娘と横浜旅行記その2
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最初に申し上げておきますと、このお店はKanaが今まで遭遇した中で1.2を争う美味しさと、信じられない位の低価格を実現しているお店で知識として持っていると横浜に行った時、なにかと役に立つお店だと思います。ぜひとも一度行ってみてやってください。
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そんな訳でKanaは前日にミナトミライ以外のお店をグルナビなんかで調べて、とりあえず幾つかプリントアウトしてみたりしたりして・・・。用意周到です。よいのです、いつもいきあたりばったりのKanaですが背に腹は換えられません。 とりあえずKanaは戦闘服(スーツ)から私服に着替える間、娘に適当にお店に電話してみてもらいましたところ、娘が泣きそうな顔をして言いました。「コースのご予約は前日までにお願いします。って言われちゃったよ〜。しかも5000円からだって・・・。」 そんな訳で次にKanaがかけてみたのが上記のレストランだった訳でその電話内容といいますと・・・ 「あの、今晩予約をすることはできますか」の質問にかわいらしいお姉さんの声が「はぁい。できますよ。」「予算はどのくらいからありますでしょうか?」 「8時に2人でお願いします。(即決)」
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娘は最早優柔不断な上に頭が「あ〜もう私にはいっぱいありすぎて決めかねます〜」な状態だったので勝手に決めさせてもらいました。 |
前菜娘は、キッシュ。Kanaは、前菜盛り合わせ(セルヴェル・ド・カニュというパンにつけて食べるパテのすばらしくおいしいこと、あとにんじんのポタージュとレバーっぽいパテ)。全てが手作りの味で、何よりフレンチドレッシングが妙に癖があっておいしいのでした。 |
メインは娘は太刀魚のケッパーソース。Kanaは鴨のコンフュ。 ただ、娘よ。ケッパーの実とグリーンピースを間違えてはいけません。Kanaは鴨の足が鶏のふとももみたいな出され方された時は、声になりませんでした。味は非の打ち所がありません。迷って寒くてお腹すいた結果このようなものにありつけるなんて実に幸せなのであります。2人はこれ以上無いってくらい満足しています。 ところがデス。メインを食べ終わってしまうと、テーブル上のパンを持っていかれてしまいました。貧乏性の娘とKanaは少し寂しかったのです。 ソレばかりかお水のグラスも取り上げられてさらに寂しさが増してしまったところに・・・
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デザートは洋ナシのシャーベットに柿のタルト・・・。甘いものは別腹・・・いえ、そのデザートが見事でした。洋ナシのシャーベットの氷の粒の粗さと繊細さの加減が絶妙です(料理の鉄人風)。薄切りにした柿をタルトの上に乗せるという発想が脱帽です、コレがまたとても合う。どうにもおいしい。 タダ一つ気になる事は、この店のもう一つのデザート「クレームカラメル」1800円のコースの標準デザートで、この店の売りだそうで、メニューに「好きなだけ」とまで書いているクレームカラメル。お店の人に「デザートだけ別にソレを一人前ください。」とお願いしたら。 サービスで頂いちゃいました。 ソレはまさしくカラメルソースのプリンでした。こってりとさっぱりの間を微妙にとったような、店の自慢の商品と言われる訳です。ここのプリンはホントに美味しい。 満足すぎる2時間を過ごしてしまいました。帰りにお店の人に言われました。「グルナビクーポンを持ってきてくださればクレームカラメルはいつでもサービスしますよ」と。まさかポケットに入れているとは言えませんでしたが。 |
さて、Kana達は満足も満足、後は、お酒でも買って、ホテルで飲もうねと笑いあいましたが・・・ソレが長い苦難の始まりだとはその時、気付くよしもなかったのです。 次回に続く |