nikki The Book of Days. 毎日、のらりくらり書き綴ってます。

 

2008年11月nikki

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08/11/30 10年目の映画祭

お友達のコヤ夫妻の映画祭に参加してきました。
小さな会場でしたが、お客さんもずいぶんいらっしゃっているようで…。
そんな中で、
ゲストのワタシの映画の上映時間がダントツで一番長いという、…このゲストにあるまじき所業。
でも、意味も内容も伝わったようで、良かったです。作ってよかった。
手前味噌ですが、Kanaらしさはそれなりに、出ていたかと。
お友達のハンカワさんに(映画にも出てもらっていますが)、洗濯のシーンが良かったといわれたのは、ホッといたしました。洗濯とか、ご飯を食べるシーンとか日常生活を撮るための意味を感じさせない長回しのシーンが多くて、その部分は音楽も無いのでみんな、寝てるんじゃないかと本当に心配していたのです。一度眠くなると回復不可能なこの映画ですが、製作中、何人かの意見を頂き、万人になるべくわかりやすい映画にはなったかなと…(?)この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
本番2時間前まで、音直しとか、予告編作成とかしたというのもなんですが。

…それにしても、自主映画作っている人とか、デザイナーの人とか写真撮ってる人だらけの中で、自分の作品を出すというのは、本当に怖いものですね。
でも、そういう人たちにタダで見てもらえるの機会をいただいたのは、本当にありがたいことで、コヤ夫妻にも本当に感謝です。ありがとうございました

そして、コヤさん夫妻の映画は…、いえ、もともと、知っているけど、そこはかとなく漂う狂気が…なんてエロかわいい。十年十色のゴトウさんのなんてキュートすぎです。
そして、撮り方などを見ているとあちこちで、ハッとさせられるわけで。
内容も作風も様々で…人の持つ幅と、10年で流れる作風ってすごいなと、素直に思ったのであります。

ワタクシも撮れないなりに、何でも続けて行けば、そこそこのものを撮れるようになるのかしらと思いつつ。

そんなわけで、自分へのご褒美に、イヤホンを買ってあげました。

薄い水色がホーローのようでかわいいのです。

パナソニック PR-HTX7


 

08/11/30 映画セット。

紙モノに関しては、大体イメージ通りのものができたかと…
左から、チケット、DVD、パンフ、チラシ。他封筒もあります。
誰もわからない部分ですが…チラシの下の「なんで、みんなワタシを…」というキャッチコピーは、背景の画像のマスクです。
もっと太目の文字にしないとわからなかったわね…。

 

 

08/11/28 クロクロ祭りゴージャス

渋谷フレンチナイト CLO CLO祭りゴージャス!
このイベントも、時々見に行くようになって10ヶ月がたってしまいました。このイベントは、面白いので、毎回お友達と一緒だったのですが、今日は一人です。

クロード・フランソワを日本語で歌おうという、サエキけんぞう主催のイベントであります。きっかけは、「まゆちゃんサエキけんぞうと歌う」ということで知ったのですが。あと、YMCKもとっても好きなので、生で見られるのはサイコーなのです。そして、なにより、フレンチポップってKanaの心の原風景なのです。親が口ずさんでいた、そんな記憶のある世代でもあります。
そんなわけで、回を重ね。時々拝見し、
ジーニアスを見ると条件反射でダンスを思い出してくすっと笑ってしまう位にはなりました。トーストガールが歌うと、フランスパンが飛んでくる覚悟はできました。

私自身は、サエキさんの歌は大好きなのに、サエキけんぞうとまゆちゃんのコーラスにどうしても馴染めないのです。サエキさんの太くて強い低い声と、まゆちゃんの硬めで強い高音は、どうしても闘っているように感じるのですな。やはり、今回もそう感じてしまうので。こればかりは、いかんとも唸ってしまうのです。
でも、彼らはプロで、そんなことは100も承知のはず。その上でやっているのですから、ワタシが思うのよりずっと先のことを目指しているのでしょう。
ワタクシもそこまでの域に早く行きたいのです。

本日は、まゆちゃんがソロで一曲Cosmic少女を歌ってくれました。
不思議だ。3人で歌う曲をまゆちゃんがひとりで歌うということが不思議だ。
低音部はBGMで、高音部を一人で歌うまゆちゃん。
あらためて、これは、グループで歌うための曲なんだなと思いました。
で、ふと、いろんなことを考えて、きゅっと胸が痛くなりました。
どこまでも、がんばって行くまゆちゃんがステキです。

まゆちゃんは、アイドルです。
サエキさんとの、掛け合いも、とっさのアドリブも、ふとした仕草も、発言も、キチッとアイドルです。それは、呼び名がアイドルとか、コスチュームがアイドルとか、そういうことではなくて、例えば、フィギアスケート選手の指先の仕草一つとっても完璧とか、ファッションモデルのウィーキングの職人的な極みとか、そういった「作法」に近いものを感じます。きっと、さりげない部分だけれど、日々、努力して訓練しているんだろうなと。それは、他の人たちと踊ったり、歌ったりする時、ちょっとした仕草やポーズに垣間見えます。
一度本物を見ておくことをお勧めします。
私は昨今、あのひと以上のアイドルを見たことがありません。

