…東京国際フォーラムでのコーネリアスグループのライブに行ってまいりました。「ULTIMATE SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」
コーネリアスグループについては敢えて語りますまい。
http://www.cornelius-sound.com/
というか…そんなに詳しくは無いのです。ただ、、ずっと昔から憧れのかただったのです。元祖渋谷系であります。
そして現在は、小山田圭吾をリーダーに、堀江博久、清水ひろたか、あらきゆうこ、の4人でおこなっているのでコーネリアスグループなのだそうです。(小山田君ひとりでコーネリアスなので…)
小ホールでの開催なのですが、フォーラムの小ホールが半端無く大きい…。そして、会場の座席においてあるライブチラシなどにも、行った人じゃないとわからない細かな仕掛けなどあり(ライブを行う4人のカラーに合わせて席の場所ごとにチラシのカラーがことなるという…)開演前からドキドキデス。
そして、オープニングが、かっこいいのです。4人を4色の色にたとえて、スクリーンの背後から縦に4色にライトが照らしています(あのテレビの液晶を拡大した粒の一番小さな画素のようです。)スクリーンの後ろで彼らが個々の楽器を鳴らす瞬間タイミングにあわせて、彼らのシルエットが一人一人、音と同時に浮かび上がります。そして、少しずつ音が重なり演奏になって、スクリーンがはらりと落ちて、後ろに立つ彼らが颯爽と出現してステージのはじまり。
…Kanaが何より驚いたのは映像なのですよ。多分、作り手側は、映像4-ライブ6くらいの割合だと思うのですよ。でもKana的には映像8くらいでした。多分、映像無かったら、全然別物のライブになっていると思うのです。それくらい、映像ってインパクトあるんだなと。
すべての曲にあわせて映像があるのです、それも、生半可でない作りこみ。
映像を担当しているのが辻川幸一郎やgroovisionsなのですから、スタイリッシュだったり、ちょっと不気味だったり不思議だったりする映像が目白押し、当然のことながら、楽曲との組み合わせも絶妙…。
音楽と、映像の組み合わせにもう、夢見心地のライブでありました。
そして、そのライブで、小山田君がパフォーマンスで使ったのがTENORI-ON…彼の手元をアップにして、こやつで音をかき鳴らすのですが、…この装置の面白さも、さることながら、これで即席で音楽を作っていくさまを、手元アップのカメラで見せてくれるところがにくいのです(若干プロモーションも含めてるのでしょうけれども。)販売されたらぜひほしいと思ったのでありました。
…このnikkiほとんどライブの感想になってませんね。難しいのです。ライブですが、総合芸術といった感じで、ライブのタイトルに「SHOW」とついているように、これは、ひとつの完成されたショーなのだと思いました。
世界中で絶賛された「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW」に「ULTIMATE」がついているのですから、もう、これ以上ないってくらい究極のショーだったわけです。
http://www.cornelius-sound.com/
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