです。救われている人がいっぱいいるのですから。
でもKanaはただ、信心がお金に変わるその商売っ気が嫌いなだけです。

時間の無駄なので(あくまでKanaにとって)ありがたい話の人々の中から離れ…庭を巡って退散します。小さな庭でしたが、山の中腹なので景色はすごくよかったのです。

なんだろう…ありがたい話のはずなのに、この失敗した感は…

08/06/27 午後11時45分 地蔵院

さて、気を取り直して、
Kanaのベリーベストオブ京都の一つに認定されている地蔵院にきました。
同じ道を、外人の夫婦も向かっておりまして…(すばらしいセレクトだよ君たち)と、勝手に思っておりました。

地蔵院入口

入口の門の小ささがいいのです。
受付のお坊さんのものすごく御年を召されてるところも、いいのです。
商売っ気のないところが好きです。

別名竹寺…一休さんが幼少を過ごした寺としても有名です。ここは、なんといっても京都の外れということもあり、鈴虫寺に行った方も、こちらにはあまり来ないようで…
よい意味で静か…。
小さなお寺で小さな庭園ですが、
心を落ち着けるにはもってこいの場所なのです。お抹茶もいただけますよ。
雨は降りませんでしたが、雨が降っていても、美しかったでしょうね。

庭園

 

08/06/27 午後11時45分 地蔵院

上の写真の、庭園もこじんまりとしていますが、このサイズが好きで、だれもいない畳の上に一人正座して、心静かにしていましたら、…やぶ蚊にね…4箇所くらい刺されて、ね。殺生もいかがなものかと思いますしね。うん…><
そんなわけで、たしかに静かでしたが、あまり心穏やかになれなかったKanaだったのであります。蚊にかまれたのが、久しぶりでびっくりしました。ワタクシの血は西日本の蚊にあうのね、きっと(←イミフメイ)

ところで、なによりも、もったいなかったのは、
一人旅のキュートなお姉さんが、カメラもって帰り道、同じバス乗り場で待っていたのに声かけなかったことですな。いや、ニコンの一眼レフって渋いよ…。キムタクファンじゃないことを祈るよ…。

はぁ、Kanaさん邪念だらけですな><


それにしても、見上げると緑がまぶしかったのです。

 

08/06/27 午後13時45分 京都白壁町

2日間回って、ここが、今回唯一、Kanaが旅行前から行くことを計画していた…なかなか、男一人では入りにくいお店です。って、旅行前に計画してたお店が一軒て一体どういうアバウトさなの…。

一見ただの町並みですが…左の暖簾の奥の…


さらにその奥、細い道を抜けた先に


サボンという一軒家カフェがあるのです。

中は女子でいっぱいかしら…待たされるのなら出ようかしらと、
小心のKanaは不安いっぱいでしたが…

 

08/06/27 午後2時 サボン

上の写真の右奥が、入口です。Kanaはカウンターに座って写真を撮っています。
いや、来て良かったよ。なんか、女子しかいないけど、ただただ、落ち着くカフェ空間が広がっています。


メニューをよく見ると紙を糸で縫っています。なに、この細かさ…。

味噌仕立てのカレーです。福神漬けの代わりに、鰹節、具には、根菜やあげが、入っています。後ろに立ってるメニュー表の表紙も、布製でとてもかわいいのです。


 

08/06/27 午後2時30分 サボン


キッチンの壁もかわいい。


よく見るといろいろいます。右のぼけているのはサッカー人形の頭…


アイスコーヒーは、ミルクとシロップのヒトくくりなところに、技を感じますな。。

このお店では、いろいろな雑貨や、写真も取り揃えていて、侮りがたい店になっています。ワタクシが京都人だったら週に一度は通いたくなる居心地のよさ…ランチメニューも豊富で…いやな部分の全くない、稀有なお店でありました。べたな小物までもがかわいい。

そんなわけで、京都での最終目的地は、とっても幸せな気分になったのです。ただ、
こっからは時間との勝負で、これから大阪に出て、5時前の新幹線で、岡山に行かなくてはなりません。なんだろう、この、余裕のなさは…。

 

08/06/27 午後4時 JR大阪環状線

ユニバーサルスタジオ行きの電車を見たのですが
何がすごいって…、窓ガラスにも、半透明フィルム貼ってるんですよ!!
東京には無いセンスだと思います。大胆だ!!

 

08/06/27 午後4時30分 たこ焼きと仙太郎

三国志オンラインで関西のもくちゃんに、大阪名物って何ですかと尋ねたところ…「やまちゃんのたこ焼き」を食し、「仙太郎の最中」を買うべし!!という、お触れをいただきました。

あの、…ほんとうに、大阪の人ってあつあつのたこ焼きが食べられるのですね!!鍛えられているのですね!!!
Kanaはやまちゃんのたこ焼きを買って、熱いアツイと、涙目で食べておりましたが、周りの人たちは、いきなり丸ごと食べたりしてましたよ。丸ごとじゃなくても、その食べる速度は、たこ焼きの冷める速度よりも上だろうと…。幼少の頃から鍛えられているわけです。そういえば、西のデザイナーも、当然たこ焼き機は持ってると言っていたわね…、たこ焼きパーティーやってるとか。

ものすごく、どうでもいい話ですが、ラーメンとかたこ焼きって、幼少の頃食べたものがベースになっているような気がするのです。やまちゃんのたこ焼きは、外がぱりぱりで中がクリーミー。確かにサイコーにおいしいのですが、Kanaのたこ焼きの基本が、全体的にふわふわたこ焼きなので、なにか、自分の知っているたこ焼きとは違う異世界のたこ焼きを食べたよう…。
でも、大阪で一、二というのは、分かる気がいたしました。

そして、仙太郎の最中の大きいこと…、なぜ皮からあんこがはみ出しているのでしょう。なぜ、6個入りなのにこんなに重いのでしょう。岡山の人々へのお土産にはもってこいです。これは、すごい最中ですな。…名前が「ご存知最中」だったり普通サイズの最中が「真最中(まっさいちゅう)」だったり、ネーミングセンスが大阪らしい気もいたします。そして、紹介されただけあって…美味だったのであります。

そして、ばたばたと大阪をでて、新幹線で岡山に向かったのです。
祖母と約束しているから、あまり、遅れるわけには行きません。
この時点で予算の5万円をなぜかオーバー…
多分交通費が思いのほか高かったからではないかと思われます。

そして、岡山は笠岡の祖母のうちに着いたときには、手持ちのお金が154円…
やばい、田舎にはコンビニが無いんだ。ここから出るバスだって最低210円かかるんだ…。なんだろうこの、微妙に失敗した感じは。。
ということで、明日は岡山のいつもの田舎旅行編に続きます。

 

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