この日は写真撮影自由だったので、みんな存分に撮っておりました。こんな日に限って、1つもカメラを持ってない自分がいるわけですが><
でも、持っていても、まゆちゃんは撮れないだろうな。
花火大会で写真を撮っていると、花火の感動を思い出せないのです。
撮影は、どうしても、自分とカメラの対話なのです。
写真撮ってる暇もなく、ただただ見て聞いていたいと思いました。
カメラを持っていなくて良かったのかもしれません。

帰りは雨で。
夜遅くの中央線で市谷のお堀のほとりを走っていたら、細かな雨がお堀の水面を軽く揺らして、でも風が無いので、水面が、白いビロウドのキャンパスのようで、そこに、お堀端の木々がビルの光りに照らされて、映り込み、絵画のようで。
しばらく、こんな詩情は忘れていたなと。
そんな冬の夜でありました。

よい、イベントでした。気分はエスプリです(イミフメイだけどニュアンスでお分かりになればいいじゃないの?ホホホ。←マリーアントワネット調に←このオチはエスプリが利いていませんね)。

サエキけんぞう公式ウェブサイト
http://www.saekingdom.com/

Cutie Pai official web site
http://www.cutiepai.net/

※エスプリって、日本で言うところの「粋」ではないかと思っております。

ちなみに、ゲストにジョンジョリーナ=アリー金剛地武志さんといった話題の人々が登場して、何気に、お得なイベントだと思うのですよ。ええ。最後押してる感じまでもが、すごくまったりで。ライブの最後の曲、サエキさん、金剛地さんと一緒に上半身裸で歌ってましたから…。次回は事前にココにも告知を出しましょう。

 

08/11/28 クレジット

大切な方に、パンフレットと、試作DVDを渡してしまった。手前味噌過ぎます(大切な方なのに試作って…というツッコミは記者会見を開いて謝罪します。)。
その方に言おうと思っていたことが何一つ言えなかったのだけれども、
その中で「このDVD最初の1分間は音が入っていないので…音量に気をつけてください。」という一言があったのですが、
ふと、思ったのですが、 劇場公開の映画の最初に入っている、配給会社や、製作会社の特に音響会社のクレジットには、確実にジャジャ〜ンっていう短い音(音楽)が入っていますよね。
あれって多分、音量やステレオの確認用の意味もあるのではないかしらと。
そうすれば最初のジャーンって一音で、映画の大体の音量もスピーカーの調子も想定できますものね。つまり、映画の音楽が入るまで、待たなくても、映写機の音の調整ができるってことで。そう考えると、あの音は、高音から低音まで満遍なく使っているのではないのかしら?とかそんなことを思ったわけで。お客さんも、音出てるんだって、最初に認識できますしね。
全ては理由があるんだなと。そんなことをぼんやり思ったKanaは今晩も音作りに励むのでした。あの…明日なんですけど?

 

08/11/28 前日

10年目の映画祭

いよいよ明日でございます。お時間ある人は来て見るといいですよ。
詳しい、タイムスケジュールがわかったら、またアップいたします。(でないようです><)
べつに、アタシの映画祭ではないのですが…
ちゃんとした映画を作っているヒトのところに、ゲスト上映で45分、しかも初監督で、音楽も初めての素人がのこのこ…ってのは、ちょっと…怖いですね。アキバしか知らないのに、若者っぽい格好をして、渋谷の街にナンパでもしに行く気分です(←それも無理です)。
ま、それで、少しでも自分の土俵に近づけようという発想がパンフレットなわけですな…多分。以下はそのお話。

 

08/11/27 パンフレット

これまでのあらすじ:
映画を上映することになったKana。
遊び心でパンフレットを作ることを思い立ち、
3日で16ページモノをつくり、あわてて、入稿するも、入稿後に隠しオブジェクトを削除していないことに気がついてさあ大変(←この辺りはイラレ使いの人だけ解ってくれればいいです^^;)さて、隠しオブジェクトは出力されてしまうのか…Kanaの運命は一体。

11/27の朝、映画用の、その他のどうでもいい備品(チラシ、前売り鑑賞券)等を作っていたら、ヤマトさんがやってきましたよ。へいへいと、お金を渡し、
どきどきしながら包みをあけましたよ。びりびりびり〜〜

CTP(簡易印刷のこと)はどうしても、 濃い色が薄めに出ると聞いていたので、若干心配していましたが、…思いのほか良い発色です。(顔料インクが、濃いところが明らかに厚塗りなのが面白い…。表面にツヤの無いマット紙に印刷したら面白いことができそう…)
そして、隠しオブジェクトも、印刷されず、全く問題なく(一箇所誤植あり…)完成しました。紙厚が135kg(雑誌の中に入っている葉書の厚さ)なので少し薄めかとも思いましたが16ページなので思っていたよりもずっと適度な厚さに感じられます。

たった20冊ですが、人生初の、自分のためのちゃんとした、印刷物です。

べべべ、別に映画の内容がわかりにくいから、説明のためにパンフレット作ったわけじゃないからね。
(女優のYun-Yunをたくさん撮ったのでパンフレットにしたかったのさ…結局あんまり載せて無いけれども…)

あと、映画用の公式サイト(?)も年内完成を目指して作成いたします。
映画で撮ったスナップを主にアップしていきたいと思います。
… Kanaさんは本当に「…っぽいもの」を作るのが好きとか言っちゃダメです。

街の燈 草の匂い(モニタサイズ1024PX)
http://dmqb.com/kotone

街の燈 草の匂い(モニタサイズ1240PX)
http://dmqb.com/kotone


 

08/11/27 ジャケット決定!

ワタクシの映画用のDVDの写真を探していました。古い写真からずっと見直しておりました。

で、コレにしました。

なつかしのGR-Dで撮ったものです。花がいっぱいですが、実は恵比寿で、夜の渋谷川沿いの住宅街なのです。
「街の燈 草の薫り」という(若干ありきたりな)タイトルにぴったりだわと。

丁度、2年位前の写真で、渋谷のライブハウスに行っていた頃、初めての頃は、ライブハウスに入るという行為に、どきどきでしたな。帰りは川沿いを渋谷まで歌を歌いながら写真を撮りながら、歩いていました。ずいぶん懐かしい話になってしまいました。

あの頃の写真を見直してみると、良い写真が多いのです。ひとえにGR-Dの力のすごさなのかなと思います。今の子(E-410)は、設定が面倒で、大きくて中々ですが、使いこなしてやらないと。です。

話は変わりますが、Kanaの映画を見てくれたお客様先着19名様にパンフレットとDVDとチラシと特別前売り鑑賞券セットをプレゼントいたします。きゃ!Kanaさん太っ腹。

 

08/11/26 現代美術館

製作の合間をぬって、コマチ姉さまと現代美術館に行ってまいりました。
ネオ・トロピカリア|ブラジルの想像力

…コマチ姉さま曰く、「ブラジルのアーティストは、注目する人が多い」との事、あなた自身がアーティストなのはわかるけれども、本当にバレエから、アートから精通しているわね。そんなわけで、まるで、キュレーターに案内されるように、Kanaは未知のブラジルアートの世界に旅立ったのでした。

姉さまと、Kanaは結構、見るモノの好みが近いので、語るとき非常に楽であります。多くの作品に関しては語りませんが、

リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダーの「作業場/会話と構築」
輪切りにしたたまねぎをクシでピラミッドみたいに立てていったり、細かい角切りにした、にんじんをキレイに並べていったり、ウェハースをバターでレンガみたいに組んでいったり…そんな写真が16枚並んでいます。食事に飽きた、子供のいたずらのようですが、実はそれぞれの写真は、実際にある有名な建築物の形になぞらえているのです。

マレッペ「雲を食べる」
綿菓子を食べるおじさんを真下から6枚の連続した写真で撮影っているのですが、空に向けてカメラを構えているため綿菓子を食べる姿が雲をたべているように見えます。おじさんのでっぷりした、不細工感や、綿菓子が丁度太陽の手前にあって、うまく雲に見えるように撮っている繊細さとユーモアがステキです。

リジア・パペ「Ttea 1,C」(←小文字のeの上に「'」が付きます。)

(展覧会公式サイトより)

ものすごい細い1本の金のワイヤーを床から天井に何度も張り巡らせています。暗い部屋の中で、真ん中だけに光りを当てているため、まるで、四角い箱が2つ、宙に浮いているかのように見えます。細いワイヤーの組み合わせなので、影なども無く、まるで、昔のパソコンのワイヤーフレームを生で見ているようです。見た瞬間思わず、声を上げてしまう、不思議な美しさです。

エルネスト・ネト「リヴァイアサン・トトー」
白くて巨大な布にビーズを詰めた、雨だれのような形状のオブジェが、たれかけのミルクのように天井からいくつも下がって森のようになっています。その高さが三階分くらいあります。そして、巨大なのに、柔らか。天井付近は非常に複雑な形状で、砂の袋とビーズの袋の重さの差でバランスをとっています。
圧倒的な大きさです。これは、見るべき作品です。

他にも、これは!!って思わされるアーティストの多いこと。恐るべしブラジル。…、そして、こんなにすごい展示会なのに、現代美術館は駅から遠いこともあって、とっても人が少ないのです。(宣伝もあまり見ないしね…)もったいない…。
これは、だまされても行って見るべき展示会だと思います。必ず、自分好みの作家に一人は出会えるのではないでしょうか。

同時に「守山大道 ミゲル・リオ=ブランコ写真展共鳴する静かなまなざし」展もやっていて、見たのですが、…こっちは別に…普通でした。ごめん。

それよりも、常設展のほうが、心憎い作品が多かったので、もし、現代美術館に行った際は、常設展も是非よってみるべきかと。
…胸に、ミッキーのロゴをあしらった、鎧武者が、機械仕掛けのマンモスの上にのっているヤノベケンジの「ミッキー・ザ・ナイト」のナンセンスさがサイコーで…島袋道浩や奈良美智の作品も置いてありました。

久々に、良いものを見ました。

ネオ・トロピカリア|ブラジルの想像力
10/22-1/12(月曜休館)
10:00-18:00

 

美術館を三時間ほど歩き回っただけなのに、次の日足が痛いKanaは一体…。

 

08/11/26 現代美術館の近くで。

うん…看板に印刷しちゃうところが、すごいよね。
店名も仰るとおりですとしかいえないし、

ツッコミどころは多いのにアンタ…正論だよ。

 

08/11/25 SONARと一日中…きゃ♪

今日は24日か…はぁ、はぁ、
ようやく、ようやく、SONARの使い方を覚え、6分ほどの曲を作った。
…6分だけど、大体、6つのパターンのフレーズを作ったので、コレで、映画はまわそう…。
(1日で作るなんて無理ですタイ。)

この3日間、予告編を作ろうと思うのだけれども、…できた映画で作る予告編は、悪夢でした(実際どうしても完成させられない悪夢を見た…;)。まだできて無い映画で作る予告編って、楽だなと。だって、オチとか、エンディングとかは伏せたいけれども、でも、面白い映画だよって伝えなくちゃならないんですもの><
しかも、もともと、無声映画なので、本編なら雰囲気や流れで意味を理解できても、予告編じゃ何が何だかさっぱり、だろうなと。
そこで、Kanaさん考えた。
まず音楽を作ろう。
で、音楽の尺に合わせて、予告編を作ればいいんだ!!
そんなわけでなんとか6分の音楽。

…自画自賛していいですか?(…するんだ。)
DTMの知識ゼロの人が、いきなり、キーボードとSONARつないで曲作れって言われても、…9割挫折すると思う。「MIDIとオーディオのトラックの違い」、位は何とかなるけど、「F8クロック」とか、「マスターとスレーブ」とか「ソフトシンセ」の意味とか…
それ以前に、もう…、ものすごいの。ウィンドウの数が…。

引きます。ドンビキマス。そして画面の上のメニューの数が12もあります。
…イラレやフォトショだって、10個程度だぜ…

朝起きて、パン食べて、パソコンの前に座ってキーボードを弾きつつ、、夕方の5時半に30分ほど一眠りして、夜の9時まで、ずっと、ひたすら、格闘ですよ。半分はインターネットと格闘でしたけどね。←、意味のわからないことが多すぎて、とにかく、ネットで、探す→解決→先に進む、の繰り返し。解説書を買ったんだけど、オーディオベースで(ギターとかを実際弾いて、その音の波をいじるもの)MIDIベースの話(MIDIは音の強さと、音色を数値化したもの、それを、パソコン内のソフトシンセで、音色にする)がほとんど書いてなくて、うなされた。はきそうになった。

一応、KanaはフリーソフトのDominoと初音ミクは扱える(?)のでピアノ系のメニューと鍵盤型のキーボードさえあれば、音は作れる。(作曲なんてしたこと無いけれども)完璧ピアノ曲ですけど。
シャープやフラットの無い、超基本的な音のみですけれども。

で、結果的に。…なんか、坂本龍一と、SENCEを足して二で割ったような感じになってます。
やった。これで、一応予告編を作れる。

そんなわけで、自画自賛です。本気で使い始めて初日で音楽作ったどー
(機能の1%も使っていないことはミエミエなのですが…)

でも、もしこれ、映画作るっていう目的が無い時に軽い気持ちで買ったら
挫折確定な気がいたしますな。
ま、今後はエレクトロミュージックですよ。MEGですよ。パフュームですよ。まゆちゃんですよ。

そして、主催者からのメール、予告編といわず本編上映してください
なんだって〜〜〜〜!?素人の45分映画なんて、みんな寝ちゃいますよ?

さてどうなることやら、待て次号(←古い。)

…いや、予定では、超カッコイイ予告編になる予定だったんだ。…

 

 

08/11/24 タイトル文字化け。言葉にならないらしい。

犬を保健所に連れて行けって言った親を恨め。
犬を保健所に連れて行った自分を呪え。

最初から本当に出頭するつもりの犯人なら、
手袋で指紋を隠したりはしない。

 

08/11/21 10年目の映画祭

10年目の映画祭

おともだちの行うイベントで、ゲスト上映という形で、ちょっぴり予告編を流すかもしれません。ていうか、流します。…できて無いけど。
あと、限定20部で、パンフレットと完成版DVDを配布する予定です。
このイベントの詳細は、明日報告いたします。
ネ・ム・イ…。もう、朝の7時だ。二時間寝よう(←廃人)。

 

08/11/21 音楽つくる。事始。

パンフが終わったのでその足で、ヨドバシで PC-50を買ってきました
前、KXシリーズ買いたいとか言っていたのですが(KX-8という88健の最上位版の鍵盤のタッチが、本物のピアノと同じで…それを触ると、それ以外のものはどうでも良くなってきて)、既にお金も無いので、一番安いMIDIキーボードにしました。たった14700円で、付属にSONARの簡易版SONAR 6LEが付いてるってすごいです。 (SONAR正規版は84000円です。)

…世の中の多くの人は、キーボードってパソコンにつないだらすぐ音が出るんでしょ?

…って思ってるかと思いますが残念ながら違います。。
まず、MIDIキーボードにはスピーカーも音源も付いていません。キーボードの役割はMIDIデータという、ドレミの記号をパソコンに送るだけ。音色(たとえばピアノやギター、ドラムの音とか)は、ソフトシンセというたくさんの音源を集めたソフトから選んで、、その音色をSONARが読み込んで、キーボードからの信号に合わせて、音を鳴らすという、複雑怪奇な手順。

まず、キーボードのソフトをインストールして、パソコンと連動させて、次に付属のDTMソフトSONAR 6 LEをインストールして…ラインインをMIDIキーボードに設定して、ラインアウトをソフトシンセに設定てして、

…KanaはDTM知識がゼロなので、使い方から用語まで、一つ一つをネットで調べなくてはいけません。
紆余曲折の雨あられ嵐槍…。

そして、ようやく最初の音が鳴ったのが、キーボードをパソコンにつないで2時間後。

…さらに、ソフトシンセの中からステキなピアノの音を発見できなかったので、ネット上でフリーのピアノの音源を拾ってきて、…今度はそれをどこに入れればいいのよ、と紆余曲折しつつ。

ようやく、好みのピアノの音をパソコンで鳴らせるようになるまで、さらに2時間。

…今日は、音楽作成ソフトの勉強をします。
果たして間に合うのか?
パソコンのスピーカーが、あって無いようなものなので、スピーカーも買いました。キーボードに近い値段です。散財はなはだしいです。><


 

08/11/20 パンフレットがどうなったかと申しますと…

映画用パンフレットは、結局、16ページになりました。19日の午前10時にほうほうのていで完成させまして。総データ量904メガを三度に分けて宅フィル便にて、入稿ですよ。テキスト作成から、デザイン、校了まで、4日で仕上げるとは我ながら中々やります。←自画自賛。

自分でちょっと、ああ、手に職だな。って思った。
ただ、時間が無かったので、デザイン的には…きわめてフツー。もう少し、ぶっ飛んだものを作りたかったのですが。
各ページのデザインも、少々ばらばらだし。
でも、データ的に入稿作業特に問題なく、そのまま、出力に回されたことはうれしかった。
DTPやって無いヒトには何のことか、から無いけれども、印刷データって、それなりのルールがあって、逸れに沿ってないと、印刷機にかけられないのです。

そんなわけで、映画の2日前には到着しそう><
まゆちゃんに渡そう…←本末転倒。

ちなみに、映画のパンフっぽく、16ページのうち4ページは完全に写真のみ。
残りのページは、ストーリーとか、コラムとか、監督インタビューとか、キャストとか、ロケ地マップ等を、各テキスト内容にあわせたページデザインと一緒にレイアウトしています。うん、実に映画パンフ。評論家の評論も、カメラマンのカメラの説明も、インタビュアーの発言も。全部Kanaが自作自演しているって事以外。
作っているとき、色々な映画パンフを見たのだけれども、…本当に良いデザインの、映画パンフってあまり無いなと。
手元にあるパンフレットで、本当にいいな、と思えるのは、「歩いても歩いても」「星影のワルツ」「天国はまだ遠く」…など、日本映画ばかり。
それでも、本当に自分好みのパンフレットは無くて、…今回構想にほとんど時間を裂けなかったので、満足度は50%くらいだけれども、結構好きな形の映画パンフレットになったかなと、時間があれば、もっと別の形のものを作りたかったなぁ。

…といいながら、作ったデータを確認していたら。

隠しオブジェクトを一箇所だけ削除していない

という恐ろしい事態に気がついたのでした。…ひょっとすると、やばいかも。
(隠しオブジェクトは、イラレ上で、一時的にオブジェクトの存在を隠しているだけなので、印刷の種類や方法よっては出力される可能性がある、孤立点や、空のテキストオブジェクトと同じ、いないはずなのに、出力されちゃう系三大非情トラップの内の一つ。←自業自得なのだが…。)

とりあえず、完成がタノシミです。(少し、足をがくがくさせながら><)


 

08/11/19 都市伝説。

DTPデザイナーなら聞いたことが無いかい?あの都市伝説を!!!

windowsでイラストレータEPS形式でデータを作っていると、突然無くなる

DTPデザイナー以外には何のこっちゃという話です。
「イラストレータ」はKanaがメインで使っている、レイアウトソフトのことです。
写真をはっつけたり、文字を打ったりして、パンフやポスターはたまた、街頭看板まで、とりあえず、印刷物なら何でも作れちゃうソフトです。
で、「EPS形式」とは、イラストレータの保存形式の一つで、重いのですが安定性が高く、(イラストレータって非常にデータが壊れやすいソフトなので。)特に印刷に向いた保存形式で、印刷物の入稿に良く使われます。

その日Kanaは必死で作っておりました。データ入稿後、完成品のの到着には1週間かかります。大体の仕上げを終え、色などの微調整を行っておりました。
以下起こったことを、お約束でポルナレフ風にお伝えします。
「いいか、今起こったことをありのままに話すぜ、俺は、微調整したデータを保存したと思ったらデータがなくなっていた。」
「何を言ってるか判らないかもしれないが、オレにもわからない。保存した瞬間ファイルは消えて、「最近使ったファイル」でも「ファイルが見つかりません」っていわれて、ゴミ箱の中にも、パソコン中を検索しても、忽然とファイルが消えたんだ。…間違いない、スタンド使いの仕業だ…。」

…まさか、本当に跡形も無くファイルがなくなるとは。
なにが、恐ろしいって、フリーズとか、突然オチルだったら、保存前の状態の状態に戻るだけで、「ああ、この1時間が無駄に><」って泣き叫べばいいんですけれども、
たとえば、 2日掛けて、何度も上書きしたファイルが、保存した瞬間、コンピュータ上のどこからもいなくなるなんて、理解の外の風景です。コンピュータの構造的にゴミ箱に捨ててないファイルが消えるなんて、ありえない話です。
そして余計なTMPファイルができるわけでもなく…(少し専門的なのでココではカットです。)
これが、一週間掛けて組み上げたデータだったら、首をくくりたくなると思います。

あぁ、もちろん、常にPDFで複製を作りながら作業をしていたので、損失時間は、保存前の1時間で済みましたが。
未経験の恐怖でしたね。これまで6年間イラストレータを使ってきましたが、
まさか、本当にあの都市伝説にぶつかるとは…ってゆうか、その都市伝説が真実だったとは、夢にも思いませんでした。

ま、Kanaのパソコンが若干ハズレパソコンだってこともあるのかもしれませんが(あんまり、調子の良く無いやつなのです。)。

オチナイ話ですみません。(これは、オチがないというのと、オチナイ←フリーズではないということを掛けた、Kanaさんなりの高度な以下略)

 

08/11/17 うわ〜ん

某W氏によると「うわ〜ん」は…アレ…誰のセリフだったっけか?…
アタクシにとっての「うわ〜ん」は「うしおととら」ですな。(とらがわざとらしく「うわ〜んやられちゃうよう」と銭型並の名演技をするシーンがあったのです)

そんなことはさておき。気がつけば、11月が半分過ぎていますよ。

コレまでのあらすじ
せっせと映画作りに励むKanaさん。詳細部分も大分詰めて、そろそろ、予告編と、音楽製作に入ろうかとしていたのですが…。

最後に気合入れて作ろうと思っていたパンフレットの入稿から到着まで一週間以上かかるってことに、ふと気がついたのです
「うわ〜ん」
大変!!映像に時間掛けすぎた、といいますか、本編も詳細編集が残ってる上に、予告編作って、音楽作ってってやってる前に。パンフを仕上げなくてはならないのだよ。Kana君。物理的時間は待ってくれないんだよ。
そんなわけで、本領発揮ですよ。12ページものの6ページ分を2日で作りこみましたよ。くは。2ページは写真で埋まるとして…あとの4ページを1日で仕上げられるか。そして、ミスなくオンライン入稿できるかが問題です。(一度も使ったことのない会社に頼もうとしているので)


なんだろうこの、仕事レベル以上のハードさは。少し吐き気がする。
そして、DTPデザインの楽しさは、やはり、FLASHや映像の楽しさとは比べ物にならないねぇ。ごまかしが利かないものねぇ。FLASHとPremiereの連携を覚えて、夢中になって時間を浪費していました。

そんなわけで、ひさびさに、Kanaさんがぶっ飛んでいるというお話でした。

 

08/11/8 INDOOR 展 (高円寺)

告知を忘れていたのですが…先週、
高円寺の吉野純粋蜂蜜店のギャラリーにebina tomokoさんの絵が展示してありました。
INDOOR展という東京工芸大学4年デザイン学科の女性4人による展覧会だったのです。
ワタクシ、ラフォーレ原宿で、ebina tomokoさんの絵を見てから、その雰囲気にすっかり虜なのですが(ロリぢゃないよ、色使いだよ。←言い訳)。今回初めて小さな作品を見ることができるので期待に胸を膨らませていったのです。チラ見る


…。
作品のサイズが、壁画ほど大きくないので、逆にものすごく、計算されていて…少しばかり苦しかったです。
「INDOOR」というタイトルの、少女3人の腰から下のスカートと足だけを見せている絵なんて、靴の種類から、肌の白と紅のすべすべ感から、緑で入れる影の怖さから、背景の草の金の絵の具から、スカートの赤まで…。隙がなさ過ぎです。(映画「エコール」のポスターみたいな感じの絵なのですが、「少女」を象徴するイメージでがっちり固められています)
作品は他に2枚ありまして、
台所のテーブルの上にフラフープを持った女の子が座ってるものと…(タイトルを忘れてしまった…)
女の子2人が正面を向いて、2人の髪の毛がふたりの間で絡んでいるものと(同じくタイトルを忘れてしまった…)ありまして

台所の女の子は…「INDOOR」の女の子と同じ服装なのですが、目が怖かったです。タイトルが、「遠足」的な…明るいイメージのはずなのにちっとも楽しくなさそうなのです。コーヒーカップが倒れて、コーヒーがこぼれているところに、なんともいえない不安がありまして。…


…でも、見方を変えると、遠足が楽しみってことを素直に顔に出せていない、年頃の少女の秘めた思いのイメージに見えなくもないような(花で口を隠しているあたりも)…そんなことを考えると、えんえんと立ち尽くしてしまうのです。

女の子2人の絵は、一見同じ顔なんですが、よく見ると表情が違いまして…これは、双子ではなくて、一人の女の子の二面性なのかしらなどと思いました。
どの絵も、どこか「少女性」の怖さがあるのですが、それでも、やっぱり色使いがとても好きで。
たくさんの複雑な色を下地として塗って塗ってその上に、表面の色が置いている手法は、表面の色にやわらかい深みを与えて、とてもよい感じなのです。
女性にしか描けない絵だなと、少女の清らかさと、エロスと、ほのかな暗さと(?)と(by篠原涼子風←小室哲哉が大変なので)そういった、諸々を、きっちりかっちり、組み込んだ絵だなと、そんなことを思ったのであります。

この先、どんな絵を描いてゆくのか、とても気になるお方なのです。


 

08/11/8 城南島

ほぼ、撮影も最終段階に入り、上京したユンユンと時間を合わせて、城南島で行ったのです。出発は朝の6時…到着は朝7時…。とっても寒くて、ほとんど撮影になりませんでしたが、もうすこしでクランクアップです。
行った時、海岸がまだ、立ち入れなくて、断念しかけたのですが、係員さんが目の前で、海岸に通じる門を開けてくれて、神はいると感じました。
本当に寒くて、演技どころではありませんでしたが、ドキュメンタリータッチなのでいいのです(←言い訳)
全体の8割の荒編集が終わりました。最初は見ると眠くなっていたのですが…、ストーリーが出来上がってくると、面白くなってくるから不思議。
大体、自分が好んで、自分で好んで作っているのに、自分で面白くないわけがないのです。
来週はパンフと、予告編(といいつつ、全然別の素材で再構築)と音楽を作ります。どれも、本命です。どれもハンパにしたくない…。
今月末のイベントに間に合うのかしら。…

作ると言うことを思います。
たまたま、今回映像で作りたかったものがあったのです。
だから、今回は映像なのです。
Webも紙も漫画もイラストも写真も、その時表現したい手法を、ぱらぱらと使えたらいいなと思います。今回は一つ幅を広げられたと思います。
でも、どれか一つで、なんてことKanaにはできないんだろうな。
作りたいものがあって、それを表現する適した手法を扱える。そんな、クリエイターになりたいなぁと考えます。

 

08/11/8 城南島

トップページも城南島にしてみました。
写真の下のほうにちっちゃく人が立っていて、それと比べると飛行機が如何に大きくて、低空を飛んでいるかがわかるかと思います。是非ぜひ見てくださいね。

トップページ

 

08/11/8 城南島

夕方の城南島に来ました。羽田の滑走路から延びるライトを点す、レールがカッコイイのです。不自然ですが合成じゃありませんよ^^
明日は、ユンユンをつれて最終撮影なので下見なのです。
城南島は羽田空港の対岸にあって、滑走路から飛び立つ飛行機、また、滑走路に着陸する飛行機が頭の上を飛んでいくのです。
大森駅からバスで30分。本当に最果ての地であります。
面白いのは、このバスが平日だと大田市場の中を通るのです。中々見られない市場を通り抜けるのは実に興味深いです。
普段来ない場所に来るのは、なかなか、写真だと、飛行機が小さく見えますが、頭の上を飛ぶ飛行機は本当に大きいのです。
車がある人にお勧めのデートスポットです。

…なんで、ここを撮影地にしようかと思ったかと申しますと。
…11月1日に紹介した木下美紗都さんのPVに出ていたから、ここ使いたいって思ったっていう、
…そんな オチは、みんな大人だから聞かなかったことにしてくれるよね。ね。

 

08/11/5 特性と技能…

2つの会社で、入社試験の実技試験があったのです…。
一つの会社は10:00〜3:00で、
1、イラストレータで、何かカッコイイTシャツのデザインを考えろ。
2、かばんのデッサンをしろ。
3、デッサンしたかばんを元に新しいかばんのアイディアを考えろ。
4、面接+筆記試験



あえて、言わせてもらおう。
落ちるわけがないと。(面接の部分は除きます)

1、とりあえず、スキャナも、ネットも使えないパソコンで、高度な描画はできないので、…電柱っぽいデザインでTシャツを作りました。ほぼ、四角と丸だけです。あと、山のように電線をかいて、ちょっとテクノっぽい文字入れて。
でも、…ちょーカッコイイですよ☆☆
2.、かばんのデッサンと言われてもねぇ。Kana絵が下手なので、まぁざっと雰囲気だけ。きれいな線が引けないのよね。あたし。
3、新しい、かばんのデザインと言われてもねぇ。ここで求められてるのって、多分、実務とか、知識的な部分じゃないわよね。単にアイディアってことでしょう。だったら突拍子もないほうがいいわね。ビジネスバッグだけど、子供が通塾用に使う、新しくてかわいいデザインに変えましょう。で、中にキャラクターを隠して、蓋を開けると中にいて、蓋を開けっ放しにしても、使えるようにジッパーを点けて、開けた蓋を留めるためのボタンもつけて。

…で、すっごく時間が余って暇になりました。

このレベルの作業して「弊社とは違う」と言われたら悲しいなぁ。データお持ち帰りしたかったですわよ。

次の日行った会社も、簡単な試験やりますって言われて、
15分で最寄り駅から、自宅までの地図をイラストレータで描いてくださいと。

「Googlemap取り込んで、トレースしてもいいですか?」って質問をしたら、怒られました。

……、だって同じ時間内で、ずっと効率よく、複雑な描画が可能なのに。そして、イラレにさっとGooglemapを下地として取り込むスキルを理解して欲しいものでありました。

イラストレータの技術って、ピアノみたいなもので、普段から地図描いているので、テキトーに体が動きます。キーボードの配置がMacとwindowsで全然違うので戸惑いますが、(ショートカットの時3つとかのキーを一緒に押す時に間違えるのです)、何も考えずとも、手が勝手に頭で思った地図を描いていくのです。コレは、ドンキで仕事しててほんとに良かったって思う瞬間ね。
ただ、地図って、頭の中で地図を思い描ける人じゃないと、難しいと思うのです。そういう意味では、不公平かと思ったりもします。

とりあえず、 15分で自宅までの矢印入り、信号機の場所入り簡易地図をさらっと描いて見せましたわ。

コレで落とされたら怒りますよ。

…そのときはよっぽど、面接がダメなんだねKanaさん。というツッコミは耳をふさがずに聞くことにします。

 

08/11/2 perfume night vol.3

パフュームナイトvol.3というイベントがありまして行って参りましたよ!!
パフュームナイトと言っても、パフュームが出るわけではなくて、パフュームの武道館ライブの前夜祭的に、みんなで、エレクトロ系の音楽で盛り上がろうと言う、そんなDJイベント!!

ひさびさに、CutiePaiを見に行きました。ゲスト出演でライブを行うのです。
まゆちゃん、チッチの2人になってしまったけれども、その都度サポートを入れて頑張っているようです!!

そんなわけで、彼女たちの歌ったのは、基本中の基本で、ミュージックランデブーとイエスノウ。ちっちゃな翼。…夜中1時の青山の会場にたどり着くことができずに、最初に何を歌ったのか見ることができなかったのが残念。くくぅ。
まゆちゃんは、ニューアイテムの王冠をかぶって、とってもクールでキュートでありました。
会場の熱気とステキな歌声。アイドルのオーラがあります。
久々に初心に帰ってトキメキました。

イベントは、ひたすら、いろいろなDJがエレクトロ系の曲を色々MIXしておりました。この手の音楽は、DJがいじるにはとても容易いと思うのです。繰り返しだし、つなぎも楽だし、ダンスっぽいし。…
…それでも、人によって、上手い下手の違いが出るのですね。自分が乗りやすい流れのDJ、違和感を感じるDJ、シンプルゆえに、逆にその差がはっきり出てくるのだなと、気付かされました。
明け方最後の2時間はずっとメイン会場にいたのですが、いじっている曲がパフュームにとどまらず、MEGやcapsule、アニソンからカエラちゃんまで、(さりげなく、古いCutiePaiの曲まで)幅広く、やっていただけたのが、非常に良かった。VJのレベルも高くて、このイベントはまた行かなくては、と思ったのでありました。

CutiePaiのライブが見たいけど…。次はいつ行けるのかしら><

CutiePai
http://www.cutiepai.net/

 

08/11/1 木下美紗都

今年Kanaが知ってしまった、すばらしい女性シンガーであります。
お友達に、youtubeの映像を見せられて、はまってしまいました。

その映像を見た帰りに、タワレコでCDを購入。
歌詞がすばらしい、音も、そして何より歌声が魅力的。
淡々と歌う、平坦な歌声の奥にある力の強さ。
この手の歌って…「どこかで聞いたことがる気がする」ってものが多いのですが、彼女の曲は、どこかに、さまざまな雰囲気を持ちつつも、何のマネもないただただ、彼女だけのものな気がいたします。
そして、CDのジャケットデザインが(というか中の写真が)本当に繊細で、さらにCDのタイトルが「海 東京 さよなら」ってところが、全体のイメージにぴったりで…。


そんなわけで、早速ライブに行ってきました。
彼女がメインのアクターではありませんでしたが、それでも5曲歌っていただきました。
いすに座り、ギターの弾き語りをする彼女。
シンプルなのになんて深い情景の表現。
この、けだるい軽さは、東京生まれ東京育ちだから出せる業なのでしょうか。
いろいろな意味にとれる、難解な歌詞も魅力的です。
間違いなく、今年一番のみっけものでした。
次のライブも必ず行きたいと思わされる、そんな期待を裏切らない本物のシンガーソングライターでした。

木下美紗都
http://www.faderbyheadz.com/


 

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